午前:債券サマリー 先物は大幅続伸、米債券高が支援 長期金利0.945%に低下

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市況

 14日の債券市場で、先物中心限月9月限は大幅続伸した。前日の米国市場で長期債価格が上昇(金利が低下)した流れを引き継いだ。もっとも日銀の金融政策決定会合の結果発表を控えており、買い一巡後は持ち高調整目的の売りが出て伸び悩んだ。

 米国市場では5月の生産者物価指数が市場予想を下回る結果となり、米連邦準備制度理事会(FRB)による早期の利下げ観測が広がった。米財務省が実施した30年物国債入札が堅調な結果となったことも債券選好の流れを強め。米長期金利は4.24%に低下した。円債市場では米国での債券買いの流れが波及した。

 先物9月限は前営業日比25銭高の143円71銭で午前の取引を終えた。新発10年債利回りは同0.020%低い0.945%に低下した。

出所:MINKABU PRESS

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