東京株式(前引け)=前日比39円高、買い一巡後は伸び悩む

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市況

 27日前引けの日経平均株価は前日比39円02銭高の3万8964円65銭。前場のプライム市場の売買高概算は9億3451万株、売買代金概算は2兆3420億円。値上がり銘柄数は474、値下がり銘柄数は1099、変わらずは27銘柄だった。

 日経平均株価は、買い一巡後は利益確定売りが膨らみ伸び悩む展開。前日の米株式市場で、NYダウは260ドル高と反発した。米国株が上昇した流れを受け、東京株式市場も値を上げスタートし3万9000円台を回復。午前10時20分過ぎに前日比370円超高の3万9297円まで上昇したが、1ドル=145円50銭近辺で推移していた為替が円高方向に振れると日経平均株価も伸び悩み3万9000円を割り込んだ。今日は9月末の配当権利落ち日で、日経平均株価を260円程度下押している。また、午後1時からは自民党総裁選の投開票が始まることから様子見姿勢も強まっている。

 個別銘柄では、レーザーテック<6920.T>や東京エレクトロン<8035.T>、ディスコ<6146.T>が高く、三菱重工業<7011.T>や川崎重工業<7012.T>がしっかり。ダイキン工業<6367.T>やSMC<6273.T>が値を上げた。半面、ソフトバンクグループ<9984.T>やファーストリテイリング<9983.T>が安く、トヨタ自動車<7203.T>や三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が値を下げた。

出所:MINKABU PRESS

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