外為サマリー:原油高や米金利上昇を手掛かりに153円70銭台に上伸
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10日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=153円71銭前後と前日の午後5時時点に比べて60銭程度のドル高・円安で推移している。 9日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=153円56銭前後と前日に比べて40銭強のドル安・円高で取引を終えた。この日に米財務省が示した米国債のバイバック(買い入れ消却)計画が物足りないとして、米長期金利が上昇するとともにドルが買われる場面もあったが、日銀の利上げペースが加速するとの思惑が根強いことやベッセント米財務長官が8日に円売りをけん制したことから積極的に上値を追う展開とはならなかった。 ただ、中東情勢を巡る先行き不透明感から米原油先物相場が騰勢を強めており、この日の東京市場は日本の貿易収支が悪化するとの見方からドル買い・円売りが優勢。前日に米長期金利が一時4.85%と2023年11月以来の水準をつけたことから日米金利差も意識されているようだ。ドル円相場は朝方こそ153円30銭台に押されたものの、その後は153円70銭台まで切り返している。 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1631ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0010ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=178円78銭前後と同50銭強のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS