話題株ピックアップ【夕刊】(3):大和自、ヴィッツ、モダリス

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材料

■大和自動車交通 <9082>  2,537円   +500 円 (+24.6%) ストップ高   本日終値
 大和自動車交通<9082>はストップ高。9日取引終了後、大和ハウス工業<1925>との資本・業務提携を発表した。大和ハウスの知見を生かし、保有する不動産の有効活用を図る狙いがある。既存不動産の価値向上や将来的な再開発・高度利用の検討を進めていく。第三者割当増資により、大和ハウスに対して49万100株(増資後の持ち株比率9.76%)を割り当てる。材料視した買いが膨らんだようだ。

■ヴィッツ <4440>  2,570円   +500 円 (+24.2%) ストップ高   本日終値
 ヴィッツ<4440>がストップ高で、新値追いとなっている。車載ソフトウェアを手掛けていることから自動運転関連として物色人気を集めているほか、研究テーマ「フィジカルAIの社会実装を加速させる安全安心保証技術及びセキュリティ対策技術の研究開発」が中小企業庁の事業に採択されたと8日に発表したことが買いに拍車をかけたようだ。また、同社はきょう午後0時30分ごろ、パナソニック ホールディングス<6752>傘下のパナソニック コネクトとの協業強化により、製造DXとフィジカルAI向けロボット統合ソリューションの提供を開始すると発表。ロボット導入前の動作確認やレイアウト検討を仮想空間上で行うことができ、製造現場における導入時の手戻り削減や立ち上げ期間の短縮につながるという。

■モダリス <4883>  43円   +7 円 (+19.4%)  本日終値
 モダリス<4883>が急伸。この日、同社が開発し出願していた「DMPK遺伝子を標的とした筋ジストロフィーの治療方法」に関して、米国特許商標庁から特許査定の通知を受け取ったと発表しており、これを好感した買いが入った。同特許は、同社独自のエピゲノム編集技術CRISPR-GNDMを用いた筋強直性ジストロフィー1型(DM1)に対する治療薬候補「MDL-202」に関連するもので、米国において同発明が特許査定を受けたことは、CRISPR-GNDMを用いたDM1治療アプローチの知的財産基盤を強化するとともに、MDL-202の将来的な事業価値を保護する上で重要な意味を持つものとしている。

■エアトリ <6191>  923円   +150 円 (+19.4%) ストップ高   本日終値  東証プライム 上昇率2位
 エアトリ<6191>がストップ高。この日の寄り前に、26年9月期の連結業績予想について、最終利益を6億円から19億5000万円(前期比9.6%増)へ上方修正し、あわせて未定としていた期末一括配当予想を160円(前期10円)としたことを好感した買いが流入した。エアトリ旅行事業は成長鈍化・競争激化があるものの、エアトリ旅行事業に続く各事業セグメントがそれぞれ好調に推移し、順調に利益の積み上げを継続していることに加えて、従来予想では既存・新規事業での成長投資や非連続的な成長のためのM&Aや資本業務提携、決算での減損損失などの計上を見込んでの業績予想としていたが、足もとまでのそれぞれの進捗や今後の見通しなどを踏まえて修正した。

■アピリッツ <4174>  1,018円   +150 円 (+17.3%) ストップ高   本日終値
 アピリッツ<4174>が急反発し年初来高値を更新した。9日の取引終了後に、27年1月期の連結業績予想について、営業利益を2億2800万円から4億6200万円(前期3億900万円の赤字)へ、最終利益を1億1400万円から2億1700万円(同4億6500万円の赤字)へ上方修正したことが好感された。売上高は108億4300万円(前期比8.9%増)の従来見通しを据え置いた。ただ、Webソリューション事業における原価圧縮が進んだことに加えて、推しカルチャー&ゲーム事業においてもコスト最適化が進捗し上期の売上総利益が計画を大幅に上回っており、これを反映させた。

■Hmcomm <265A>  808円   +92 円 (+12.9%) 一時ストップ高   本日終値
 Hmcomm<265A>が大幅高で4日ぶりに反発。開発を進めているAI異常検知ソリューション「FAST-D」による漏水監視システムについて、車両通過時にマンホール内の漏水判定データを収集する「ドライブバイ方式」を新たな検証手法として導入すると発表しており、好材料視された。滋賀県守山市との実証を通じて、水道管や地理空間データなどを活用した広域的な漏水リスク分析と、独自の音響解析AI「FAST-D」による漏水音判定を組み合わせることで、漏水リスクの高い地点を絞り込み、現地で漏水箇所を特定する手法の検証を進めてきたが、その結果、AIによる広域分析及び漏水音判定の有効性を確認したことから、次の段階として漏水を「探す」点検型の運用から、高リスク地点を継続的に「見守る」予防保全型の漏水監視への展開を進めるという。日常的に地域を走行する物流車両などを活用し、車両通過時にマンホール内の端末から漏水判定データを取得する「ドライブバイ方式」を導入し、実用化に向けた検証を進めるとしており、複数の大手運送会社と協議を開始した。なお、同件が26年12月期業績に与える影響は軽微としている。

■トビラシステムズ <4441>  1,568円   +147 円 (+10.3%)  本日終値
 トビラシステムズ<4441>が急騰。正午ごろに、26年10月期の期末一括配当予想を20円から40円(前期21円30銭)に増額修正したことが好感された。12月1日に設立20周年を迎えることを記念して20円の記念配当を実施する。同時に発表した第3四半期(25年11月~26年7月)単独決算は、売上高26億3600万円(前年同期比27.1%増)、営業利益7億5500万円(同0.6%減)、純利益5億1600万円(同0.1%増)だった。セキュリティー事業が安定成長したことに加えて、ソリューション事業で、トビラフォンBizシリーズの販売台数、トビラフォンCloudの課金ID数がいずれも四半期ベースで過去最高を更新したことが寄与した。なお、26年10月期通期業績予想は、売上高33億6600万円(前期比20.0%増)、営業利益7億8500万円(同12.7%減)、純利益5億3100万円(同15.1%減)の従来見通しを据え置いている。

■ロボペイ <4374>  2,547円   +139 円 (+5.8%)  本日終値
 ROBOT PAYMENT<4374>が大幅高で3日ぶりに反発。9日の取引終了後に、9月30日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表したことが好感された。投資単位当たりの金額を引き下げることでより投資しやすい環境を整え、中長期的な企業価値向上のため株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることを目的としている。

■フライト <3753>  223円   +8 円 (+3.7%)  本日終値
 フライトソリューションズ<3753>が反発。9日の取引終了後に、モバイル型マルチ決済端末「Incredist Premium」と連動して使用するターミナル「Incredist Trinity Mini」の大口受注を獲得したと発表したことが好感された。既に同製品を導入している得意先からの受注で、受注金額は非開示。来年2~3月の納入を予定している。なお、同件による27年3月期業績への影響は業績予想に織り込み済みとしている。

■アトラエ <6194>  853円   +19 円 (+2.3%)  本日終値
 アトラエ<6194>が高い。正午ごろに、26年9月期の単独業績予想について、営業利益を14億円から14億6000万円(前期比21.2%減)へ、純利益を9億6600万円から12億600万円(同3.0%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を37円から39円(前期31円)へ引き上げたことが好感された。売上高は82億5000万円(同8.1%増)の従来見通しを据え置いたものの、組織力向上プラットフォーム「Wevox」において営業利益率の高いSMBC Wevox経由の案件獲得や、全社における効率的な戦略的投資の実行が進み、費用の抑制と効率的な運用が一段と進捗したことが要因としている。また、役職員などによる税制適格ストックオプションの権利放棄に伴い、新株予約権戻入益を計上することも寄与する。

■ステムリム <4599>  239円   -80 円 (-25.1%) ストップ安   本日終値
 ステムリム<4599>はストップ安。9日取引終了後、塩野義製薬<4507>へ導出済みの再生誘導医薬開発品「レダセムチド」の栄養障害型表皮水疱症患者と急性期脳梗塞患者を対象とした臨床試験について、それぞれ結果を発表した。これを受けて売りが膨らんだようだ。栄養障害型表皮水疱症対象追加第2相試験では主要評価項目である難治性潰瘍の閉鎖を4例中3例で達成し、一部症例で全身症状の改善も確認された。一方、急性期脳梗塞対象グローバル後期第2相試験ではプラセボ群に対する有意差を示さず、主要評価項目は未達となった。両試験ともレダセムチドの安全性上の懸念は認められず、良好な忍容性が確認されたという。なお、同日取引終了後には26年7月期単独決算も発表した。売上高はなし(前の期も同じ)、営業損益は19億9800万円の赤字(同19億7100万円の赤字)だった。研究開発費がかさんだ。27年7月期の見通しは非開示とした。

■ベストワンドットコム <6577>  1,572円   -400 円 (-20.3%) ストップ安   本日終値
 ベストワンドットコム<6577>は後場急落。きょう午後2時30分ごろ、26年7月期の連結決算の発表にあわせて、27年7月期の通期業績予想を開示した。売上高は25億5500万~32億2700万円(前期比12.1%減~11.0%増)、営業利益は8100万~1億6100万円(同75.9~52.2%減)を見込む。期末一括配当予想は21円(前期は30円)の見通しとなっており、これらを嫌気した売りが出た。今期はチャータークルーズが4月29日発のダイヤモンド・プリンセス(共同チャーター)のみであり、売り上げ構成比が低下。外航船の日本への配船が増加するため、売上高が前期を上回る可能性があるものの、粗利率がチャータークルーズに及ばず、レンジの上限でも各利益は大幅な減益となる見通し。なお、26年7月期は売上高が29億600万円(前の期比14.3%増)、営業利益が3億3600万円(同12倍)だった。同時に株主優待制度の変更を発表した。自社旅行商品を対象とする旅行割引クーポンを継続する一方、デジタルギフトを廃止するとしており、これも売り材料視された。

●ストップ高銘柄
 フィーチャ <4052>  1,340円   +300 円 (+28.9%) ストップ高   本日終値
 誠建設工業 <8995>  2,548円   +500 円 (+24.4%) ストップ高   本日終値
 アルビス <7475>  3,700円   +700 円 (+23.3%) ストップ高   本日終値
 など、7銘柄

●ストップ安銘柄
 ステムリム <4599>  239円   -80 円 (-25.1%) ストップ安   本日終値
 など、2銘柄

株探ニュース

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