株価指数先物【寄り前】 -1σ水準での底堅さを見極めつつ、押し目待ち狙いのロング対応
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大阪9月限ナイトセッション 日経225先物 65040 -170 (-0.26%) TOPIX先物 4043.0 -11.0 (-0.27%) シカゴ日経平均先物 65145 -65 (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比) 8日の米国市場はNYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が下落。イエメンの親イラン武装組織フーシ派がサウジアラビアのエネルギー施設などを攻撃したと報じられた。中東からのエネルギー供給の混乱が一段と長引くと警戒されて、WTI原油先物が一時1バレル=94ドル台と3カ月ぶりの高値をつけたことが投資家心理の悪化につながった。また、カナダが米国の課した対カナダ関税への報復関税を発動したと伝えられ、両国の貿易対立が米経済や物価に影響するとの懸念が広がった。 NYダウ構成銘柄ではキャタピラー、ユナイテッドヘルス・グループ 、シェブロン 、コカ・コーラ 、マクドナルド が買われた。半面、アムジェン 、セールスフォース 、ホーム・デポ 、マイクロソフト 、プロクター・アンド・ギャンブル が軟調。NYダウ構成銘柄ではないが、クアルコム やインテル など半導体関連の一角が買われ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は上昇している。 シカゴ日経平均先物(円建て)の清算算は、大阪比65円安の6万5145円だった。8日取引終了後の日経225先物(9月限)のナイトセッションは、日中比210円安の6万5000円で始まった。開始直後につけた6万4920円を安値に切り返し、6万5100円~6万5500円辺りで保ち合いを継続。米国市場の取引開始直前には6万5610円まで買われる場面もみられた。終盤にかけてはそれまで推移していた6万5250円~6万5500円辺りのレンジを下抜く形となり、日中比170円安の6万5040円でナイトセッションの取引を終えた。 日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、売りが先行しそうだ。ただ、前日は午後に入り下へのバイアスが強まり、6万6700円辺りから引け間際には6万5100円まで下落幅を広げる場面もみられていた。祝日明けの米国市場は中東情勢を巡る懸念から主要な株価指数が下落したものの、ショートが膨らむ流れにはならないだろう。ボリンジャーバンドの-1σ(6万5060円)水準での底堅さを見極めつつ、押し目待ちのロング対応に向かわせそうだ。 -1σを明確に割り込んでくるようだと-2σ(6万3830円)が意識される一方で、-1σでの底堅さがみられると、25日移動平均線(6万6290円)が射程に入ってくる。そのため、オプション権利行使価格の6万3875円から6万6375円辺りのレンジを想定。 また、米国では半導体株の一角が買われており、SOX指数は4日続伸で8月19日以来となる1万2000台を回復する場面もみられた。本日もアドバンテスト<6857>[東証P]やソフトバンクグループ<9984>[東証P]、東京エレクトロン<8035>[東証P]、キオクシアホールディングス<285A>[東証P]など指数インパクトの大きい半導体やAI(人工知能)関連株をにらんでの展開となりそうだ。 8日の米VIX指数は、15.72(7日は15.30)に上昇した。15.22まで低下する場面もみられたが、前日に上抜けた25日線(15.15)が支持線として意識されていた。一時15.94まで上昇して75日線(16.60)が射程に入ってきており、市場心理をやや神経質にさせそうである。 8日のNT倍率は、先物中心限月で16.08倍(7日は16.09倍)に低下した。一時16.25倍まで切り上がる場面もみられ、抵抗線として意識されていた25日線(16.13倍)を突破した。NTロングによるスプレッド狙いの動きが強まったものの、後場中盤以降はリバランスが強まり、同線を下回って終えている。米国市場の流れから再び25日線を捉えてくる可能性も考えられるため、ややNTロングを意識しておきたいところだろう。 株探ニュース