<動意株・26日>(前引け)=東邦鉛、テラドローン、稀元素

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材料

 東邦亜鉛<5707.T>=異彩高。ここ金市況の高騰と歩調を合わせるように銀市況も急速に上値指向を強めている。同社は鉛や銀などの製錬事業を主力展開するが、銀市況の動向が収益に与えるインパクトが大きいため、株価への影響も顕著となりやすい。事実、8月に入ってからの同社株の上昇は金・銀市況の高騰と軌を一にしている。そして、もう一つ市場で注目を浴びている背景としてレアアース・レアメタル関連としての切り口がクローズアップされている。同社は経営再建に取り組むなか、鉛及びレアメタルのリサイクル(回収事業)に傾注する構えを打ち出している。具体的には群馬県の安中製錬所の既存設備を活用して、リサイクル原料から有価金属を回収する事業で、レアアースもその対象の一つと目されている。ここ、アサカ理研<5724.T>などにレアアース関連のテーマで投資資金流入が加速していることで、その連想で東邦鉛にも物色人気が波及してきた。

 Terra Drone<278A.T>=物色人気集中でストップ高。25日移動平均線を一気に上放れる展開をみせている。測量や点検など産業用ドローンに関する各種ソリューションを展開、海外売上高比率が6割を占め、欧州を中心にドローンの航空運航管理(UTM)で強みを発揮するほか、防衛省案件などでも実績を積み上げている。25日取引終了後、防衛装備庁の「迎撃ドローン早期取得プログラム」で、テラドローンが提案する国産迎撃ドローン「Terra B1」が実証試験を通過し、次の段階である量産段階へ進んだことを開示した。同プログラムは、防衛装備庁がより迅速かつ実効性のあるドローン対処器材を早期に取得することを目的として2026年6月5日より公募を開始したもの。当初38社から提案があり、その中から同社を含む4社が実証試験の試供機材として採択されていたが、実証試験は同社のみが単独で通過したという。今回の開示を材料視する形で上値を見込んだ投資マネーが流れ込む格好となっている。

 第一稀元素化学工業<4082.T>=カイ気配。25日の取引終了後、レアメタル「ハフニウム」の国内製造技術を確立したと発表した。今年中に半導体用途などに向けたサンプル提供を開始し、2028年の国内量産化を目指すとしており、好感した買いが集まっている。ハフニウムは優れた電気的特性や高い耐熱性及び耐食性などを有しており、特に近年は先端半導体の高性能化・省電力化を支える高誘電率材料の主要原料として重要性が高まっている。同社は主力製品であるジルコニウム化合物の製造に当たり、グループのベトナム生産拠点で製造するジルコニウム中間体を日本に運んで加工している。今回確立した製造技術はハフニウムをこの中間体から日本国内で分離・精製するため、主力製品のジルコニウム化合物の特性を向上させる効果も期待できる。製造技術及びサンプル試作技術の確立は共同研究を行うエマルションフローテクノロジーズ(茨城県東海村)の技術協力のもと、基礎研究を経て実現した。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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