東京株式(前引け)=前日比454円安、NYダウ大幅安に警戒感

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市況

 24日前引けの日経平均株価は前日比454円07銭安の3万8649円15銭。前場のプライム市場の売買高概算は7億3499万株、売買代金概算は2兆1251億円。値上がり銘柄数は606、値下がり銘柄数は961、変わらずは82銘柄だった。

 日経平均株価は急反落。前日のNYダウが605ドル安と今年最大の下げ幅を記録したことを嫌気する売りが膨らんだ。5月の米国の購買担当者景気指数(PMI)が市場予想を上回る内容となり、米国の早期利下げ期待が後退した。ハイテク株比率の高いナスダック指数も下落した。これを受け、日経平均株価は売り先行となり、一時700円を超える下落となる場面があった。前日急伸した半導体関連株に利益確定売りが膨らんだほか、商社や不動産株などが安い。

 個別銘柄では、レーザーテック<6920.T>やアドバンテスト<6857.T>、東京エレクトロン<8035.T>が安く、TOWA<6315.T>やソフトバンクグループ<9984.T>が値を下げた。ファーストリテイリング<9983.T>が安く、三菱商事<8058.T>や三井物産<8031.T>が軟調。三菱地所<8802.T>が下落した。半面、ルネサスエレクトロニクス<6723.T>が高く、日立製作所<6501.T>や三菱電機<6503.T>が堅調。資生堂<4911.T>が値を上げた。

出所:MINKABU PRESS

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