午前:債券サマリー 先物は続落、米金利上昇が影響

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市況

 2日の債券市場で、先物中心限月9月限は続落。8月30日に発表された7月の米個人消費支出(PCE)物価指数を受け、同日の米長期金利が上昇したことが影響した。

 7月の米PCE物価指数でインフレの落ち着きと消費の底堅さが示されたことから、前週末の米市場では米連邦準備理事会(FRB)が9月の会合で大幅に利下げするとの観測が後退。米長期債相場が5日続落(金利は上昇)した流れが東京市場に波及し、債券先物は寄り付き直後に一時144円51銭まで軟化した。その後は下げ渋る動きとなったものの、日経平均株価の上昇が重荷となり戻りは鈍かった。

 午前11時の先物9月限の終値は、前週末比13銭安の144円59銭となった。一方、現物債市場で新発10年債の取引はまだ成立していない。

出所:MINKABU PRESS

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