話題株ピックアップ【夕刊】(2):テラドローン、アインHD、サムコ
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■Terra Drone <278A> 18,980円 -1,330 円 (-6.6%) 本日終値 Terra Drone<278A>は大幅安。14日の取引終了後、27年1月期第2四半期累計(2~7月)の連結決算を発表した。売上高が22億3500万円(前年同期比15.1%増)、最終損益が6億8000万円の赤字(前年同期は3億9400万円の赤字)だったとしており、最終赤字幅の拡大を嫌気した売りが出た。販管費の拡大や国内UTM(運航管理)関連の補助金収入の減少、ベルギー子会社ユニフライに関する特別損失の計上などが響いた。ユニフライの外注先の開発遅延及び品質不良により、プロジェクト全体としての検収を受領することができない事案があり、売掛金などの貸倒損失が発生した。同時に子会社を通じたウクライナ・リヴィウを拠点とする固定翼型無人航空システムメーカー・ベソマー社との合弁会社設立及び新製品の偵察用ドローン「Terra C1」発表を一旦中止すると開示しており、これも売り材料視されているようだ。合弁会社設立に向けた出資条件などの協議を進めていたが、条件面で折り合いがつかなかった。 ■アインホールディングス <9627> 5,734円 -287 円 (-4.8%) 本日終値 東証プライム 下落率2位 アインホールディングス<9627>は大幅反落。14日取引終了後、第1四半期(5~7月)連結決算を発表。売上高は1771億2000万円(前年同期比33.2%増)、営業利益は46億1300万円(同8.4%増)だった。調剤薬局を運営する主力のファーマシー事業が好調だった。概ね良好な決算内容だったものの特段のサプライズ感はなく、目先は材料出尽くしとの見方から利益確定売りを誘ったようだ。 ■サムコ <6387> 7,670円 -350 円 (-4.4%) 本日終値 東証プライム 下落率3位 サムコ<6387>は大幅安。14日の取引終了後、26年7月期の単独決算の発表にあわせて、27年7月期の通期業績予想を開示した。売上高は145億円(前期比34.3%増)、営業利益は38億8000万円(同29.1%増)を見込むものの、物足りなさを意識した投資家の売りが優勢になった。化合物半導体分野ではデータセンター用・通信用の半導体レーザーやパワーデバイス用途、シリコン半導体分野では欠陥解析用途、電子部品分野では高周波フィルター用途などでの受注を見込む。なお、前期末の受注残高は114億5700万円(前の期比2.2倍)に上った。想定為替レートは1ドル=155円とする。26年7月期は売上高が108億円(前の期比15.6%増)、営業利益が30億400万円(同28.2%増)だった。AIデータセンター向け光通信関連を中心に、化合物半導体分野における旺盛な設備投資需要を背景とし、売り上げを拡大した。 ■フィットイージー <212A> 2,658円 -111 円 (-4.0%) 本日終値 東証プライム 下落率5位 フィットイージー<212A>は6日続落。14日の取引終了後、同社社長の國江仙嗣氏及び同氏が代表取締役である資産管理会社オリーブによる合計200万株の売り出しと、需要状況に応じて上限30万株のオーバーアロットメントによる売り出しを実施すると発表しており、株式需給の一時的な悪化を警戒した売りが優勢になった。売り出し価格は9月28日から10月1日のいずれかの日に決める。株主層の拡大を図る。なお、同時に26年10月期第3四半期累計(25年11月~26年7月)の単独決算を開示。売上高が106億2300万円(前年同期比54.4%増)、営業利益が25億700万円(同41.3%増)だった。同社は28種類のアミューズメントサービスを取り入れたフィットネスクラブ「フィットイージー」をフランチャイズ(FC)店中心に展開している。FC店と会員数が増加しロイヤルティー収入が拡大したうえ、新規出店を進めるなか、加盟店卸売の売り上げが大幅に伸びた。また、あわせて株主優待制度を拡充すると発表した。変更後の株主優待では10月末を基準日として、100株以上を保有する株主にQUOカード6000円分又は月会費1000円割引1年分から株主が選んだ優待と、スタッフタイムにフィットイージー店舗を利用できるビジター券4枚を贈呈する。200株以上500株未満を保有する株主の場合は選べる優待の相当額とビジター券の枚数が2倍になる。500株以上を保有する株主にはQUOカード2万5000円分又は月会費4000円割引1年分から選んだ優待と、ビジター券16枚を贈る。また、500株以上を保有する株主の保有継続期間が1年以上の場合、QUOカード1万円分又は2万円相当の同社オリジナル体組成計から株主が選んだ優待を追加で贈呈する。 ■WHDC <3823> 53円 +21 円 (+65.6%) 本日終値 THE WHY HOW DO COMPANY<3823>は高い。14日取引終了後、第1四半期(5~7月)連結決算において、「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載を解消したと発表した。これが買い手掛かりとなったようだ。なお、第1四半期の売上高は16億7400万円、営業損益は9100万円の黒字だった。 ■ビーエイブル <604A> 1,565円 +300 円 (+23.7%) ストップ高 本日終値 ビーエイブル<604A>はストップ高。14日取引終了後、27年7月期単独業績予想について売上高を118億4900万円(前期比19.6%増)、営業利益を14億1800万円(同40.5%増)と発表した。売上高、営業利益とも前期に続き過去最高を更新する見通し。配当予想は20円(前期同額)とした。これを好感した買いが膨らんだ。同時に発表した26年7月期決算は、売上高が99億800万円(前の期比10.3%増)、営業利益が10億900万円(同50.4%増)だった。福島第一原子力発電所向け廃炉関連工事を中心に受注や工事進捗が堅調だった。 ■ブレインズテクノロジー <4075> 1,343円 +188 円 (+16.3%) 一時ストップ高 本日終値 ブレインズテクノロジー<4075>が急騰。企業を対象にAIを実装するソフトウェア事業(エンタープライズAIソフトウェア事業)を手掛けるが、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)投資需要を囲い込み、足もとの業績は好調な推移をみせている。26年7月期は営業利益段階で前の期比5割増となる2億5000万円と大幅な伸びを示した。トヨタグループとの関係も厚く、業容拡大路線をまい進中。8月下旬には、製造現場向け「フィジカルAI現場実装・ロボット導入支援サービス」の提供を開始するなど同分野での展開力に期待がかかっている。 ■アスア <246A> 1,077円 +150 円 (+16.2%) ストップ高 本日終値 アスア<246A>がストップ高。同社は14日の取引終了後、年間株主優待額について、これまでの2000万円から4000万円に増額修正したと発表。これを手掛かり視した買いが入った。同社は株主優待制度に関し、2000万円を下限とする業績連動方式に変更すると公表していたが、株主還元方針との整合性を再確認し、見直しが必要と判断した。27年6月期の年間配当予想は従来の7円から無配に修正。当面は優待による還元を優先し、総合的な還元の充実を図る。株主優待額の増額に伴い、今期の営業・経常・最終利益予想をそれぞれ2000万円ずつ減額し、最終利益は減益となる見通し。売上高予想は据え置いた。優待増額に伴う費用増加を反映した修正であり、事業環境の変化や事業計画の見直しによるものではないとしている。 ■tripla <5136> 2,290円 +277 円 (+13.8%) 本日終値 tripla<5136>が急騰。同社はホテルや旅館など宿泊施設向けにクラウド型の予約システムや決済システムを提供、AIチャットボットなど会話ツールも提供している。足もとの業績は会社側の想定を上回る絶好調で推移しており、14日取引終了後に期中2度目となる26年10月期業績予想の上方修正を発表した。主力のホテル向け宿泊予約エンジンが高水準の需要を取り込み収益に貢献、営業利益は従来予想の8億2200万円から10億2900万円(前期比98%増)に増額した。既に修正前時点で今期は連続最高益更新見通しにあったが、更に大幅に上乗せされる格好となった。これを好感する買いが集中し、株価は8月31日につけた年初来高値2100円を気配値のまま通過する異彩高の様相をみせている。 ■中本パックス <7811> 2,204円 +259 円 (+13.3%) 本日終値 中本パックス<7811>が大幅高で、年初来高値を更新した。同社は14日取引終了後、27年2月期通期の連結業績予想を修正。営業利益の見通しは従来の32億6500万円から38億7400万円(前期比30.8%増)に引き上げた。売上高予想は520億円から550億円(同10.8%増)に上方修正。原材料などのコスト上昇に対する転嫁、紙関係製品やトップシールの販売増加、供給不安による前倒し受注、半導体や電子部品市場の需要拡大が主な要因だとしている。また、中間配当と期末配当の計画をそれぞれ従来比4円増額の41円にすることも発表。これにより、年間配当は82円(前期は71円)となる。 株探ニュース