前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―

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材料

■SBG <9984>  5,839円 (-701円、-10.7%)

 東証プライムの下落率トップ。ソフトバンクグループ <9984> [東証P]が続急落。同社が出資する米オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)が米フォーチュン誌に掲載されたインタビューで、新規株式公開(IPO)に関し、2026年中の上場はないと述べたと12日に伝わった。AIの安全性に懸念が生じている状況を踏まえ、年内の上場は賢明ではないと判断したという。ソフトバンクG株は9月に入り、急ピッチに水準を切り上げており、過熱感が意識されていた。今回のアルトマンCEOのインタビューを受け、投資回収を巡る不透明感が台頭したほか、AI開発競争の減速懸念も加わる形となり、売りが優勢となった。

■JEH <5889>  2,280円 (-218円、-8.7%)

 東証プライムの下落率2位。Japan Eyewear Holdings <5889> [東証P]が5日続急落。前週末11日取引終了後、上期(2-7月)連結決算を発表。売上高は102億5800万円(前年同期比14.8%増)、営業利益は35億300万円(同21.4%増)だった。インバウンド向けをはじめとする販売が引き続き堅調に推移した。新規出店も奏功した。決算内容は良好だったものの、目先は材料出尽くしとの見方から売りが先行したようだ。

■キオクシア <285A>  50,590円 (-3,440円、-6.4%)

 東証プライムの下落率5位。キオクシアホールディングス <285A> [東証P]が続急落。一時5万円の大台を割り込み、75日移動平均線を下回った。米アンソロピックのダリオ・アモデイ最高経営責任者(CEO)が12日、ブログのなかで最先端のAI開発を減速すべきだと訴えた。米オープンAIのサム・アルトマンCEOや、実業家のイーロン・マスク氏も賛同を示している。AI開発競争が減速に向かうとの見方が広がるなか、株式市場ではAI・半導体関連株への売りが強まっている。韓国総合株価指数(KOSPI)も大きく下げており、キオクシア株に対して下押し圧力を高める方向に作用した。

■エターナルG <3193>  1,299円 (-60円、-4.4%)

 東証プライムの下落率10位。エターナルホスピタリティグループ <3193> [東証P]が大幅安で4日続落。前週末11日の取引終了後、27年7月期を最終年度とする中期経営計画(25年7月期~)の数値目標を修正したと発表した。今期の売上高目標を当初目標の600億円から572億3100万円(前期比11.7%増)、営業利益目標を60億円から30億7800万円(同10.0%増)に引き下げており、嫌気した売りが優勢になった。中計期間におけるインフレが想定以上だったため、新規出店や利益率向上が計画に届かなかった。また、26年7月期は売上高が前回予想の528億100万円から512億5400万円(前の期比10.6%増)、営業利益が34億3000万円から27億9700万円(同10.4%減)、最終利益が21億1300万円から13億1800万円(同23.4%減)で着地した。各利益は増益予想から一転して減益で着地しており、こちらも売り材料視された。国内外の新規出店が計画に届かなかったほか、第4四半期(5-7月)に一時費用がかさむ新規出店が偏ったこと、人件費などの販管費が過大になったことが影響した。加えて、海外事業における直営店の先行赤字が計画比で拡大したことも利益を押し下げた。最終利益では国内一部店舗や閉店の意思決定を行った中国(上海)の鳥貴族直営店4店舗に関する減損損失の計上も響いた。

■東建コーポ <1766>  13,070円 (-420円、-3.1%)

 東建コーポレーション <1766> [東証P]が大幅安で3日続落。前週末11日の取引終了後、27年4月期第1四半期(5-7月)の連結決算を発表した。売上高が948億900万円(前年同期比1.4%増)、営業利益が45億7400万円(同18.5%減)だったとしており、嫌気した売りが出た。建設事業が大幅減益で着地。期初の受注残高が豊富にあり、予定工期を概ね順調に消化することができたものの、完工物件が少なかったことから完成工事高が減少。利益面では建設資材や住宅設備機器価格などの上昇を受け、完成工事総利益率が低下したことが響いた。

※14日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋

株探ニュース

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