伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」　(8月13日記）

　日経平均株価は、最近の反発調が急落後の一時的な反動高に過ぎないなら、8月7日の高値3万5849円が反発調の終点となって、現在がすでに下降の流れへ入っていると考えられます。

　本日は、寄り付き後の価格が上昇しても3万5849円を超えられずに上値を抑えられて下降を開始する公算です。

　目先の価格が3万5849円を超えられずに下げて8日の安値3万4207円を割れると、弱気の流れを確認して、その後、下げが勢いづくと考えられます。

　3万5849円以上の上げ余地が十分にある場合でも、積極的な上昇は、明日以降になると考えられます。

　本日は、価格が上昇しても3万5849円以上の地点で上値を抑えられる動きになる公算です。

情報提供：パワートレンド＝伊藤智洋のPower Trend


【伊藤智洋　プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。2月10日発売！最新刊「高速取引・AI・アルゴのやっかいな値動きに負けない　弱者でも勝ち続ける『株』投資術」、「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。

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