東京株式(前引け)=前日比138円安、朝安後は下げ渋る展開に

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市況

 17日前引けの日経平均株価は前日比138円18銭安の3万8782円08銭。前場のプライム市場の売買高概算は9億2955万株、売買代金概算は2兆446億円。値上がり銘柄数は1003、値下がり銘柄数は596、変わらずは51銘柄だった。

 日経平均株価は、朝安後に下げ渋る展開。前日の米市場ではNYダウが下落したほか、半導体株などが値を下げ、ナスダック指数も下落した。引け後の決算発表を受け、アプライド・マテリアルズ<AMAT>の株価も時間外取引で値を下げたことも警戒された。このなか、日経平均株価は軟調なスタートとなり、下げ幅は一時380円を超えた。前日に急伸した反動もあり売り優勢の展開となったが、売り一巡後は下値に買いが入り下げ渋った。銀行株や自動車株などが高い。

 個別銘柄では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>や三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>が値を上げ、レーザーテック<6920.T>やディスコ<6146.T>が高い。トヨタ自動車<7203.T>やホンダ<7267.T>もしっかり。東京電力ホールディングス<9501.T>や住石ホールディングス<1514.T>、日本製鋼所<5631.T>が買われた。半面、東京エレクトロン<8035.T>やソシオネクスト<6526.T>が安く、任天堂<7974.T>やキーエンス<6861.T>が軟調。ソフトバンクグループ<9984.T>やファーストリテイリング<9983.T>が値を下げた。

出所:MINKABU PRESS

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