株価指数先物【寄り前】 -2σと-1σとのレンジ内での短期売買

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先物

大阪12月限ナイトセッション
日経225先物 62640 -270 (-0.42%)
TOPIX先物 3970.0 ±0.0 (±0.00%)
シカゴ日経平均先物 62640 -270
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

 23日の米国市場はNYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が下落。WTI原油先物が中東情勢の緊迫化を背景に1バレル=103.27ドルと約6カ月ぶりの高値水準に上昇したほか、米10年債利回りが4.99%台に上昇したことが重荷になった。前日に大きく売られた人工知能(AI)関連銘柄は持ち直したものの、一般消費財や金融株が売られたことで、NYダウを押し下げた。

 NYダウ構成銘柄ではシェブロン、シスコシステムズ、ハネウェル・インターナショナル、マイクロソフト、IBMが買われた。半面、アメリカン・エキスプレス、コカ・コーラ、ナイキ、シャーウィン・ウィリアムズ、キャタピラーが軟調。NYダウ構成銘柄ではないが、インテグリス、マイクロン・テクノロジー、マーベル・テクノロジーなどが買われ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は反発した。

 シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は、大阪比270円安の6万2640円だった。23日取引終了後の日経225先物(12月限)のナイトセッションは、日中比310円安の6万2600円で始まった。寄り付き後に6万2890円まで下げ渋る動きをみせたが、プラス圏は回復できず、中盤にかけてはショート優勢のなかで6万2090円まで下落幅を広げた。ただ、米国市場の取引開始後には6万2860円まで下げ幅を縮め、終盤にかけては6万2500円~6万2700円辺りで保ち合いを継続。日中比270円安の6万2640円でナイトセッションの取引を終えた。

 日経225先物はシカゴ日経平均先物の清算値にサヤ寄せする形で、売りが先行することになりそうだ。ただ、米国市場では半導体やAI関連株に下げ渋る動きがみられたことで、指数インパクトの大きいアドバンテスト<6857>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]、キオクシアホールディングス<285A>[東証P]、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]などに自律反発狙いの買いが入るかが注目される。

 日経225先物は前週末の下げで一時6万1630円まで売られ、ボリンジャーバンドの-2σ(6万1650円)を割り込み、200日移動平均線(6万1390円)に接近する場面もみられた。9月の調整局面では-2σ水準での攻防を経て、リバウンドに入っていた。週足では-2σ(6万1800円)を一時下回ったものの、その後の切り返しで同バンドを回復し、-1σ(6万3810円)までのゾーンに戻している。積極的なロングは期待しにくいが、短期的には自律反発狙いの買いが入る可能性はあろう。

 ただ、今週は日米の金融政策決定と主要ハイテク企業の決算発表、原油相場や金利動向をにらみ、値動きの荒い展開が見込まれる。積極的にポジションを傾ける動きは限られ、短期売買を中心にこれらのイベントを消化していくことになりそうだ。こうしたなか、日足の-2σと-1σの水準を意識し、オプション権利行使価格の6万1500円から6万4000円辺りのレンジを想定する。

 23日の米VIX指数は19.45(22日は19.03)に上昇した。一時20.66まで切り上げる場面もみられたが、終値では心理的な節目となる20.00を下回っている。ただし、200日線(18.24)が支持線として意識されるようだと、投資家のリスク回避姿勢が強まる可能性はありそうだ。

 23日のNT倍率は先物中心限月で15.84倍(22日は15.74倍)に上昇した。引き続き半導体やAI関連株の変動に振らされやすい状況のなかで、一時15.56倍まで低下し、9月15日につけた直近安値(15.56倍)に並んだことで、その後はNTショートの巻き戻しを誘ったようだ。200日線(15.84倍)や-1σ(15.85倍)が抵抗線として意識されるかを見極めることになろう。

株探ニュース

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