東京株式(前引け)=前日比326円安、朝高後はマイナス圏に転じる

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市況

 13日前引けの日経平均株価は前日比326円17銭安の3万6507円10銭。前場のプライム市場の売買高概算は10億2716万株、売買代金概算は2兆5229億円。値上がり銘柄数は377、値下がり銘柄数は1206、変わらずは60銘柄だった。

 日経平均株価は反落。前日のNYダウが235ドル高と続伸したことが好感され、日経平均株価は小幅に上昇してスタートした。ただ、上値は重く、為替相場の円高が警戒されマイナス圏に転じた。日経平均株価は売り一巡後、やや値を戻す場面があったが前引けにかけ売り直された。為替が1ドル=140円台後半に一段と円高が進行したことが嫌気された。自動車株などが軟調だが、半導体などハイテク株は底堅く推移している。株価指数先物・オプション9月物のSQ(特別清算指数)値は、3万6906円92銭だったとみられている。

 個別銘柄では、ファーストリテイリング<9983.T>やソフトバンクグループ<9984.T>が安く、トヨタ自動車<7203.T>やホンダ<7267.T>、デンソー<6902.T>が軟調。ソニーグループ<6758.T>や信越化学工業<4063.T>、さくらインターネット<3778.T>が値を下げた。半面、レーザーテック<6920.T>やディスコ<6146.T>、ソシオネクスト<6526.T>が高く、三菱重工業<7011.T>や第一三共<4568.T>がしっかり。

出所:MINKABU PRESS

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