話題株ピックアップ【夕刊】(2):ニッパツ、レゾナック、サンマルク

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■ニッパツ <5991>  3,388円   +85 円 (+2.6%)  本日終値
 ニッパツ<5991>は3日続伸。17日の取引終了後、HDD(ハードディスクドライブ)用サスペンションの生産能力を増強するために約50億円を追加投資すると発表しており、好感した買いが入った。AI関連用途やデータセンター向けを中心とする足もとの需要増加に対応。製造ラインを増設し、来年から順次稼働する。なお、今回の投資は同社が7月16日に開示した総額350億円を投じタイ拠点の生産能力を強化する計画には含まれていない。

■レゾナック <4004>  13,895円   +335 円 (+2.5%)  本日終値
 レゾナック・ホールディングス<4004>が高い。同社はきょう、ハードテック領域に特化した米ベンチャーキャピタルのマター・ベンチャー・パートナーズ(マターVP)に、子会社を通じて出資したと発表。今後の展開などが期待されているようだ。マターVPは、次世代半導体・ロボティクス・AIインフラ・量子コンピューティングといった分野において、アーリーステージのスタートアップに投資を行うファンド。レゾナックは出資を通じて米国での共創型イノベーション活動を更に加速させるとしている。

■サンマルク <3395>  2,535円   +59 円 (+2.4%)  本日終値
 サンマルクホールディングス<3395>が3日ぶり反発。同社は17日の取引終了後、うどん専門店「つるとんたん」の事業を買収すると発表。収益貢献を期待した買いが入った。カトープレジャーグループ(東京都港区)が運営する同事業に関する資産、契約、その他権利義務を、サンマルクが新設する子会社に吸収分割の方法で承継する。買収額は128億円の予定で、効力発生日は12月1日を計画。27年3月期業績に与える影響は精査中としている。同事業は「麺匠の心つくし つるとんたん」などを中心に、うどん専門業態を国内で直営13店舗、海外ではフランチャイズで2店舗展開。サンマルクは国内主要都市圏での計画的な出店による規模の拡大や、アセアンを含む海外への展開などを想定する。

■日本精機 <7287>  2,813円   +49 円 (+1.8%)  本日終値
 日本精機<7287>は7日続伸。17日取引終了後、361万株(自己株式を除く発行済み株数の6.27%)を上限に18日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で自社株を取得すると発表した。これが好感された。買い付け価格は17日終値の2764円。東証の自己株式立会外買付取引情報によると、日精機は予定通り361万株を取得した。

■水戸証券 <8622>  937円   +15 円 (+1.6%)  本日終値
 水戸証券<8622>が5日ぶりに反発。17日の取引終了後に、未定としていた27年3月期の中間配当予想を前年同期比5円増の20円にすると発表したことが好感された。なお、期末配当(前年同期28円)予想は引き続き未定としている。

■テラスカイ <3915>  2,329円   +36 円 (+1.6%)  本日終値
 テラスカイ<3915>は続伸。きょう午後1時ごろ、企業のSalesforce開発を支援するAI駆動開発プラットフォーム「BLADE SAYA(ブレードサヤ)」を11月から提供開始すると発表した。専用のプロンプトが組み込まれたエージェントによってSalesforce特有の制限や推奨アーキテクチャに準拠した高品質なドキュメントを即座に生成し、設計・テスト・保守運用に至る各プロセスの品質を担保することで開発力を強化するという。これが材料視されたようだ。

■東洋証券 <8614>  708円   +3 円 (+0.4%)  本日終値
 東洋証券<8614>が堅調な動き。17日の取引終了後に、保有する投資有価証券の一部を売却したのに伴い、27年3月期第2四半期に投資有価証券売却益11億9900万円を特別利益として計上すると発表したことが好材料視された。なお、同社は業績予想の開示は行っていない。

■中部鋼鈑 <5461>  2,138円   -79 円 (-3.6%)  本日終値
 中部鋼鈑<5461>が反落。17日の取引終了後に、27年3月期の連結業績予想について、売上高を696億円から687億円(前期比34.4%増)へ、営業利益を12億円から3億円(同67.5%減)へ、純利益を9億円から3億円(同76.5%減)へ下方修正したことが嫌気された。主要製品である厚板の販売数量は概ね想定通りに推移しているものの、価格改定の浸透に時間を要していることから販売価格が想定を下回っていることが要因としている。

■三菱UFJ <8306>  3,620円   -32 円 (-0.9%)  本日終値
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>といったメガバンクが安い。日本銀行は金融政策決定会合で追加利上げを決定した。政策金利は1.0%程度から1.25%程度に引き上げる。市場では、0.25%の追加利上げはほぼ確実視されていたことから利益確定売りが膨らんだ。また、ハト派とみられている日銀政策委員の浅田統一郎氏と佐藤綾野氏による「反対」の2票が入れられたことで、今後の利上げ姿勢が慎重となるとの思惑も呼んでいる様子だ。

■日本抵抗器製作所 <6977>  1,575円   +300 円 (+23.5%) ストップ高   本日終値
 日本抵抗器製作所<6977>がストップ高。フェローテック<6890>が17日の取引終了後に、同社の完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表しており、TOB価格1901円にサヤ寄せする格好となった。完全子会社化により資本・利害関係を一致させることで、研究開発、海外拠点、工場のオペレーション改善、人材・経営基盤への投資生産体制の見直しなどを行い、海外販売網を活用した対象者製品の販売拡大や生産拠点の効率化による大量生産体制への対応などのシナジーを目指すという。買い付け予定数は123万7203株(下限61万8700株・上限設定なし)で、買付期間は9月18日から11月5日まで。TOB成立後、抵抗器株は所定の手続きを経て上場廃止となる予定で、この発表を受けて東京証券取引所は同社株を9月17日付で監理銘柄(確認中)に指定している。なお、抵抗器は今回のTOBに対して賛同の意見を表明し、株主に応募を推奨している。

株探ニュース

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