話題株ピックアップ【夕刊】(3):セルシス、大戸屋HD、ティアフォー
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■セルシス <3663> 1,834円 +14 円 (+0.8%) 本日終値 セルシス<3663>が3日ぶりに反発。午前11時ごろに、イラスト・マンガ・Webtoon・アニメーション制作アプリ「CLIP STUDIO PAINT」の全世界における累計出荷本数が7000万本を超えたと発表しており、好材料視された。なお、直近1000万本の出荷においては、全体の90%以上を海外ユーザーが占めているとしている。 ■大戸屋ホールディングス <2705> 9,490円 +60 円 (+0.6%) 本日終値 大戸屋ホールディングス<2705>が3日ぶりに反発。3日の取引終了後に発表した8月度の月次売上高で、既存店売上高が前年同月比10.8%増と58カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。客数が同6.0%増と伸長したほか、客単価も同4.5%増と上昇した。 ■TISI <3626> 4,022円 +24 円 (+0.6%) 本日終値 TISI<3626>が続伸。3日の取引終了後に関東財務局に提出された大量保有報告書で、米国の投資ファンドであるファースト・イーグル・インベストメント・マネジメントによる株式保有割合が5.25%となり、新たに5%を超えたことが判明。これを受けて需給思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は「投資顧問契約に基づく顧客資産の運用」としており、報告義務発生日は8月31日となっている。 ■アークランズ <9842> 1,868円 +8 円 (+0.4%) 本日終値 アークランズ<9842>はしっかり。3日取引終了後、8月の月次動向を発表。小売り事業の既存店売上高は前年同月比1.6%増と、3カ月ぶりにプラスに転じた。全店ベースでも同2.6%増と堅調だった。一方、外食事業の「かつや」既存店売上高は同5.4%減とマイナス基調が続いた。 ■ティアフォー <593A> 2,870円 -700 円 (-19.6%) ストップ安 本日終値 ティアフォー<593A>は7日ぶりに急反落し、ストップ安に売られた。同社はオープンソースソフトウェア「Autoware」(オートウェア)を技術基盤とした自動運転システムの商用利用を実現するためのプロダクトを開発・提供している。8月20日、ルネサスエレクトロニクス<6723>と協業し、レベル2+/2++の先進運転支援からレベル4の自動運転まで対応した拡張性の高いソリューションを提供すると発表した。これをきっかけに株価水準を大きく切り上げたなか、複数のメディアが27日にトヨタ自動車<7203>が28年にレベル2++の自動運転システムを搭載した乗用車を市場投入すると報じ、自動運転関連銘柄が物色人気化。投資マネーの流入が続き、2週間のうちに株価は約3倍になった。ただ、急ピッチな上昇が続いたことから、週末を控えたきょうの東京市場では利益確定売りが膨らんだようだ。 ■JMホールディングス <3539> 1,364円 -96 円 (-6.6%) 本日終値 東証プライム 下落率トップ JMホールディングス<3539>が大幅反落。3日の取引終了後に、集計中の26年7月期連結業績について、営業利益が従来予想の109億円から90億円(前の期比10.4%減)へ、純利益が70億円から49億円(同24.1%減)へそれぞれ下振れて着地したようだと発表し、増益予想から一転して減益着地になるとしたことが嫌気された。スーパーマーケット事業や外食事業の既存店が順調に推移したことや、新規出店4店舗の売り上げ寄与などで、売上高は1960億円から1985億円(同6.6%増)へ上振れて着地したものの、仕入れ価格が上昇するなか価格転嫁を慎重に進めていることで粗利益率が低下した。また、子会社が運営する店舗の一部に収益性の低下が認められ、店舗減損損失を特別損失として計上することも利益を押し下げた。 ■ネクセラファーマ <4565> 1,140円 -40 円 (-3.4%) 本日終値 ネクセラファーマ<4565>が反落。3日の取引終了後に、提携先でイーライ・リリー子会社のセンテッサ・ファーマシューティカルズが開発中の選択的オレキシン2受容体(OX2R)作動薬に関して、後期開発段階の研究開発が進展したことに伴い、マイルストン860万ドル(約13億8000万円)を受領することになったと発表。これを受けて朝方は高く始まったものの、同件による26年12月期業績への影響は業績予想に織り込み済みとしていることもあって、買いが続かなかったようだ。なお、同マイルストンは全額、26年12月期第3四半期の売上高として計上される見通し。 ■朝日インテック <7747> 3,521円 -87 円 (-2.4%) 本日終値 朝日インテック<7747>は軟調。SMBC日興証券が3日付で投資評価を「1(アウトパフォーム)」から「2(中立)」へ、目標株価を4500円から4200円へ引き下げた。期待値は株価に織り込まれたと指摘。株価に織り込まれた粗利率改善と米国成長の進捗を確認していく局面とした。これが売り材料視された。 ■オンワード <8016> 718円 -11 円 (-1.5%) 本日終値 オンワードホールディングス<8016>は冴えない。3日取引終了後、8月度の月次売り上げ概況を発表。既存店売上高は前年同月比3.7%減と、2カ月ぶりにマイナスに転じた。全店ベースでも同3.6%減となった。天候不順の影響に加え、熊本地震発生以降にプロモーション活動を全国的に自粛したことでECを中心に客数が大幅減となった。これがネガティブ視された。 ■トヨタ自動車 <7203> 3,081円 -36 円 (-1.2%) 本日終値 トヨタ自動車<7203>は売り買い交錯。外為市場でドル円相場は足もと1ドル=155円台と急速にドル安・円高方向へと振れている。日銀の高田創審議委員が2日の講演で連続利上げの可能性などに言及したことを受け、利上げペースが加速するとの見方が広がった。3日の引け後には、日銀が10月以降の会合においても、追加利上げが必要になる可能性を排除していないと一部で報じられた。更に米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事が講演で、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)において政策金利の据え置きを支持する姿勢を示し、米国の利上げ観測が後退。これらを背景に、ドルを売って円を買う動きが加速した。トヨタの想定為替レートは1ドル=160円で、実勢レートはこれよりも円高となっている。円高進行による収益押し下げ効果が懸念される半面、自社株買い余力への期待もあって、トヨタに対して売り込む姿勢は限られているようだ。トヨタが3日引け後に発表した自己株式の取得状況によると、8月31日時点の累計取得総額は864億9417万円。来年8月4日までの取得総額の上限は1兆円となっている。 ■カイオム <4583> 112円 +30 円 (+36.6%) ストップ高 本日終値 カイオム・バイオサイエンス<4583>は続急伸。FRONTEO<2158>と3日の取引終了後、AI創薬に関する共同研究契約を締結したと発表しており、材料視した買いが集まった。カイオムの抗体創薬技術とフロンテオのAI創薬支援サービスによる新規標的探索を組み合わせることで、2027年度中にバイスペシフィック抗体医薬品候補を創出することを目指す。バイスペシフィック抗体は1つの抗体分子が2種類の異なる抗原・標的に結合できるように設計された抗体。通常の抗体では得られない高い治療効果を実現することなどが期待されているという。 ■エブリー <607A> 317円 +80 円 (+33.8%) ストップ高 本日終値 エブリー<607A>がストップ高に買われ、上場来高値を更新。同社は8月4日に東証グロース市場に新規上場したニューフェース。レシピ動画メディア「デリッシュキッチン」などを手掛け、小売業向け統合ソリューション「retail HUB」に関してアークス<9948>への導入が決まったと発表している。成長期待の高い直近IPO銘柄で、需給面でのしこりがなく、自動運転関連株の一角の売却で個人投資家が獲得したキャッシュの一部が流入しているもようだ。直近IPO銘柄ではAIチャットボットツールを提供するチャットプラス<598A>が一時ストップ高。原発の保守・廃炉工事などに携わるビーエイブル<604A>が買われ、新高値をつけた。 ■ブランジスタ <6176> 1,137円 +150 円 (+15.2%) ストップ高 本日終値 ブランジスタ<6176>がストップ高。3日の取引終了後、SBIホールディングス<8473>と同社傘下のSBINMから、議決権保有割合で20%をメドに株式を追加取得するとの通知を受けたと発表。資本関係の強化をポジティブ視した買いが優勢となった。追加取得を機に提携関係の強化も目指す。ブランジスタのプロモーション支援事業「アクセルジャパン」について、SBIグループが提供する地銀のネットワークを通じ、地方企業に展開する方針。また、電子雑誌「旅色」などを手掛けるメディア事業において、SBIグループのネットワークや金融・次世代サービス基盤と連携。サービスの拡充を図るとともに、新たな手数料収益などの獲得を目指す。SBINMは4日より東証での市場買い付けにより、株式取得を開始する予定。20%を保有した時点でのSBINMの大株主順位は第2位で変わらない。 ●ストップ高銘柄 コパ・コーポレーション <7689> 381円 +80 円 (+26.6%) ストップ高 本日終値 など、4銘柄 ●ストップ安銘柄 アイサンテクノロジー <4667> 2,970円 -700 円 (-19.1%) ストップ安 本日終値 など、2銘柄 株探ニュース