米外為市場サマリー:米物価指標の発表を控えるなか153円台半ばで推移
投稿:
9日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=153円56銭前後と前日と比べて40銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=178円65銭前後と同35銭程度のユーロ安・円高だった。 米軍が8日にイランのイスラム革命防衛隊と関係のある複数のタンカーを攻撃し、その報復としてイラン革命防衛隊がヨルダンの米軍基地に弾道ミサイルを発射するなど、攻撃の応酬が激化。中東情勢を巡る先行き不透明感を背景とした米原油先物や米長期金利の上昇がドルの支えとなった。加えて、米財務省が「10日に実施する買い戻し(ハイバック)で、残存期間10~20年の米国債を最大60億ドル買い入れる」と発表し、想定していたよりも規模が小さかったとして米国債売りで反応したこともドル買いを促し、ドル円相場は153円80銭台に値を上げる場面があった。ただ、日銀の利上げペースが加速するとの思惑が根強いほか、ベッセント米財務長官が8日に投機的な円売りをけん制したことから積極的に上値を追う展開とはならず。10日発表の米8月卸売物価指数(PPI)や11日発表の米8月消費者物価指数(CPI)を控えて動きにくいことも上値の重さにつながり、ドル買い一巡後は153円台半ばで推移した。 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1633ドル前後と前日と比べて0.0010ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS