明日の為替相場見通し=中東懸念と日銀利上げ観測が交錯
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今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、中東情勢の緊迫化を背景とした有事のドル買いと日銀の早期利上げを意識した円買いが交錯することになりそうだ。予想レンジは1ドル=159円00銭~160円20銭。 米軍が1日にイランに対して集中的な空爆を行い、イランが報復として中東の米軍関連施設を攻撃するなど戦闘が激しさを増している。緊張再燃で米原油先物相場が騰勢を強めており、原油高を通じたインフレ圧力で米長期金利が上昇しやすくなっていることからドルが買われやすい。 ただ、1ドル=160円を超える水準では日本の通貨当局による介入警戒感から積極的にはドル買い・円売りに動きにくい。また、日銀の高田創審議委員が講演で「機動的な利上げが必要な新たな局面に入った」との見解を示したことなどから、日銀の早期利上げや利上げペース加速への思惑が浮上していることも過度な円売りを抑制しそうだ。 また、1日に発表された8月の米ISM製造業景況感指数と7月の雇用動態調査(JOLTS)求人件数が市場予想を下回ったことで、日本時間今晩に公表される8月の米ADP雇用統計と米地区連銀経済報告(ベージュブック)にも関心が寄せられている。 出所:MINKABU PRESS