東京株式(前引け)=急反発、欧米株高を引き継ぎ再び上値指向

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市況

 20日前引けの日経平均株価は前営業日比627円25銭高の3万8015円87銭と急反発。前場のプライム市場の売買高概算は8億7221万株、売買代金概算は1兆9318億円。値上がり銘柄数は1443、対して値下がり銘柄数は185、変わらずは18銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は主力株をはじめ広範囲に買い戻される展開となり、日経平均は前引け時点で600円を超える上昇となり、フシ目の3万8000円台を回復した。前日の欧米株市場が全面高に買われており、その流れが波及している。米株市場ではナスダック総合株価指数が8連騰と戻り足を鮮明としており、東京市場でも投資家のセンチメント改善につながっている。外国為替市場ではドル・円相場が1ドル=146円台半ばの推移となっており、全体相場へ与える影響は限定的。値上がり銘柄数は1400を上回り、全体の88%を占めている。

 個別では売買代金トップのレーザーテック<6920.T>が高く、東京エレクトロン<8035.T>も上昇した。ソフトバンクグループ<9984.T>が堅調、ファーストリテイリング<9983.T>も買いを集めた。さくらインターネット<3778.T>はストップ高に買われる人気となっている。あい ホールディングス<3076.T>、M&A総研ホールディングス<9552.T>も急騰した。半面、セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>、セブン銀行<8410.T>がともに利食われ、日立製作所<6501.T>も冴えない。味の素<2802.T>も売りに押された。ペプチドリーム<4587.T>、ラウンドワン<4680.T>なども安い。

出所:MINKABU PRESS

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