話題株ピックアップ【夕刊】(1):エニーカラー、日本マイクロ、三井ハイテク

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■ANYCOLOR <5032>  3,240円   +385 円 (+13.5%)  本日終値  東証プライム 上昇率3位
 ANYCOLOR<5032>は4日ぶりに急反発。9日の取引終了後、27年4月期第1四半期(5~7月)の単独決算を発表した。売上高が当初想定の156億円から166億2000万円(前年同期比5.4%増)、営業利益が56億9000万円から63億9000万円(同8.8%減)で着地しており、好感した買いが集まった。売上高は音楽CDが当初想定から大きく上振れたコマース領域をはじめとする各領域で従来見通しを超えた。同時に取得総数280万株(自己株式を除く発行済み株式総数の4.67%)または取得総額70億円を上限とする自社株買いを行うと開示しており、株価の支援材料となっている。取得期間は9月10日から来年4月30日までとし、東京証券取引所における市場買い付けを実施する。

■網屋 <4258>  5,180円   +400 円 (+8.4%)  本日終値
 網屋<4258>が後場一段高。同社はきょう、東宝<9602>グループのTOHOシネマズに対して、米ユビキティの日本正規代理店として、UniFiシリーズのネットワーク機器の提供及び導入支援を行ったことを明らかにしており、これが株価を刺激したようだ。UniFiシリーズは、ユビキティが提供する統合型ネットワークプラットフォーム。TOHOシネマズは、全国72劇場に業務用Wi-Fi環境を整備し、現場業務の効率化とネットワーク機器の一元管理を実現したという。

■日本マイクロニクス <6871>  13,620円   +860 円 (+6.7%)  本日終値  東証プライム 上昇率7位
 日本マイクロニクス<6871>が大幅続伸。同社は半導体の検査に用いるプローブカードを手掛けている。この日、台湾メディアのDIGITIMESがAIチップ向けのテストに用いるプローブカードなどの需給がひっ迫していると報じている。サプライチェーン関係者の話として、エヌビディアがプローブカードとテストソケットの生産量の確保を目的に価格引き上げに動いたと伝えており、日本マイクロの株価の支援材料となったようだ。

■シェアテク <3989>  1,545円   +80 円 (+5.5%)  本日終値
 シェアリングテクノロジー<3989>が4日ぶりに大幅反発。MBKパートナーズが9日の取引終了後、傘下のファンドを通じてシェアテクに対し、完全子会社化を目的としてTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。買付価格は1株1550円で、シェアテクの株価はこれにサヤ寄せする動きをみせた。買付期間は10日から10月27日まで。買付予定数の下限は1603万200株で、上限は設定しない。TOBが成立した場合、所定の手続きを経てシェアテクは上場廃止となる見通し。シェアテクはTOBに対し賛同の意見を表明した。東京証券取引所は9日付でシェアテクを監理銘柄(確認中)に指定した。

■三井ハイテック <6966>  940円   +41 円 (+4.6%)  本日終値
 三井ハイテック<6966>は3日ぶりに急反発。9日の取引終了後、27年1月期第2四半期累計(2~7月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高を2540億円から2720億円(前期比24.6%増)、営業利益を145億円から195億円(同54.1%増)に引き上げており、業況を評価した買いが集まった。モーターコア製品を取り扱う電機部品事業とリードフレームを取り扱う電子部品事業の売り上げ拡大が主な要因。経費の見直しも利益を押し上げた。7月中間期は売上高が1306億7200万円(前年同期比20.6%増)、営業利益が118億1800万円(同86.2%増)だった。各事業で大幅な増収増益を達成。電機部品事業は電動車向け駆動・発電用モーターコアの需要が堅調に推移した。電子部品事業は車載・民生向け製品の需要が増加したほか、価格転嫁の進展や円安の為替相場も追い風となった。

■JMDC <4483>  3,610円   +150 円 (+4.3%)  本日終値
 JMDC<4483>が3日ぶりに反発。10日、同社子会社のリアルワールドデータと倉敷中央病院(岡山県倉敷市)が、電子ワークシート(eWS)による治験業務の効率化を実数値で立証したと発表。これを手掛かり視した買いが入ったようだ。治験業務支援システム「TidyMed」によるeWSの導入効果について、従来の紙ベースでの運用と比較したところ、併用薬記入業務の作業時間が約5分の1に短縮したほか、医師への署名依頼から完了までの時間の中央値は半分以下に短縮されたという。今回の評価で得られた実証データや現場からのフィードバックについて今後、TidyMedの機能改善につなげるとともに、全国の医療機関に対する臨床研究DXの実装も引き続き推進していくとしている。

■パークシャ <3993>  3,180円   +120 円 (+3.9%)  本日終値
 PKSHA Technology<3993>が後場急伸。同社はきょう、グループのX CapitalがPMO(プロジェクト・マネジメント・オフィス:プロジェクト管理を担う専門組織及びその担当者)体制を実現するサービス「AI Powered PMO」の共同提供を開始したことを明らかにしており、これが買い手掛かりとなったようだ。このサービスは、人工知能(AI)と人が協働して役務を提供するパークシャの「AI Powered Worker」をPMO領域に展開したもの。国内のPMO市場は、潜在・顕在市場を含め2024年の1兆3130億円から30年には1兆6790億円規模に拡大するとみられている。

■ライフネット生命保険 <7157>  1,426円   +50 円 (+3.6%)  本日終値
 ライフネット生命保険<7157>が4日ぶりに反発。9日の取引終了後に発表した8月の業績速報で、8月末の保有契約年換算保険料が381億1800万円(前年同月比7.1%増)となったことが好感された。個人保険が同6.8%増の294億2500万円となったほか、団体信用生命保険も同8.2%増の86億9300万円となった。

■りそなホールディングス <8308>  2,488.5円   +76.5 円 (+3.2%)  本日終値
 りそなホールディングス<8308>が堅調推移。前日のニューヨーク市場で米長期金利は一時4.85%に上昇。5%台に向け一段と水準を切り上げた。米財務省が国債のバイバック(買い入れ消却)に関し、10日実施分について最大60億ドルの買い入れを行うと公表したものの、市場の一部では金額は100億ドル近い規模に及ぶとの見方もあった。実際の買い入れ額は従来の3倍に上る格好となったが、期待ほどではないと受け止めた投資家による売りが債券価格の下落(金利の上昇)を後押ししたようだ。米国債への売りは円債にも波及し、日本の金利にも上昇圧力が掛かっている。これらを背景に、金利上昇メリットセクターの銀行株を物色する動きが出ており、メガバンクが底堅く、山形銀行<8344>やあいちフィナンシャルグループ<7389>、四国銀行<8387>など地銀株が軒並み高となっている。

■安田倉庫 <9324>  2,633円   +73 円 (+2.9%)  本日終値
 安田倉庫<9324>が2月13日につけた高値2667円にツラ合わせ。9日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、英ロンドンに本拠を置く投資会社ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドと共同保有者による保有割合が5.17%と新たに5%を超えたことが判明しており、これを受けて需給思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は、「投資及び経営陣に対する経営の助言並びに状況に応じて重要提案行為などを行うこと」としており、報告義務発生日は9月2日となっている。

株探ニュース

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