午後:債券サマリー 先物は反落、リスクオン地合いで売り優勢
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27日の債券市場で、先物中心限月12月限は反落。日経平均株価が大幅高となるなどリスクオンの地合いとなったことで、安全資産とされる債券には売りが出やすかった。 米アンソロピックが26日に新規株式公開(IPO)に向けた目論見書を公開したことを受け、人工知能(AI)関連企業の資金調達懸念が和らぎ、同日の米主要株価指数が上昇したことから投資家心理が改善。債券先物は前日まで続伸していた反動もあり、朝方には126円41銭まで軟化する場面があった。ただ、今週は27~28日に米連邦公開市場委員会(FOMC)、28~29日に欧州中央銀行(ECB)理事会、29~30日に日銀金融政策決定会合が開かれることから一方向には持ち高を傾けにくく、売り一巡後は下げ渋り。米原油先物相場の上昇が一服したことで、原油高を通じた国内物価の上振れへの警戒感が後退したことも下支えとなった。とはいえ、日経平均株価が大幅上昇し、投資家が運用リスクをとる姿勢を強めたことが円債に影響。この日に実施された流動性供給入札(対象:残存期間11年超39年未満)は、応札倍率が3.98倍と前回(8月14日)の3.55倍を上回ったが、相場を押し上げる材料には至らなかった。 先物12月限の終値は、前日比7銭安の126円61銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時の時点で前日に比べて0.005%高い2.785%で推移している。 出所:MINKABU PRESS