話題株ピックアップ【夕刊】(3):トリケミカル、デルタフライ、ヌーラボ

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材料

■トリケミカル研究所 <4369>  3,075円   -5 円 (-0.2%)  本日終値
 トリケミカル研究所<4369>は3日続落。8月31日の取引終了後に、27年1月期の連結業績予想について、売上高を270億円から295億円(前期比23.5%増)へ、営業利益を60億円から74億5000万円(同26.2%増)へ、純利益を46億円から65億7000万円(同19.1%増)へ上方修正したが、目先の材料出尽くしとみた売りが出たようだ。主要販売先である半導体業界が、生成AIを中心とした旺盛な需要を受けて高い稼働を継続し、半導体各社が積極的な設備投資を行っていることを背景に、特に中国・台湾半導体市場向けの出荷が想定を上回っていることが要因という。また、韓国でのメモリ生産が好調なことを受けて、韓国関連会社の業績も好調に推移し、持ち分法による投資利益も想定を上回るとしている。なお、同時に発表した7月中間期決算は、売上高147億500万円(前年同期比18.8%増)、営業利益38億3800万円(同20.8%増)、純利益33億7300万円(同21.5%増)となり、従来予想の売上高137億円、営業利益29億6000万円、純利益21億9000万円を大きく上回って着地した。

■デルタフライ <4598>  154円   +50 円 (+48.1%) ストップ高   本日終値
 Delta-Fly Pharma<4598>が急反発。8月31日の取引終了後に、切除不能/再発・進行性の膵臓がんで3次治療以降を受ける患者を対象に日本で実施中のDFP-17729(がん微小環境調節剤)の第2/3相臨床試験について、第2相部分のデータ解析状況を発表。これまでに試験継続に影響する副作用は認められておらず、現時点で二重盲検下における全ての被験者の生存率は71.8%、OS(生存期間)中央値は約7.2カ月となったとした。一般的に、3次治療以降の進行膵臓がん患者は予後が厳しく、OS中央値は約3~4カ月と報告されていることから、現在も二重盲検下で試験は継続中であり、最終的な有効性評価は完了していないものの、OS延長に寄与する可能性を示唆しているとした。

■ヌーラボ <5033>  1,064円   +112 円 (+11.8%)  本日終値
 ヌーラボ<5033>が大幅高で、年初来高値を更新した。同社は8月31日取引終了後、PR TIMES<3922>との合意に基づき、PRTIMEのタスク・プロジェクト管理ツール「Jooto」から自社のプロジェクト・タスク管理ツール「Backlog」への移行支援を開始すると発表。これが材料視されたようだ。この取り組みは、8月6日に発表された「Jooto」の一般提供終了(27年7月31日予定)を受け、有料利用企業2379社、50万人を超えるユーザーを擁する同サービスの利用者に向けて実施するもの。なお、Jooto事業や顧客との契約をヌーラボが承継するものではなく、Backlogへの移行は顧客自身の判断と申し込みに基づくとしている。

■川上塗料 <4616>  2,448円   +250 円 (+11.4%)  本日終値
 川上塗料<4616>が急騰し年初来高値を更新した。8月31日の取引終了後に、11月30日を基準日として1株を3株に株式分割すると発表。あわせて、株式分割に伴い株主優待制度を拡充するとしたことが好感された。株主優待制度の拡充は、現行制度では1年以上継続して100株以上を保有する株主を対象にQUOカードPay3000円分を提供していたが、27年11月末日時点の株主から、1年以上継続して300株以上500株未満保有する株主にQUOカードPay3000円分、500株以上保有する株主にQUOカードPay5000円分をそれぞれ提供する。

■日本アジア投資 <8518>  150円   +12 円 (+8.7%)  本日終値
 日本アジア投資<8518>が大幅続伸。8月31日の取引終了後に27年3月末時点の株主から株主優待制度を導入すると発表したことが好感された。毎年3月末日時点で5単元(500株)以上を1年以上継続して保有する株主を対象に同社グループの取引先や投資先の5000円相当の商品を提供する。なお、初回となる27年3月末日に限っては、継続保有の条件を半年以上とする。

■六甲バター <2266>  1,161円   +86 円 (+8.0%)  本日終値  東証プライム 上昇率3位
 六甲バター<2266>は大幅反発。8月31日の取引終了後、26年12月期の期末一括配当予想を10円50銭増額の30円50銭(前期は20円)に引き上げたと発表した。同時に株主優待制度の変更を開示しており、これらを好感した買いが集まった。配当方針を変更し、下限1株20円、配当性向40%以上の数値目標を新たに設定した。株主優待はこれまで1000株以上を保有する株主に同社製品3000円相当を贈呈してきた。今期からは従来の株主優待に加え、100株以上を保有する継続保有期間が1年以上の株主を対象に、QUOカード1000円分を贈る。

■ラクーンHD <3031>  692円   +42 円 (+6.5%)  本日終値  東証プライム 上昇率6位
 ラクーンホールディングス<3031>は高い。8月31日取引終了後、第1四半期(5~7月)連結決算を発表。売上高は17億7600万円(前年同期比13.9%増)、純利益は2億2600万円(同31.4%増)だった。プロモーション投資の水準を引き上げて顧客基盤の拡大に取り組んだことが奏功した。投資有価証券売却益を計上したことも寄与した。これを好感した買いが入った。

■美樹工業 <1718>  7,250円   +400 円 (+5.8%)  本日終値
 美樹工業<1718>が大幅続伸。8月31日の取引終了後に、9月30日を基準日として1株を3株に株式分割すると発表したことが好感された。投資単位当たりの金額を引き下げることで、投資家がより投資しやすい環境を整え、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的という。

■サイエンスアーツ <4412>  1,384円   +68 円 (+5.2%)  本日終値
 サイエンスアーツ<4412>が後場一段高。同社はきょう午前11時30分ごろ、名古屋市防災危機管理局がライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom(バディコム)」約1000IDを導入したことを明らかにしており、これが買い手掛かりとなったようだ。バディコムは、インターネット通信網を利用して、スマートフォンやタブレットにアプリをインストールすることで、トランシーバーや無線機のように複数人と同時コミュニケーションを可能にするサービス。航空、鉄道、建設、福祉施設、流通など、さまざまな業種で活用されている。

■アスタリスク <6522>  1,656円   -500 円 (-23.2%) ストップ安   本日終値
 アスタリスク<6522>はストップ安。8月31日取引終了後、26年8月期連結業績予想について売上高を22億9100万円から14億5000万円(前の期比13.0%減)へ、最終損益を6500万円の黒字から3億3000万円の赤字(前の期1億8200万円の赤字)へ下方修正すると発表した。従来の黒字予想から一転赤字に転落する見通しとなり、これを嫌気した売りが膨らんだ。米国子会社の大型案件について、顧客との調整などで売り上げ計上時期が後ずれする見込みとなったため。国内の一部大型案件の後ずれも響く。また、保有する投資有価証券の評価損が発生したことも織り込んだ。

●ストップ高銘柄
 ブレインズテクノロジー <4075>  1,387円   +300 円 (+27.6%) ストップ高   本日終値
 いつも <7694>  727円   +100 円 (+16.0%) ストップ高   本日終値
 など、3銘柄

●ストップ安銘柄
 アスタリスク <6522>  1,656円   -500 円 (-23.2%) ストップ安   本日終値
 以上、1銘柄

株探ニュース

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