話題株ピックアップ【夕刊】(2):IHI、ジェイテクト、三菱UFJ

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■因幡電機産業 <9934>  3,161円   +76 円 (+2.5%)  本日終値
 因幡電機産業<9934>は5日続伸。8月31日取引終了後、フジクラ<5803>傘下の藤倉商事の全株式を取得し、同企業を完全子会社化すると発表した。買収額は非開示。これにより、フジクラグループ製品の取り扱いラインアップを拡充する。また、藤倉商事が持つ電子部品やコネクターなどの分野における高度な専門性と、因幡電産の営業基盤を融合させ、提案力強化と販売機会の拡大による収益力向上を目指す。今後の業績貢献が期待されているようだ。

■IHI <7013>  2,736円   +54 円 (+2.0%)  本日終値
 IHI<7013>が反発。SMBC日興証券が8月31日付でIHIの投資評価を3段階で真ん中の「2」から最上位の「1」に引き上げた。スペアパーツが中東情勢の影響を大きく受けずに堅調に推移している点を評価し、ディスカウント率を20%から10%に変更。適用PER(株価収益率)26倍を据え置きながら、目標株価を2900円から3800円に増額修正した。また、同証券はIHIの28年3月期営業利益予想を1996億円から2328億円に見直している。

■ジェイテクト <6473>  2,186円   +35.5 円 (+1.7%)  本日終値
 ジェイテクト<6473>が続伸。東海東京インテリジェンス・ラボは31日、同社株の目標株価を2680円から2760円に引き上げた。レーティングは3段階で最上位の「アウトパフォーム」を継続した。第1四半期(4~6月)の連結事業利益は前年同期比62.1%増の227億4600万円だった。27年3月期通期予想の900億円に対する進捗率は25.3%と過去3年間の平均(17.0%)を上回っている。欧米における構造改革やコスト低減は順調であり、日本国内でも次世代EPS(電動パワーステアリング)の生産が徐々に立ち上がり、生産性の改善効果も拡大している。27年3月期の同利益は986億4600万円への上振れを見込んでいる。

■メニコン <7780>  1,937円   +27 円 (+1.4%)  本日終値
 メニコン<7780>が反発。この日、シード<7743>及び福山通運<9075>と共同で実証実験を進めていた共同配送について、9月から本格運用を開始したと発表しており、物流効率化につながるとの期待から買われたようだ。同取り組みは、メニコンとシードが共同配送の対象となる荷物を集約し、福山運が有する輸送ネットワークと運行・配送管理のノウハウを活用することで、積載効率の向上及び配送の効率化を図るもの。25年7月から九州エリアで実証実験を実施してきたが、一定の成果が確認されたことから、今回、本格運用へ移行する。まずは、実証実験の対象だった九州エリアの一部のメニコングループ販売店向け荷物に加えて、取り組みに賛同したメニコン及びシードの九州エリアの顧客向け荷物にも対象を拡大し、今後も取り組みに賛同する顧客の参画を促進し対象拡大を図るとしている。

■広済堂ホールディングス <7868>  562円   +7 円 (+1.3%)  本日終値
 広済堂ホールディングス<7868>は4日ぶり反発。8月31日取引終了後、9月18日付で1618万5205株(発行済み株式総数の9.85%)の自社株を消却すると発表した。3月末時点で東証プライム市場の上場維持基準のうち「流通株式比率」に適合していなかったが、今回の自社株消却によって基準を充たす見込みという。これが手掛かりとなったようだ。

■イーレックス <9517>  880円   +10 円 (+1.2%)  本日終値
 イーレックス<9517>が反発。この日、他社が保有する特別高圧・高圧の系統用蓄電池を対象としたアグリゲーションサービスを9月1日に開始したと発表しており、好材料視された。アグリゲーション事業は、再生可能エネルギーや蓄電池、需要側リソースなどの分散電源を統合的に制御・運用することで、電力の需給バランスを最適化し、その価値を電力市場で創出・提供する事業のこと。再生可能エネルギーの導入拡大に伴い、電力需給の柔軟な調整力として蓄電池の重要性が高まるなか、蓄電池保有事業者に代わって同社が市場運用を行うことで、蓄電池の価値向上を支援するとしている。

■三菱UFJ <8306>  3,700円   +20 円 (+0.5%)  本日終値
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>は朝安後に切り返し、後場に上げ幅を拡大。三井住友フィナンシャルグループ<8316>やみずほフィナンシャルグループ<8411>など銀行株が総じて堅調に推移している。この日、円債市場で長期金利が3%台に乗せ、30年ぶりの水準に上昇した。金利上昇メリット株である銀行株のサポート要因となっている。日銀が今月17~18日に開く金融政策決定会合で、利上げに踏み切るとの見方が広がるなか、米国でも早期利上げ観測が台頭。日米ともに財政懸念も高まっており、内外金利に上昇圧力が掛かっている。日本の財務省が1日に実施した10年物国債入札は、応札倍率が3.29倍と前回入札から上昇したものの、やや弱めとの見方が出ている。市場筋によると、落札業者が定かではない「不明玉」が1兆3000億円近くとなったもようで、その規模から年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の買い支えの憶測を呼んでいる。市場での実質的な債券需要を巡る楽観が広がるまでには至らず、金利の先高観が根強い状況にあり、銀行株に対しても売り込みにくい地合いが続いているようだ。

■DyDo <2590>  2,987円   -63 円 (-2.1%)  本日終値
 ダイドーグループホールディングス<2590>が続落。8月31日の取引終了後に発表した8月度(7月21日~8月20日)の国内飲料事業の販売状況で、自販機と流通の両チャネルを合わせた販売本数が前年同月比7.1%減となり、13カ月連続で前年実績を下回ったことが嫌気された。自販機、流通ともに販売本数を減らしたが、自販機の減少が大きかった。

株探ニュース

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