住江織、前期経常を6%上方修正

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決算

 住江織物 <3501> [東証P] が6月28日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年5月期の連結経常利益を従来予想の34億円→36億円(前の期は15.7億円)に5.9%上方修正し、増益率が2.2倍→2.3倍に拡大する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の16億円→8億円(前の期は3.2億円)に50.0%下方修正し、増益率が5.0倍→2.5倍に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した12-5月期(下期)の連結経常利益も従来予想の17億円→19億円(前年同期は14.2億円)に11.7%増額し、増益率が19.6%増→33.6%増に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 売上高は、主力事業である自動車・車両内装事業において、コロナ禍で落ち込んでいた鉄道・バス向け内装材需要の回復が想定を上回ったことと為替が寄与した他、インテリア事業におけるスペース デザイン ビジネスが堅調に推移したことなどから、2024年1月11日に公表しました通期連結業績予想を上回る見込みとなりました。利益面では、車両関連での増収に加え、自動車関連においては、エネルギー価格高騰や為替変動に対する適正な価格転嫁対応などが奏功し、営業利益と経常利益ともに前回公表値を上回る見込みです。親会社株主に帰属する当期純利益は、特別損失を計上することなどから、前回公表値を下回る見込みとなりました。なお、2024年5月期の期末配当予想については、1株当たり35円の従来予想から変更はありません。※ 上記の予想は、本資料の発表時現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績などは、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。

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