午後:債券サマリー 先物は続落、時間外の米金利上昇が影響
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7日の債券市場で、先物中心限月12月限は続落。前日に欧米の国債利回りが低下した流れを引き継ぐ形で始まったものの、時間外取引で米長期金利が上昇すると売りが優勢となった。 フランスの極右政党・国民連合(RN)のマリーヌ・ルペン氏が6日に財政構想を公表し、財政赤字の国内総生産(GDP)比率を低下させていく考えを示したことからフランスの長期金利が低下。これを受けてドイツ連邦債10年物の利回りや米長期金利が低下し、この流れが東京市場に波及した。ただ、時間外取引で米長期金利が5.3%台に上昇したことが重荷となり、債券先物は午前9時50分ごろに124円39銭をつけたあとは軟化。また、時間外取引で米原油先物が強含みとなったことで、原油高を通じた国内物価の上振れリスクが意識された面もあった。午後に入ると日銀の国債買いオペで「残存期間10年超25年以下」の応札倍率が3.93倍(前回は3.80倍)と売り意欲が示されたことが影響。高市早苗首相は7日の衆院本会議で「金利などが想定と違う動きした場合は、施策の再構築や歳出・歳入の見直しを検討する」と述べたが相場の反応は限定的で、債券先物はこの日の安値で取引を終えた。 先物12月限の終値は、前日比13銭安の124円12銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時の時点で前日に比べて0.010%高い3.105%で推移している。 出所:MINKABU PRESS