「レアアース」が5位にランクイン、重要鉱物再生などで設備投資支援の国策始動<注目テーマ>
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★人気テーマ・ベスト10 1 半導体 2 データセンター 3 地方銀行 4 フィジカルAI 5 レアアース 6 人工知能 7 仮想通貨 8 JPX日経400 9 宇宙開発関連 10 TOPIXコア30 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で「レアアース」が5位にランクインしている。 レアアースとはレアメタル(希少金属)の一種で、17種類の元素(内訳はスカンジウム1・イットリウム1・ランタノイド15)の総称。電子機器や高性能磁石、触媒などの先端製品に使われ、少量の添加でも材料の特性を劇的に向上させる効果を持つ「魔法の砂」といっても過言ではない。生成AI時代の必須インフラとして建設ラッシュとなっているAIデータセンターでは、サーバーやストレージ、電力周辺設備などのハイテク機器の重要な機能材料となっている。 問題はこのレアアースの採掘から分離・精製・加工のサプライチェーン全域で中国が圧倒的なシェアを有している点である。中国は政治的背景からレアアースの輸出規制強化などに動いており、日本にとっても先行き懸念が広がっている。高市早苗政権では国産レアアースの確保や代替技術の確立を経済安全保障の観点から重要課題に位置付けている。 環境省は重要鉱物やプラスチックなどのリサイクル強化に向けた金融支援制度を2027年度に設ける方針にあることが伝わっている。債務保証は産業廃棄物処理業への金融支援を手掛ける公益財団法人を通じ、融資額の50%を上限として最大50億円を最長10年間保証するという。27年度はこの新制度も含めて循環経済分野で約2400億円を概算要求する。 このほか、25年度に続いてレアメタルやレアアースなどの保管や選別、処理施設での設備投資への補助事業に約480億円を充当するとも報じられている。さかのぼって高市政権は4月に重要鉱物やプラスチックのリサイクル強化へ循環経済行動計画を策定しており、30年までに施設整備や技術開発に向けて官民で1兆円を投資する方針を掲げている。 株式市場でも関連銘柄に動きが出ている。きょうはアサカ理研<5724.T>が大幅高で4連騰と気を吐いているほか、松田産業<7456.T>も頑強な値動き。フルヤ金属<7826.T>なども値を飛ばしている。このほか、海底に眠るレアアース泥の採掘プロジェクトで東洋エンジニアリング<6330.T>や古河機械金属<5715.T>なども関連有力株に位置付けられている。 出所:MINKABU PRESS