株価指数先物【引け後】 下向きで推移の-2σに沿ったトレンドを継続

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先物

大阪12月限
日経225先物 63320 -30 (-0.04%)
TOPIX先物 4009.5 -28.0 (-0.69%)
※取引所発表の「清算値(帳入値)」を表示

 日経225先物(12月限)は前日比30円安の6万3320円で取引を終了。寄り付きは6万3100円と、シカゴ日経平均先物の清算値(6万3120円)にサヤ寄せする形で売り先行で始まった。下へのバイアスが強まり、現物の寄り付き時には6万2770円まで下落幅を広げた。ただ、売り一巡後は押し目待ち狙いのロングによりプラス圏を回復すると、ショートカバーが入り前引け間際には6万3920円まで買われた。その後は持ち高調整に伴うロング解消が優勢となり、後場中盤には6万3000円まで売られた。売り一巡後に6万3550円と上昇に転じる場面もみられたが、引け間際に失速する形だった。

 米オープンAIの2026年中の上場延期報道を受けて前日に大きく売られたソフトバンクグループ<9984>[東証P]は売りが先行したものの、急速に切り返して前日の下落分を埋めており、先物市場でショートカバーを強める流れになった。さらに、キオクシアホールディングス<285A>[東証P]など指数インパクトの大きい半導体やAI(人工知能)関連株が上昇に転じてきたことが、投資家心理の改善につながっていたのだろう。

 しかし、後場に入ってアドバンテスト<6857>[東証P]やフジクラ<5803>[東証P]などが下落に転じたことが、持ち高調整に伴うロング解消や、仕掛け的なショートを誘ったとみられる。東証プライムの売買高は8月26日以来の19億株割れとなっており、薄商いのなかでスキャルピング中心のトレードに振らされたようだ。

 日経225先物は朝方にボリンジャーバンドの-2σ(6万2870円)を下抜く場面もみられたが、その後は同バンドを上回って推移し、前場終盤にかけて-1σ(6万4300円)に接近していた。ただ、-2σと-1σによるレンジ内の推移であり、-1σ接近では戻り待ち狙いのショートが意識されていた。

 ナイトセッションで-2σは6万2580円、-1σが6万4100円辺りに下がってきており、バンド内での推移ながら調整トレンドが続くなかで、徐々に7月29日につけた6万0410円辺りが射程に入ってくる可能性はありそうだ。15日~16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)、17日~18日に日銀の金融政策決定会合を控えていることもあり、結果判明後にバイアスが強まる局面には警戒しておきたい。

 NT倍率は先物中心限月で15.79倍(14日は15.69倍)に上昇した。朝方は値がさの半導体やAI関連株に売りが先行した影響もあり、200日移動平均線(15.66倍)を下回って始まり、15.56倍まで下げた。ただ、その後の切り返しでNTショートの巻き戻しが強まっており、一時15.84倍と-1σ(15.84倍)を捉えている。同バンドを上抜けてくると、中心値の25日線(16.07倍)が射程に入ろう。

 手口面(12月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が8184枚、ソシエテジェネラル証券が7880枚、バークレイズ証券が4407枚、サスケハナ・ホンコンが2030枚、JPモルガン証券が1209枚、ビーオブエー証券が1165枚、楽天証券が839枚、モルガンMUFG証券が828枚、日産証券が752枚、ゴールドマン証券が729枚だった。

 TOPIX先物はソシエテジェネラル証券が1万7379枚、ABNクリアリン証券が1万3552枚、バークレイズ証券が1万2895枚、JPモルガン証券が5235枚、ゴールドマン証券が4183枚、モルガンMUFG証券が2995枚、野村証券が2538枚、サスケハナ・ホンコンが2265枚、ビーオブ-証券が1456枚、シティグループ証券が1122枚だった。

株探ニュース

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