株価指数先物【寄り前】 狭いレンジでのスキャルピング中心のトレード

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先物

大阪9月限ナイトセッション
日経225先物 66150 ±0 (±0.00%)
TOPIX先物 4116.0 -1.5 (-0.03%) 
シカゴ日経平均先物 66230 +80
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

 27日の米国市場は、NYダウ、S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。好決算を発表したエヌビディアとセールスフォースがNYダウを押し上げたが、一方でインフレ懸念から原油高や米長期金利が上昇するなかで消費関連株やディフェンシブ銘柄が売られており、上値の重荷になった。また、経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」が27日、米西部ワイオミング州で開幕し、28日には米連邦準備理事会(FRB)のウォーシュ議長の講演を控えていたため、好決算銘柄以外には積極的な買いが入りにくい状況だった。

 NYダウ構成銘柄ではセールスフォースやエヌビディアのほか、IBM、マイクロソフト、アップルが買われた。半面、マクドナルド、ウォルト・ディズニー 、メルク、ホーム・デポ、ウォルマートが軟調。NYダウ構成銘柄ではないが、ブロードコム、アプライド・マテリアルズなどが買われ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)の上昇率は2%を超えている。

 シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は大阪比80円高の6万6230円だった。27日取引終了後の日経225先物(9月限)のナイトセッションは、日中比10円高の6万6160円で始まった。その後、6万6460円まで買われた後は6万6150円~6万6400円辺りでの保ち合いを継続。米国市場の取引開始後にレンジを下抜けて6万5670円まで売られる場面もみられたが、売り一巡後は6万5800円~6万6250円辺りでの値動きが続き、日中比変わらずの6万6150円でナイトセッションの取引を終えた。

 日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、やや買いが先行することになりそうだ。ただ、エヌビディアやセールスフォースについては前日の時間外取引での強い値動きを織り込んでいるとみられ、指数インパクトの大きい東京エレクトロン<8035>[東証P]、キオクシアホールディングス<285A>[東証P]など半導体やAI(人工知能)関連株にらみの展開になりやすく、押し目狙いのロング対応に向かわせよう。

 日経225先物はナイトセッションで、25日移動平均線(6万5670円)と75日線(6万6580円)とのレンジ内での推移をみせていた。28日に予定されているウォーシュFRB議長によるジャクソンホール会議での講演を見極めたいところであり、引き続き狭いレンジ内でのスキャルピング中心のトレードを余儀なくされそうである。

 指数インパクトの大きい半導体やAI関連株の底堅さが意識されるなかでショートを仕掛けにくくさせそうだが、13週線(6万7070円)も抵抗線として意識されやすい。前日の日経225先物は朝方に6万7180円まで買われて75日線を突破する場面もみられたが、同線をキープできず、その後は軟化して25日線に接近していた。再びロングの動きを強めたとしても、戻り待ち狙いのショート対応になりそうだ。そのため、オプション権利行使価格の6万5500円から6万7000円辺りでのレンジを想定。

 27日の米VIX指数は14.51(26日は15.21)に低下した。足もとで15.00~16.00辺りでの保ち合いが続いていたが、このレンジを下抜ける形となり、8月14日につけた14.18に接近してきた。一時14.42とボリンジャーバンドの-1σ(14.47)を下回る場面もみられており、バンドに沿った形での低下によってリスク選好に向かわせそうだ。

 27日のNT倍率は先物中心限月で16.06倍(26日は16.11倍)に低下した。指数インパクトの大きい半導体やAI関連株が買われて日経平均型優位の展開になり、朝方には16.29倍まで上昇して25日線(16.14倍)を上回った。ただ、その後はリバランスの動きをみせたことで25日線割れから、-1σ(15.91倍)が意識されていた。本日は米国市場の流れもあって、25日線を下回る水準ではNTロングを組成する動きに向かわせよう。

株探ニュース

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