キオクシアは強弱観対立もやや売り優勢、米サンディスクの大幅高はポジティブ材料
投稿:
キオクシアホールディングス<285A.T>は強弱観対立、やや売り優勢ながら5万円大台近辺で売り買いを交錯させている。ここ25日移動平均線を絡めた攻防が続いているが、前日は朝安後に切り返し反発して引けた。売買代金は前日まで6営業日連続で2兆円台を下回っており、株価も狭いレンジでのもみ合い圏推移が続いているが、日柄的には煮詰まり限界から上下どちらかに動きが出やすいタイミングにある。 そうしたなか、前日の米国株市場では同社と同業態で株価連動性の高いサンディスク<SNDK>が5.5%高と大きく水準を切り上げ、半導体セクターに対する投資家心理を支えたことで、これがポジティブ視される可能性がある。前週27日には、キオクシアとサンディスクが政府支援を前提に国内で2032年までに総額約5兆円の投資を見込んでいると発表し、マーケットで話題となった。両社に限らず世界的にAIへの過剰投資懸念はくすぶるものの、生産能力の増強は業界で勝ち組となるうえでは必須事項であり、「ここで手をこまねいていては成長期待の剥落から結局は株価に下押し圧力が働く」(中堅証券ストラテジスト)という指摘もある。キオクシアの株価は6月22日につけた最高値11万2700円から依然として半値以下の水準にディスカウントされた状態で、中期視野で値ごろ感に着目した買いも継続しているもようだ。 出所:MINKABU PRESS