東京株式(前引け)=前日比386円高、大手銀行株など買われる

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市況

 28日前引けの日経平均株価は前日比386円37銭高の3万9727円91銭。前場のプライム市場の売買高概算は8億746万株、売買代金概算は1兆9564億円。値上がり銘柄数は648、値下がり銘柄数は942、変わらずは55銘柄だった。

 日経平均株価は反発。前日の米株式市場では、NYダウやナスダック指数が上昇した。これを受け、東京市場は買い先行となり日経平均株価は一時440円あまり上昇した。大手銀行株が商いを膨らませて値を上げるなど、生損保や証券など金融株が値を上げた。自動車や海運株が買われ、半導体関連株は反発した。TOPIXは3カ月ぶりに年初来高値を更新して推移している。為替は一時1ドル=161円台に乗せ円安が進行している。

 個別銘柄では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>や三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>が高く、東京海上ホールディングス<8766.T>や野村ホールディングス<8604.T>が値を上げた。レーザーテック<6920.T>やディスコ<6146.T>が買われ、トヨタ自動車<7203.T>や三菱重工業<7011.T>、川崎汽船<9107.T>がしっかり。半面、楽天グループ<4755.T>や東京電力ホールディングス<9501.T>、任天堂<7974.T>が安く、資生堂<4911.T>やアシックス<7936.T>が軟調だった。

出所:MINKABU PRESS

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