三菱UFJなど銀行株が堅調推移、長期金利は30年ぶり3%台に乗せる◇
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三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>は朝安後に切り返し、後場に上げ幅を拡大。三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>やみずほフィナンシャルグループ<8411.T>など銀行株が総じて堅調に推移している。この日、円債市場で長期金利が3%台に乗せ、30年ぶりの水準に上昇した。金利上昇メリット株である銀行株のサポート要因となっている。 日銀が今月17~18日に開く金融政策決定会合で、利上げに踏み切るとの見方が広がるなか、米国でも早期利上げ観測が台頭。日米ともに財政懸念も高まっており、内外金利に上昇圧力が掛かっている。日本の財務省が1日に実施した10年物国債入札は、応札倍率が3.29倍と前回入札から上昇したものの、やや弱めとの見方が出ている。市場筋によると、落札業者が定かではない「不明玉」が1兆3000億円近くとなったもようで、その規模から年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の買い支えの憶測を呼んでいる。市場での実質的な債券需要を巡る楽観が広がるまでには至らず、金利の先高観が根強い状況にあり、銀行株に対しても売り込みにくい地合いが続いているようだ。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS