東京株式(前引け)=前日比42円安、方向感に欠ける値動きに

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市況

 7日前引けの日経平均株価は前日比42円47銭安の3万8661円04銭。前場のプライム市場の売買高概算は6億5973万株、売買代金概算は1兆7824億円。値上がり銘柄数は948、値下がり銘柄数は620、変わらずは79銘柄だった。

 日経平均株価は小幅反落。前日の米株式市場は、エヌビディア<NVDA>など半導体関連株が軟調でナスダック指数は4日ぶりに下落した。これを受け、東京市場も日経平均株価は値を下げてスタートしたが下値には買いが入り一時プラス圏に上昇した。しかし、上値は重く再びマイナス圏に転じ、前日比で140円超安まで売られる場面があったが、その後は下げ渋った。今晩は米5月雇用統計の発表が予定されており、売買を手控える動きも出るなか、方向感に欠ける展開となっている。

 個別銘柄では、東京エレクトロン<8035.T>やアドバンテスト<6857.T>、ディスコ<6146.T>が安く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>やトヨタ自動車<7203.T>、ソニーグループ<6758.T>が軟調。塩野義製薬<4507.T>が急落した。半面、レーザーテック<6920.T>が9日ぶりに上昇し、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>や信越化学工業<4063.T>、日本郵船<9101.T>がしっかり。

出所:MINKABU PRESS

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