東京株式(前引け)=続伸、買い一巡後は伸び悩む

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市況

 24日前引けの日経平均株価は前営業日比251円07銭高の3万7974円98銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は8億7016万株、売買代金概算は2兆1728億円。値上がり銘柄数は939、対して値下がり銘柄数は646、変わらずは58銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は朝方は半導体関連などを中心に大きく買いが先行したが、その後は目先筋の利益確定売りなどが表面化し伸び悩む展開となった。日経平均は3万8000円台を寄り付きで回復したものの前引け時点では3万7900円台まで押し戻されている。売買代金は2兆円台をキープしたとはいえ盛り上がりを欠き、値上がり銘柄数は全体の57%を占めるにとどまっている。

 個別では三菱重工業<7011.T>が高く、IHI<7013.T>も物色人気。日立製作所<6501.T>も上昇。ソフトバンクグループ<9984.T>も高い。アクシージア<4936.T>が値上がり率トップ、日本製鋼所<5631.T>、フィックスターズ<3687.T>も大幅高。半面、売買代金トップのレーザーテック<6920.T>が朝高後に軟化、ディスコ<6146.T>も安い。第一三共<4568.T>も売られた。島精機製作所<6222.T>が急落、神戸物産<3038.T>なども下落した。

出所:MINKABU PRESS

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