<動意株・7日>(大引け)=豊和工、メガチップス、名村造など

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 豊和工業<6203.T>=物色の矛先向かいストップ高。午前11時ごろに、産業用ドローンの開発を手掛けるスタートアップ企業であるProdrone(名古屋市天白区)とのドローン開発・製造に関する連携を強化すると発表しており、好材料視されている。両社は、小泉防衛大臣が5月20日にProdroneを訪問した際に発表した「対処型ドローン」の共同開発などを通じて連携しているが、今回、Prodroneが実施する第三者割当増資を引き受けることで連携を強化した。引き受けた株式額は連結純資産の10%未満という。また、Prodroneの量産工場を豊和工の敷地内に設置することで開発・製造に関する連携を強化するとしている。

 メガチップス<6875.T>=後場終盤に強含む。午後3時ごろ、イスラエルに本社を置くプロティアン・テックス社と次世代ASIC・LSI設計の分野で協業すると発表したことが好材料視されている。プロティアン社は、先端エレクトロニクス向けに健全性・性能管理ソリューションを提供する企業で、今回の協業によりプロティアン社が保有するインチップモニタリング及びディープデータ解析技術を、メガチップスの次世代ASIC・LSI設計に活用する。また両社は、AI及び高性能電子システムに使用される先進的なASIC・LSI設計において「deep silicon visibility(シリコン内部の深い可視性)」を実現し、開発・量産から実運用まで、製品ライフサイクル全体にわたる半導体の挙動に関する詳細な知見を提供できるようにするとしている。

 名村造船所<7014.T>=大幅高で3日続伸。国土交通省は4日、造船業再生基金の造成後初となる供給確保計画の認定を3件行ったと発表した。うち、1件は名村造と同社グループの函館どつくが申請した計画であり、材料視した買いが集まっている。計画では船体の供給能力の向上に資する先進的な施設などの導入に取り組むとしており、最大助成額は約499億円に上る。

 リガク・ホールディングス<268A.T>、ジャパンマテリアル<6055.T>=いずれも3連騰で安値圏離脱の動き強める。前週末の米国株市場では半導体メモリー関連株などに買い戻しの動きが顕在化し、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)を押し上げている。東京市場でもNAND型フラッシュメモリー大手のキオクシアホールディングス<285A.T>が大商いで値を飛ばし、全体相場を牽引している。そうしたなか、キオクシアの設備投資増強で商機を高める銘柄群にも物色の矛先が向いた。リガクHDはNANDフラッシュの製造工程で重要な役割を担うX線計測装置などを手掛けている。また、Jマテリアルは半導体工場向け特殊ガスの供給設備やメンテナンスでキオクシアに貢献が見込まれており、株価が出遅れていただけに、戻り余地に期待した連想買いに拍車がかかった。

 エス・エム・エス<2175.T>=続伸で年初来高値を視界に置く。上向きの5日移動平均線を足場に一段と上値を目指す展開で、7月15日につけた年初来高値2623円を視界に捉える状況となっている。同社は介護や医療業界向け人材紹介サービスなどを手掛けるほか、介護・障害福祉事業者向け経営支援などにも展開する。アクティビストとして名を馳せる香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントが同社株への買い増し姿勢を強めていることが、前週末4日にオアシスが関東財務局に提出した変更報告書で明らかとなった。オアシス側は「発行者の中長期的な企業価値に関連する事業ポートフォリオ戦略、AI及びデータの活用、価格戦略、取締役会の構成などについて、発行者との対話を開始している」ことを明らかにしており、エスエムエスの中期的な企業価値向上に対する期待を背景に、上値を見込んだ投資資金を誘導している。

 フォーサイド<2330.T>=急反発。前週末4日の取引終了後に、ホームページの制作運営やホスティングサービスなどを展開するマカルーデジタル(東京都世田谷区)の全株式を10月1日付で取得し子会社化すると発表したことが好感されている。マカルーデジタルのWeb開発・運用ノウハウと、フォーサイドが有するデジタルコンテンツ、AI関連事業などの事業基盤を掛け合わせることで、グループ全体のデジタル戦略を更に推進するのが狙い。取得価額は7900万円。なお、26年12月期業績に与える影響は精査中としている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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