30日の米株式市場の概況、NYダウ小幅続伸 パウエル議長発言受けた売りこなす

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 30日の米株式市場では、NYダウが前週末比17.15ドル高の4万2330.15ドルと小幅に3日続伸した。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が今後の利下げに関し、急ぐ必要はないとの考えを示したことを受け、下げに転じる場面があった。ただ米景気が底堅く推移することへの期待は継続。四半期末のドレッシング買いとみられる動きもあって持ち直し、連日で過去最高値を更新した。

 ホーム・デポ<HD>やシェブロン<CVX>、ウォルマート<WMT>がしっかり。CVSヘルス<CVS>やAT&T<T>が堅調だった。半面、ゼネラル・モーターズ<GM>とフォード・モーター<F>が冴えない展開。バクスター・インターナショナル<BAX>が売られ、ステランティス<STLA>が急落した。

 ナスダック総合株価指数は69.580ポイント高の1万8189.170と反発した。アップル<AAPL>とアルファベット<GOOG>が上伸。メタプラットフォームズ<META>やテスラ<TSLA>が株価水準を切り上げ、ラピッド7<RPD>とブラックライン<BL>が大幅高となった。一方、アマゾン・ドット・コム<AMZN>が軟調推移。エコスター<SATS>が下値を探った。

出所:MINKABU PRESS

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