前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

投稿:

材料

■WHDC <3823>  53円 (+21円、+65.6%)

 THE WHY HOW DO COMPANY <3823> [東証S]が続急騰。14日取引終了後、第1四半期(5-7月)連結決算において、「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載を解消したと発表した。これが買い手掛かりとなったようだ。なお、第1四半期の売上高は16億7400万円、営業損益は9100万円の黒字だった。

■ビーエイブル <604A>  1,565円 (+300円、+23.7%) ストップ高

 ビーエイブル <604A> [東証S]がストップ高。14日取引終了後、27年7月期単独業績予想について売上高を118億4900万円(前期比19.6%増)、営業利益を14億1800万円(同40.5%増)と発表した。売上高、営業利益とも前期に続き過去最高を更新する見通し。配当予想は20円(前期同額)とした。これを好感した買いが膨らんだ。同時に発表した26年7月期決算は、売上高が99億800万円(前の期比10.3%増)、営業利益が10億900万円(同50.4%増)だった。福島第一原子力発電所向け廃炉関連工事を中心に受注や工事進捗が堅調だった。

■ブレインズ <4075>  1,343円 (+188円、+16.3%) 一時ストップ高

 ブレインズテクノロジー <4075> [東証G]が急反騰、一時ストップ高となった。企業を対象にAIを実装するソフトウェア事業(エンタープライズAIソフトウェア事業)を手掛けるが、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)投資需要を囲い込み、足もとの業績は好調な推移をみせている。26年7月期は営業利益段階で前の期比5割増となる2億5000万円と大幅な伸びを示した。トヨタグループとの関係も厚く、業容拡大路線をまい進中。8月下旬には、製造現場向け「フィジカルAI現場実装・ロボット導入支援サービス」の提供を開始するなど同分野での展開力に期待がかかっている。

■アスア <246A>  1,077円 (+150円、+16.2%) ストップ高

 アスア <246A> [東証G]がストップ高。同社は14日の取引終了後、年間株主優待額について、これまでの2000万円から4000万円に増額修正したと発表。これを手掛かり視した買いが入った。同社は株主優待制度に関し、2000万円を下限とする業績連動方式に変更すると公表していたが、株主還元方針との整合性を再確認し、見直しが必要と判断した。27年6月期の年間配当予想は従来の7円から無配に修正。当面は優待による還元を優先し、総合的な還元の充実を図る。株主優待額の増額に伴い、今期の営業・経常・最終利益予想をそれぞれ2000万円ずつ減額し、最終利益は減益となる見通し。売上高予想は据え置いた。優待増額に伴う費用増加を反映した修正であり、事業環境の変化や事業計画の見直しによるものではないとしている。

■かどや製油 <2612>  2,800円 (+381円、+15.8%)

 かどや製油 <2612> [東証S]が続急騰。インテグラル <5842> [東証G]が14日の取引終了後、かどや製油に対し非公開化を目的としてTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。TOB価格は1株2514円。かどや製油の株価はこのTOB価格を上回る推移をみせた。買付予定数の下限は1384万7100株で、上限は設定しない。買付期間は9月15日から10月30日。TOBが成立した場合、所定の手続きを経てかどや製油は上場廃止となる見通し。かどや製油はTOBに賛同の意見を表明している。かどや製油を巡っては、今月1日に一部で非公開化に関する報道があり、思惑買いにより株価水準が切り上がっていた。東京証券取引所は14日付でかどや製油を監理銘柄(確認中)に指定した。

■レオパレス <8848>  791円 (+100円、+14.5%) ストップ高

 東証プライムの上昇率2位。レオパレス21 <8848> [東証P]がストップ高。光通信 <9435> [東証P]は14日の取引終了後、MBKパートナーズ関連及びNECキャピタルソリューション関連の投資ファンドとともに、レオパレスに対するTOBを実施すると発表。TOB価格の1株1000円にサヤ寄せする動きを見せた。買付予定数の下限は1億5871万6000株(所有割合48.56%)で、上限は設定しない。買付期間は9月15日から10月30日まで。レオパレスは賛同の意見を表明し、株主に応募を推奨している。TOBが成立した場合、レオパレスは所定の手続きを経て上場廃止となる見込み。東京証券取引所はレオパレス株式を14日付で監理銘柄(確認中)に指定した。光通信はレオパレスが管理する物件約54万戸の入居者に対し、ガスやインターネットサービスといった光通信グループ商材や付帯サービスの提供を進める。 TOBによりレオパレスを完全子会社とする公開買付者に対する議決権割合は、光通信が34.0%、MBKパートナーズ関連ファンドが33.0%、NECキャピタルソリューション関連ファンドが33.0%になる見通し。

■トリプラ <5136>  2,290円 (+277円、+13.8%)

 tripla <5136> [東証G]が急反騰。同社はホテルや旅館など宿泊施設向けにクラウド型の予約システムや決済システムを提供、AIチャットボットなど会話ツールも提供している。足もとの業績は会社側の想定を上回る絶好調で推移しており、14日取引終了後に期中2度目となる26年10月期業績予想の上方修正を発表した。主力のホテル向け宿泊予約エンジンが高水準の需要を取り込み収益に貢献、営業利益は従来予想の8億2200万円から10億2900万円(前期比98%増)に増額した。既に修正前時点で今期は連続最高益更新見通しにあったが、更に大幅に上乗せされる格好となった。これを好感する買いが集中し、株価は8月31日につけた年初来高値2100円を気配値のまま通過する異彩高の様相をみせた。

■中本パックス <7811>  2,204円 (+259円、+13.3%)

 中本パックス <7811> [東証S]が続急騰。同社は14日取引終了後、27年2月期通期の連結業績予想を修正。営業利益の見通しは従来の32億6500万円から38億7400万円(前期比30.8%増)に引き上げた。売上高予想は520億円から550億円(同10.8%増)に上方修正。原材料などのコスト上昇に対する転嫁、紙関係製品やトップシールの販売増加、供給不安による前倒し受注、 半導体や電子部品市場の需要拡大が主な要因だとしている。また、中間配当と期末配当の計画をそれぞれ従来比4円増額の41円にすることも発表。これにより、年間配当は82円(前期は71円)となる。

■ブラス <2424>  657円 (+59円、+9.9%)

 ブラス <2424> [東証S]が3日続急伸。同社は14日の取引終了後、26年7月期の連結決算発表にあわせ、27年7月期の業績予想を公表した。今期の売上高は前期比19.5%増の171億700万円、経常利益は同85.2%増の10億1800万円を見込む。2ケタの増収増益予想を示したことを好感した買いが入ったようだ。同社は貸切型ゲストハウスによるハウスウェディング事業を展開。施行件数の増加を見込む。26年7月期の売上高は前の期比5.6%増の143億1500万円、経常利益は同28.1%減の5億4900万円だった。

■藤田エンジ <1770>  2,333円 (+154円、+7.1%)

 藤田エンジニアリング <1770> [東証S]が急反発。15日午後3時ごろに、今年6月に創業100周年、8月に上場30周年を迎えたことを記念して、26年9月末日時点で100株以上を保有する株主を対象に記念特別株主優待を実施すると発表したことが好材料視された。取引先であるまるか食品(群馬県伊勢崎市)の協力を得て、「ペヤング」の詰め合わせ2500円相当を一律で提供する。

■シスロケ <2480>  1,900円 (+121円、+6.8%)

 システム・ロケーション <2480> [東証S]が3日ぶり急反発。14日の取引終了後に株主優待制度を拡充すると発表してことが好感された。現行制度では毎年3月末日時点で100株以上を保有する株主を対象に、保有する株数に応じてQUOカードを500~4000円分、9月末日時点で100株以上を保有する株主を対象にQUOカードを1000~1万円分それぞれ提供していたが、3月末日時点の株主を対象とする優待内容をQUOカード1000~5000円分に引き上げる。また、クルマの現在価値・将来価値を閲覧できる専用サイトを構築し、27年1月以降に株主が無料で閲覧できるようにする。

■ヴィス <5071>  1,456円 (+89円、+6.5%)

 ヴィス <5071> [東証S]が急反発。14日の取引終了後に26年9月末時点の株主から株主優待制度を新設すると発表しており、これを好感した買いが入った。毎年9月末日時点で2単元(200株)以上を保有する株主を対象に、特設サイトで電子マネーやポイント、商品、サービスなどと交換することができる株主優待ポイントを保有株数に応じて1000~3万5000ポイント提供する。同時に、ブランディング及びクリエイティブ・コンサルティング分野に強みを持つパドルデザインカンパニー(東京都港区)の全株式を11月2日をメドに取得し子会社化すると発表しており、これも好材料視された。取得価額は2億2300万円。なお、27年3月期業績に与える影響は軽微としている。

■Fインタ <7050>  1,532円 (+90円、+6.2%)

 フロンティアインターナショナル <7050> [東証G]が3日続急伸。同社は14日の取引終了後、27年4月期第1四半期(5-7月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比30.2%増の74億1200万円、経常利益は同2.4倍の5億7800万円となった。堅調な業績動向を評価した買いが入ったようだ。同社は総合プロモーション事業を展開。イベント領域では食品、小売・家電の顧客からの大型案件の受注が継続したほか、ゲーム・IPの顧客からの受注が業績を牽引した。

■フォトシンス <4379>  467円 (+27円、+6.1%)

 Photosynth <4379> [東証G]が続急伸。今年4月下旬以来の高値圏に浮上してきた。前日14日の米国株市場では半導体関連などAI関連のインフラ構築で潤うツルハシ銘柄に利益確定の動きが目立ち、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が6%近い急落を示した。ただ、セールスフォース  やパランティアテクノロジーズ  、サービスナウ  などソフトウェア関連株への買いが全体相場を支えた。東京市場でもAIソリューションを手掛ける企業群に物色の矛先が向いた。そのなか、クラウドを活用した入退室管理システムなど手掛けるフォトシンスは、フィジカルAI領域にも積極的に踏み込んでおり、投資資金を誘引した。同社はAWSジャパンの「フィジカル AI 開発支援プログラム」に採択されるなど存在感を示している。

■AB&C <9251>  1,602円 (+90円、+6.0%)

 AB&Company <9251> [東証G]が続急伸。同社は14日取引終了後、26年10月期第3四半期累計(25年11月-26年7月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比57.7%増の20億8200万円となり、通期計画の24億円に対する進捗率は86%超に達した。売上収益は同16.8%増165億7700万円で着地。前期に実行した美容室運営法人3社のM&Aによる店舗数の増加が主な要因だとしている。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いた。

■GO <581A>  3,430円 (+185円、+5.7%)

 GO <581A> [東証G]が続急伸。同社は15日、米アルファベット  傘下のウェイモ及び日本交通(東京都千代田区)と、東京における自動運転タクシーの商用化に向けた戦略的パートナーシップで合意したと発表。これが材料視されたようだ。3社は2025年から東京都内7区で公道での試験走行を行っており、このほど一般顧客への完全無人走行でのサービス提供に向けた新たな段階に移ることで合意。27年中に東京で、段階的に100台規模の自動運転タクシーを運行することを目指すとしている。

■エクサWiz <4259>  883円 (+41円、+4.9%)

 エクサウィザーズ <4259> [東証G]が大幅続伸。同社は15日、自社のAI対話型ロールプレイングサービス「エクサベース ロープレ」がエーザイ <4523> [東証P]に導入されたことを明らかにしており、これが株価を刺激したようだ。同社はAIロープレ市場のパイオニアとして、今後もAI技術を活用した 人材育成ソリューションを通じて、製薬業界をはじめ多様な産業における顧客本位のサービス提供と人材育成の高度化を支援するとしている。

■学情 <2301>  1,758円 (+77円、+4.6%)

 学情 <2301> [東証P]が大幅続伸。14日の取引終了後、26年10月期第3四半期累計(25年11月-26年7月)の単独決算を発表した。売上高が76億8100万円(前年同期比8.8%増)、営業利益が9億6400万円(同13.7%増)だったとしており、業況を評価した買いが集まった。特に直近の第3四半期(5-7月)は売上高が30億6300万円(前年同期比13.4%増)、営業利益が6億1900万円(同61.6%増)との計算になる。第3四半期累計は転職博・就職博といった合同企業セミナーを展開する「イベント」や学生向け就職情報サイト「Re就活キャンパス」などの売り上げが拡大した。

■グッドコムA <3475>  1,479円 (+61円、+4.3%)

 グッドコムアセット <3475> [東証P]が大幅反発。14日の取引終了後、26年10月期第3四半期累計(25年11月-26年7月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比40.9%増の349億8600万円、経常利益は同2.3倍の20億8900万円だった。大幅な増収増益で着地しており、材料視されたようだ。投資用マンション25棟、全901戸を販売したほか、子会社において収益用不動産6件、戸建て住宅21軒、土地9件を販売した。

■長谷川香料 <4958>  3,395円 (+120円、+3.7%)

 長谷川香料 <4958> [東証P]が大幅高で3日続伸。SMBC日興証券が14日付で長谷川香料について、投資評価を最上位の「1」として、カバレッジを開始した。目標株価は4500円としている。同社について、国内で培った香りの開発力と食品向けフレーバーの安定収益を原資に、米国・中国・アセアンで生産・販売基盤を拡充してきたと評価。米国事業の採算が改善するなか、海外投資が収益に貢献する局面に入りつつあるとの見方を示している。同証券は28年9月期の長谷川香料の営業利益が107億5900万円になると予想する。

■ポールHD <3657>  378円 (+13円、+3.6%)

 ポールトゥウィンホールディングス <3657> [東証P]が大幅高で4日続伸。14日の取引終了後、27年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結決算を発表。売上高が前回予想の216億9100万円から230億2500万円(前年同期比6.7%減)、営業損益が3億400万円の黒字から8億2900万円の黒字(前年同期は2億600万円の赤字)、最終損益が1億7400万円の赤字から4億3200万円の黒字(同3億9200万円の赤字)に上振れて着地しており、業況を評価した買いが集まった。25年6月に撤退を決定したメディア・コンテンツ業務の減収影響はあったものの、主力事業への経営資源の集中により収益性の大幅な改善を実現。また、ゲーム関連サービスが堅調に推移し、売上高及び営業利益が当初予想を上回った。市場環境が活況ななか、競合他社からのシェア獲得が進んだ。加えて、為替相場が業績予想の前提と異なる水準だったことから、為替差益を計上。最終損益が赤字予想から一転、黒字で着地した。なお、27年1月期通期業績予想は売上高470億8200万円(前期比3.6%減)、営業損益20億1400万円の黒字(前期は2億3800万円の赤字)、最終損益7億円の黒字(同34億7900万円の赤字)の従来見通しを据え置いた。

■1stコーポ <1430>  1,053円 (+32円、+3.1%)

 ファーストコーポレーション <1430> [東証S]が大幅高で3日続伸。15日午後1時ごろ、株主優待制度を拡充すると発表した。変更前は株主優待を贈呈する対象ではなかった保有株式数が100株以上500株未満の株主や継続保有期間が1年未満の株主に対し、11月末を基準日としてQUOカード1000円分を贈呈する優待区分を新設しており、好感した買いが入った。投資家層の拡大と株式の流動性向上を図る。なお、500株以上を保有する継続保有期間が1年以上の株主に対しては従来通り、保有株式数と継続保有期間に応じ、QUOカード2000~1万円分を贈る。

■キオクシア <285A>  51,750円 (+1,160円、+2.3%)

 キオクシアホールディングス <285A> [東証P]が3日ぶり反発。米ブルームバーグ通信が14日、キオクシアが計画している米国預託証券(ADR)の上場を巡り、少なくとも100億ドル規模の資金調達を検討していることが、事情に詳しい関係者への取材で分かったと報じた。ADRの発行で米国の主要な半導体株指数の組み入れも視野に入れていると関係者らは話したとも伝えている。調達資金の使途への思惑やパッシブ系資金の流入期待を誘う形となり、報道に反応した買いが優勢となった。

■レゾナック <4004>  13,710円 (+270円、+2.0%)

 レゾナック・ホールディングス <4004> [東証P]が4日ぶり反発。同社は15日、次世代エレクトロニクス材料である炭化ケイ素(SiC)で、直径300ミリ(12インチ)のSiC単結晶の成長及び基板加工に成功したと発表。これが買い手掛かりとなったようだ。今回の成果は、長年培ってきたSiC単結晶成長技術及び基板加工技術を基盤とし、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)に造成されたグリーンイノベーション基金事業の一部成果を活用したSiC基板の大口径化と高品質化に向けた取り組みの一環。同社は今後もSiC単結晶基板及びエピウエハーの技術革新を追求し、高性能・高信頼性のSiC材料の提供を通じて、パワーエレクトロニクス市場の進化と持続可能な社会の実現につなげていくとしている。

■三越伊勢丹 <3099>  3,189円 (+48円、+1.5%)

 三越伊勢丹ホールディングス <3099> [東証P]が反発。モルガン・スタンレーMUFG証券は14日、同社株の投資判断を3段階で真ん中の「イコールウエート」から最上位の「オーバーウエイト」に引き上げた。目標株価は3800円から3900円に見直した。同証券では、百貨店に関して、事業環境はこれまで以上に好ましい状況になると予測。その要因として中期的には、(1)持続的な世代間の富のシフトが大都市圏の購買力を更に引き上げる可能性が高く、(2)単純なモノ消費は中長期的に人工知能が商品選びから購買までを行う「エージェンティックコマース」により浸食される可能性があるため、ショッピングにおけるホスピタリティーと差別化された財・サービスにより、そうしたリスクの少ない企業に対する市場の選好度が引き上がる――と指摘。世代間資産移転とAI時代の消費行動が百貨店の相対優位性を支えると分析している。三越伊勢丹に関しては、株価は割安な水準にあるとみている。

※15日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース

オンラインで簡単。
まずは無料で口座開設

松井証券ならオンラインで申し込みが完結します。
署名・捺印・書類の郵送は不要です。