米外為市場サマリー:一時146円70銭台に下げ渋るもドル買い続かず

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為替

 19日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=146円59銭前後と前週末に比べて1円05銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=162円50銭前後と同30銭程度のユーロ安・円高だった。

 この日の東京市場でドル円相場は一時145円19銭まで急落したが、海外市場では下げ渋る動きとなった。ただ、今週は21日に7月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表されるほか、23日にはカンザスシティー連銀が主催する年次シンポジウム「ジャクソンホール会合」で米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が講演を行う予定で、模様眺めムードが広がりやすいなか戻りは限定的。欧米株式相場の上昇を手掛かりに146円71銭まで値を戻す場面もあったが、この日に民間調査機関のコンファレンスボードが発表した7月の米景気先行指数が市場予想を下回ったことなどが重荷となりドル買いは続かなかった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1085ドル前後と前週末に比べて0.0060ドル弱のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS

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