前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

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■JPMC <3276>  2,222円 (+400円、+22.0%) ストップ高

 東証プライムの上昇率トップ。JPMC <3276> [東証P]がストップ高。3日の取引終了後、MBO(経営陣が参加する買収)の一環として非公開化を目指しTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表しており、TOB価格の1株2250円にサヤ寄せする動きを見せた。買付予定数の下限は670万7800株(所有割合40.16%)で、上限は設定しない。買付期間は8月4日から9月15日までを予定している。TOB成立後、所定の手続きを経てJPMCは上場廃止となる見通し。JPMCはTOBに賛同の意見を表明し、株主に応募を推奨した。東京証券取引所は3日、JPMCを監理銘柄(確認中)に指定している。

■スズデン <7480>  2,901円 (+500円、+20.8%) ストップ高

 スズデン <7480> [東証S]がストップ高。3日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高予想を前回予想の517億円から645億円(前期比40.5%増)、営業利益予想を24億円から39億6000万円(同91.1%増)に引き上げた。あわせて年間配当予想を71円増額の176円(前期は111円50銭)としており、これらを好感した買いが集まった。中間配当予想を38円増額の86円、期末配当予想を33円増額の90円に変更した。業績については主要顧客における生産活動や設備投資需要が引き続き堅調に推移すると予想。生成AI関連の高性能な 半導体の需要が拡大しているうえ、最先端メモリなどの需要が増加していることから、更なる投資拡大が見込まれるという。なお、4-6月期は売上高が151億9700万円(前年同期比47.7%増)、営業利益が9億7100万円(同2.5倍)だった。また、同時に7月度の売上高推移速報(個別)を開示。同月の売上高は60億8300万円(前年同月比62.3%増)となった。

■テラドローン <278A>  14,360円 (+2,360円、+19.7%)

 Terra Drone <278A> [東証G]が4日続急騰。東京証券取引所が3日の取引終了後に、同社株の信用取引による新規の売り付け及び買い付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする信用取引の臨時措置を4日売買分から解除すると発表。また、日本証券金融も4日から貸借取引自己取引分及び非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分に係る銘柄別増担保金徴収措置を解除すると発表しており、取引負担の減少で短期資金の流入が再び活発化するとの思惑から買いが流入したようだ。

■ダイトロン <7609>  4,150円 (+570円、+15.9%) 一時ストップ高

 東証プライムの上昇率4位。ダイトロン <7609> [東証P]が4日続急騰、一時ストップ高となった。半導体などの製造装置に優位性を持つエレクトロニクス系の技術商社で、高度なマーケティング能力に加え、メーカー機能も併せ持ち自社開発製品に強みを有しているのが特長だ。データセンターなどAIインフラ特需を捉え、足もとの業績も絶好調に推移している。3日取引終了後、同社は26年12月期の業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の75億5000万円から90億円(前期比28%増)に増額した。好業績を背景に株主還元も強化し、今期の年間配当は従来計画の95円から120円(前期実績は修正後で95円)に大幅上乗せする。更に、発行済株式数の3%強に相当する65万株、金額ベースで25億円を上限とする自社株買いを実施することも発表、取得した株式についてはすべて消却を予定しており、株式価値向上と株式需給改善が期待される状況にある。これらを評価する買いが集中する格好となった。

■東計電算 <4746>  5,630円 (+705円、+14.3%) ストップ高

 東計電算 <4746> [東証S]がストップ高。3日の取引終了後、26年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結決算の発表にあわせて、通期の最終利益予想を上方修正した。最終利益予想を前回予想の55億100万円から86億100万円(前期比60.1%増)に変更した。また、同時に9月30日を基準日として1株を4株に株式分割すると開示。そんななか、期末配当予想を86円50銭から97円50銭に引き上げた。これは株式分割前ベースで実質303円50銭の増額となっており、好感した買いが集まった。最終利益予想については、8月から12月にかけて保有する上場有価証券の一部を売却することで、売却益43億円を計上する見込みであることを反映した。なお、6月中間期は売上高が108億300万円(前年同期比9.6%増)、営業利益が33億3000万円(同12.3%増)、最終利益が29億2700万円(同17.3%増)だった。主力の情報処理・ソフトウェア開発業務が業績を牽引。システム運用業務が堅調に推移した。

■ヤマハ発 <7272>  1,511円 (+178.5円、+13.4%)

 東証プライムの上昇率6位。ヤマハ発動機 <7272> [東証P]が4日ぶり急反騰。4日午後1時ごろに26年12月期の連結業績予想について、売上高を2兆7000億円から2兆9000億円(前期比14.4%増)へ、営業利益を1800億円から2600億円(同2.1倍)へ、純利益を1000億円から1700億円(同10.6倍)へ上方修正したことが好感された。上期決算が、新興国を中心にMC(モーターサイクル)事業の販売台数が増加したことや為替の円安進行などで想定を上回ったことに加えて、年間を通じて米国追加関税の影響が期初想定を下回る見通しであることや、コスト削減施策の効果などを織り込んだ。また、想定為替レートを1ドル=155円から159円へ、1ユーロ=175円から182円へ見直したことも寄与する。同時に発表した6月中間期決算は、売上高1兆4979億円(前年同期比17.2%増)、営業利益1584億7600万円(同88.6%増)、純利益1139億円(同2.1倍)だった。

■PowerX <485A>  1,850円 (+179円、+10.7%)

 パワーエックス <485A> [東証G]が4日続急騰。3日の取引終了後に、大規模蓄電所向け高容量蓄電システム「Mega Power 4000」シリーズを発表。来年5月に量産を開始するとしたことが好感された。世界中で再生可能エネルギーの導入が加速するなか、系統蓄電所の大型化とグローバル市場での競争に対応する。2段積みでの設置にも対応したグローバル戦略モデルで、日本国内だけではなく、豪州や東南アジアなど海外市場への本格展開を目指し国内外の顧客への提案を開始した。

■FUJI <6134>  8,143円 (+698円、+9.4%)

 東証プライムの上昇率9位。FUJI <6134> [東証P]が3日続急伸。3日の取引終了後に、27年3月期の連結業績予想について、売上高を2110億円から2440億円(前期比35.1%増)へ、営業利益を436億円から600億円(同2.0倍)へ、純利益を330億円から440億円(同2.8倍)へ上方修正したことが好感された。主力のロボットソリューション事業で、タイ、ベトナムを中心としたアジア地域のAIサーバー関連の設備需要が高水準で継続する見通しであることに加えて、北米向けの設備需要が拡大していることが要因。電子部品実装ロボット「NXTR」を軸とした全方位戦略により、幅広い業種・地域で需要を取り込むことも奏功する。なお、同時に発表した第1四半期(4-6月)決算は、売上高605億9700万円(前年同期比45.9%増)、営業利益152億1200万円(同2.9倍)、純利益126億2200万円(同2.2倍)だった。

■住友重 <6302>  5,720円 (+433円、+8.2%)

 住友重機械工業 <6302> [東証P]が3日続急伸。同社は4日午後2時、26年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正しており、好感されたようだ。今期の売上高予想は従来の見通しから300億円増額して1兆1200億円(前期比5.0%増)、最終利益予想は10億円増額して350億円(同13.1%増)に見直した。為替想定を見直したほか、減・変速機や極低温冷凍機を手掛けるメカトロニクスと、油圧ショベルや建設用クレーンを製品群に持つロジスティックス&コンストラクションの両部門で受注環境が改善しており、これらの影響を業績予想に反映した。下期の想定為替レートは1ドル=155円、1ユーロ=180円とした。1-6月期の売上高は5541億7600万円(前年同期比12.0%増)、最終利益は220億4000万円(同77.8%増)だった。

■レーザーテク <6920>  44,100円 (+3,190円、+7.8%)

 レーザーテック <6920> [東証P]が3日続急伸。4日は一時6.3%高の4万3480円まで買われる場面があり、4万3000円台を横に走る75日移動平均線との下方カイ離をほぼ解消する動きをみせた。EUV露光装置ではASML  が世界シェアを独占しているが、生成AIのインフラ拡充で世界的な建設ラッシュとなっているAIデータセンター向け高性能チップに関して、EUV領域の装置需要が沸騰している。このEUV露光装置向けマスク欠陥検査装置とマスクブランクス欠陥検査装置の独占的サプライヤーであるレーザーテクの業績も27年6月期以降、再び飛躍期に突入するとの見方が広がったようだ。なお、今週6日に同社は26年6月期の本決算発表を控えており、ここで示される次期業績予想を先取りする決算プレー的な買い需要が発現していた。

■三菱重 <7011>  4,091円 (+292円、+7.7%)

 三菱重工業 <7011> [東証P]が3日続急伸。4日午後1時30分ごろに発表した第1四半期(4-6月)連結決算が、売上高1兆1942億円(前年同期比15.5%増)、純利益1346億8000万円(同97.4%増)と大幅な増収増益となったことが好感された。好調な受注を背景にエナジーセグメントのGTCC(ガスタービン・コンバインドサイクル)や原子力が売り上げを大きく伸ばしたほか、アジア向けエンジンが好調だったインダストリアル・ソリューションや、順調な工事の進捗により航空・防衛・宇宙セグメントが増収となり業績を牽引した。円安進行に伴う為替差益の計上もあり大幅な増益となった。27年3月期通期業績予想は、売上高5兆4000億円(前期比8.6%増)、純利益3800億円(同14.4%増)の従来見通しを据え置いた。なお、中東情勢の影響は含めておらず、足もとでは影響は限定的だが引き続き状況を注視するとしている。

■シークス <7613>  1,531円 (+103円、+7.2%)

 シークス <7613> [東証P]が続急伸。3日の取引終了後、26年12月期の連結業績予想を修正したと発表した。売上高予想は前回予想の3000億円から3100億円(前期比7.1%増)、経常利益予想を90億円から115億円(同24.6%増)、最終利益予想を60億円から82億円(同3.3倍)に引き上げており、好感した買いが集まった。経常利益は減益予想から一転、増益の見通しになった。産業機器用部材と車載関連機器用部材の出荷が増加する。

■アイカ <4206>  3,904円 (+255円、+7.0%)

 アイカ工業 <4206> [東証P]が4日ぶり急反発。4日午前11時30分ごろに27年3月期の連結業績予想について、売上高を2800億円から2900億円(前期比15.2%増)へ、営業利益を310億円から348億円(同19.4%増)へ、純利益を186億円から195億円(同5.2%増)へ上方修正し、あわせて中間配当予想を68円から72円へ引き上げ、年間配当予想を144円(前期138円)としたことが好感された。高付加価値商品の販売や海外事業の成長施策を推進し化成品、建装建材がともに伸長したことに加えて、連結業績に組み入れたスタイラム・インダストリー社が寄与し、第1四半期(4-6月)業績が過去最高を更新したことが要因としている。なお、同時に発表した第1四半期決算は、売上高713億7900万円(前年同期比19.4%増)、営業利益91億6000万円(同44.9%増)、純利益47億2700万円(同5.7%増)だった。

■大塚商会 <4768>  3,434円 (+215円、+6.7%)

 大塚商会 <4768> [東証P]が4日ぶり急反発。3日の取引終了後に26年12月期の連結業績予想について、売上高を1兆3110億円から1兆3790億円(前期比4.2%増)へ、営業利益を900億円から943億円(同4.8%増)へ、純利益を611億3000万円から649億円(同0.9%増)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間50円・期末45円の年95円から中間55・期末50円の年105円へ引き上げたことが好感された。企業のIT投資需要は底堅く推移していることに加えて、足もとでオフィスサプライ通信販売事業「たのめーる」やサポート事業「たよれーる」などのストックビジネスが順調なことが要因という。なお、同時に発表した6月中間期決算は、売上高7574億9800万円(前年同期比9.0%増)、営業利益530億8800万円(同8.0%増)、純利益369億8200万円(同8.4%増)だった。

■SWCC <5805>  11,920円 (+720円、+6.4%)

 SWCC <5805> [東証P]が急反発。同社は4日、Faraday Factory Japan(東京都八王子市)とデータセンター(DC)などに使用される超電導ケーブルシステムの開発及び社会実装に向けた基本合意書を締結したと発表。これが材料視されたようだ。両社の技術やノウハウを組み合わせ、細径・省スペース型の超電導ケーブルシステムの共同開発やDC内配電への導入を推進することで、超電導ケーブルシステムの開発から導入、運用までの一貫したサービス提供を可能とし、2030年度までの社会実装を目指すとしている。

■日本信号 <6741>  1,706円 (+98円、+6.1%)

 日本信号 <6741> [東証P]が4日続急伸。4日午後1時ごろ、27年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算を発表した。売上高が235億5400万円(前年同期比30.4%増)、営業損益が14億7300万円の黒字(前年同期は4億9000万円の赤字)だったとしており、業況を評価した買いが集まった。自動列車制御装置や道路交通安全システムを展開する交通運輸インフラ事業の黒字化を達成したほか、駅務ネットワークシステムなどを手掛けるICTソリューション事業が大幅な増収増益で着地した。

■A&Dホロン <7745>  3,235円 (+185円、+6.1%)

 A&Dホロンホールディングス <7745> [東証P]が4日続急伸。3日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、国内投資会社のストラテジックキャピタル(東京都港区)による株式保有割合が15.01%から15.72%に上昇したことが判明し、これを受けて需給思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は「株主価値向上のために発行者との建設的対話及び発行者への重要提案行為などを行うこと、並びに純投資」としており、報告義務発生日は7月27日となっている。

■カワチ薬品 <2664>  3,485円 (+195円、+5.9%)

 カワチ薬品 <2664> [東証P]が4日ぶり急反発。3日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を70万株(自己株式を除く発行済み株数の3.13%)、または20億円としており、取得期間は8月12日から9月7日まで。株主還元を一層充実させるとともに、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行のためとしている。

■りたりこ <7366>  1,660円 (+78円、+4.9%)

 LITALICO <7366> [東証P]が大幅反発。3日の取引終了後に発表した第1四半期(4-6月)連結決算が、売上高108億4400万円(前年同期比20.3%増)、営業利益14億3400万円(同52.7%増)、純利益8億9200万円(同58.0%増)と大幅な増収増益となったことが好感された。既存施設の稼働率向上により就労支援事業が好調に推移したことに加えて、期初稼働率が順調だったほか、長時間支援や訪問支援の拡充により児童福祉事業の収益性が向上したことが寄与した。また、契約施設数の増加ペースが加速したプラットフォーム事業や、新規利用者数が順調に拡大した海外事業も増収増益となり、全体の営業利益は期初計画を上振れて進捗した。なお、27年3月期通期業績予想は、売上高440億円(前期比15.0%増)、営業利益55億円(同20.2%増)、純利益33億円(同20.5%増)の従来見通しを据え置いた。

■商船三井 <9104>  6,058円 (+257円、+4.4%)

 商船三井 <9104> [東証P]が4日ぶり大幅反発。3日の取引終了後に、27年3月期の連結業績予想について、売上高を2兆400億円から2兆2300億円(前期比22.2%増)へ、営業利益を1050億円から1350億円(同6.3%増)へ、純利益を1700億円から2400億円(同12.5%増)へ上方修正し、減益予想から一転して増益予想としたことが好感された。ドライバルク事業、エネルギー事業及びケミカルロジスティクス事業における市況が、想定を上回る水準で推移したことが要因。また、コンテナ船事業を運営する持ち分法適用会社のオーシャン・ネットワーク・エクスプレスも堅調な市況を背景に計画を上回る業績となる見込みとしている。

■日清食HD <2897>  2,970円 (+121円、+4.3%)

 日清食品ホールディングス <2897> [東証P]が4日ぶり大幅反発。4日午後1時15分ごろ、27年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算を発表した。売上高が1946億6500万円(前年同期比10.0%増)、最終利益が132億7500万円(同18.3%増)だったとしており、業況を評価した買いが集まった。各事業で増収増益を達成した。国内即席めん事業では日清食品が業績を牽引。国内非即席めん事業は2月末にアイスクリームメーカー、セリア・ロイルを子会社化した菓子事業が好調だった。海外事業はブラジル・中国が堅調に推移した。

■ワークマン <7564>  6,050円 (+190円、+3.2%)

 ワークマン <7564> [東証S]が3日ぶり大幅反発。作業服や作業用品及びアウトドア・カジュアル衣料の専門チェーンで、プライベートブランド(PB)商品へのシフトが加速するなか増収効果とともに利益率の向上が目立つ。同社が3日取引終了後に開示した26年3月期第1四半期(4-6月)決算は営業利益が前年同期比33%増の120億3100万円と大幅な伸びを達成した。また、同日発表した7月の既存店月次売上高は前年同月比16.3%増と2ケタ伸長を示しており、足もとの好調な売り上げも買いを助長する背景となった。

■ラインヤフー <4689>  460.3円 (+13.8円、+3.1%)

 LINEヤフー <4689> [東証P]が4日ぶり大幅反発。一時8%高の482円20銭まで上値を伸ばし、前週7月29日につけた年初来高値475円90銭を払拭、新値街道に復帰した。同社が3日取引終了後に発表した、27年3月期第1四半期(4-6月)決算は最終利益が前年同期比19%増の580億6000万円と好調、同期間の過去最高益更新となった。同社傘下でQRコード決済のPayPayが大きく収益貢献したほか、LINEで使われるスタンプや有料プラン「LYPプレミアム」などのユーザー課金も好調で業績の伸びに反映された。株式需給面では信用買い残がピーク時から3分の1(7月24日現在で1028万6700株)まで減少するなど整理が進捗しており、戻り売り圧力も軽減された。

■FCC <7296>  3,800円 (+100円、+2.7%)

 エフ・シー・シー <7296> [東証P]が4日ぶり反発。4日午後3時ごろ、27年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を修正した。売上高予想を前回予想の2600億円から2650億円(前期比1.6%増)、営業利益予想を200億円から220億円(同16.2%増)、最終利益予想を150億円から170億円(同9.4%減)に引き上げた。同時に年間配当予想を20円増額の180円(前期は194円)に変更しており、これらを好感した買いが集まった。中間・期末の配当予想をそれぞれ10円増額の90円とした。4-6月の実績がインドの二輪車用クラッチや北米の四輪車用クラッチの販売増加、為替による増益影響により期初計画を上回ったことを踏まえた。7月以降の為替レートは1ドル=150円を想定している。なお、4-6月の売上高は718億円(前年同期比18.3%増)、営業利益が70億3200万円(同38.8%増)、最終利益が58億1400万円(同24.3%増)だった。

■帝人 <3401>  1,638.5円 (+20.5円、+1.3%)

 帝人 <3401> [東証P]が6日ぶり反発。4日午前11時30分ごろ、27年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算を発表した。売上高が2219億4300万円(前年同期比8.7%減)、事業利益が123億700万円(同56.8%増)、最終損益が451億600万円の黒字(前年同期は7億4000万円の赤字)だった。事業利益の大幅な増加や最終損益の黒字転換を評価した買いが入った。25年7月1日に複合成形材料の北米事業を譲渡した影響により減収となったものの、エレクトロニクス&エナジー事業が事業利益を牽引。同事業では電池部材・半導体関連分野の安定需要などを背景に販売量が堅調に推移した。最終利益にはアラミドペーパー事業の売却による関係会社株式売却益なども貢献した。なお、同時に通期業績予想を修正。売上高予想を前回予想の8500億円から9000億円(前期比3.1%増)に引き上げた。一方、事業利益予想は300億円(同16.4%増)、最終損益予想は450億円の黒字(前期は880億300万円の赤字)の従来見通しを据え置いた。

※4日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース

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