前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―
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■ステムリム <4599> 239円 (-80円、-25.1%) ストップ安 ステムリム <4599> [東証G]がストップ安。9日取引終了後、塩野義製薬 <4507> [東証P]へ導出済みの再生誘導医薬開発品「レダセムチド」の栄養障害型表皮水疱症患者と急性期脳梗塞患者を対象とした臨床試験について、それぞれ結果を発表した。これを受けて売りが膨らんだようだ。栄養障害型表皮水疱症対象追加第2相試験では主要評価項目である難治性潰瘍の閉鎖を4例中3例で達成し、一部症例で全身症状の改善も確認された。一方、急性期脳梗塞対象グローバル後期第2相試験ではプラセボ群に対する有意差を示さず、主要評価項目は未達となった。両試験ともレダセムチドの安全性上の懸念は認められず、良好な忍容性が確認されたという。なお、同日取引終了後には26年7月期単独決算も発表した。売上高はなし(前の期も同じ)、営業損益は19億9800万円の赤字(同19億7100万円の赤字)だった。研究開発費がかさんだ。27年7月期の見通しは非開示とした。 ■ベストワン <6577> 1,572円 (-400円、-20.3%) ストップ安 ベストワンドットコム <6577> [東証G]がストップ安。10日午後2時30分ごろ、26年7月期の連結決算の発表にあわせて、27年7月期の通期業績予想を開示した。売上高は25億5500万~32億2700万円(前期比12.1%減~11.0%増)、営業利益は8100万~1億6100万円(同75.9~52.2%減)を見込む。期末一括配当予想は21円(前期は30円)の見通しとなっており、これらを嫌気した売りが出た。今期はチャータークルーズが4月29日発のダイヤモンド・プリンセス(共同チャーター)のみであり、売り上げ構成比が低下。外航船の日本への配船が増加するため、売上高が前期を上回る可能性があるものの、粗利率がチャータークルーズに及ばず、レンジの上限でも各利益は大幅な減益となる見通し。なお、26年7月期は売上高が29億600万円(前の期比14.3%増)、営業利益が3億3600万円(同12倍)だった。同時に株主優待制度の変更を発表した。自社旅行商品を対象とする旅行割引クーポンを継続する一方、デジタルギフトを廃止するとしており、これも売り材料視された。 ■任天堂 <7974> 7,989円 (-412円、-4.9%) 任天堂 <7974> [東証P]が続落。同社は9日午後11時、Nintendo Switch2(ニンテンドースイッチ・ツー)などに向けた新作ゲームを発表する動画「ニンテンドーダイレクト(ニンダイ)」を配信した。動画のトリとなったのが「星のカービィ ワールドビヨンド」で、来年春に発売すると告知された。これに先立ち、8日に任天堂はスイッチ2向けの新作ソフト「ゼルダの伝説 時のオカリナ」の発売日が11月5日になると発表していた。株式市場に一部では今回のニンダイにおいて、「スマッシュブラザーズ」など超大型の新作の発表を期待する向きがあったもよう。イベント通過を受け、いったん材料出尽くしと受け止めた売りが優勢となった。 ■柿安本店 <2294> 2,501円 (-54円、-2.1%) 柿安本店 <2294> [東証P]が3日続落。9日の取引終了後に発表した第1四半期(5-7月)連結決算が、売上高84億4600万円(前年同期比2.4%減)、営業利益6500万円(同72.8%減)、純利益1600万円(同88.8%減)と大幅減益となったことが嫌気された。新商品効果に加えて、人気アニメや映画とのコラボ企画や155周年を迎えることを記念した感謝袋の販売などを行ったことで和菓子事業は伸長したものの、消費者の節約志向が根強く精肉事業、総菜事業、レストラン事業、食品事業が苦戦した。なお、27年4月期通期業績予想は、売上高360億円(前期比0.2%減)、営業利益14億円(同1.9%減)、純利益8億円(同1.4%減)の従来見通しを据え置いた。 ※10日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋 株探ニュース