本日注目すべき【好決算】銘柄 FUJI、塩野義、商船三井 (3日引け後 発表分)
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8月3日の引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。 FUJI <6134> [東証P] ★今期経常を38%上方修正・最高益予想を上乗せ ◆27年3月期の連結経常利益を従来予想の443億円→611億円に37.9%上方修正。増益率が41.6%増→95.3%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。電子部品実装ロボットを主力とするロボットソリューション事業でAIサーバー関連の設備需要が高水準で継続するほか、北米向け需要も拡大していることが追い風となる。 日化薬 <4272> [東証P] ★今期経常を一転6%増益に上方修正・13期ぶり最高益更新へ ◆27年3月期の連結経常利益を従来予想の252億円→270億円に7.1%上方修正。従来の減益予想から一転して6.0%増益を見込み、一気に13期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。セイフティシステムズ事業、機能性材料事業、医薬事業で販売が好調に推移していることを反映した。想定を上回る円安進行もプラスに働く。 塩野義 <4507> [東証P] ★4-6月期(1Q)最終は2.5倍増益で着地 ◆27年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益は前年同期比2.5倍の976億円に急拡大して着地。国内医療用医薬品事業で鳥居薬品の連結化やALS等治療薬(ラジカット)の事業承継による業績上積みが収益を押し上げた。海外でも同ALS等治療薬の米国展開がスタートしたほか、ViiV社からのロイヤリティー収入が拡大したことも大幅増益に貢献した。 上期計画の1080億円に対する進捗率は90.5%に達しており、業績上振れが期待される。 東計電算 <4746> [東証S] ★今期最終を56%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当を実質大幅増額 ◆26年12月期の連結最終利益を従来予想の55億円→86億円に56.4%上方修正。増益率が2.4%増→60.0%増に拡大し、従来の6期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。保有する上場有価証券の一部売却に伴い、売却益43億円が発生することが最終利益を押し上げる。 同時に、9月30日現在の株主を対象に1→4の株式分割を実施すると発表。併せて、今期配当を従来計画の173円→184円(株式分割前換算では476.5円)に修正した。実質2.8倍の増額となる。配当利回りは9.68%に上昇。 スズデン <7480> [東証S] ★今期経常を60%上方修正、配当も71円増額 ◆27年3月期の連結経常利益を従来予想の26.6億円→42.6億円に60.2%上方修正。増益率が13.7%増→82.1%増に拡大する見通しとなった。主力販売先である電気機器、電子部品、産業機械業界の一部主要顧客で受注が好調に推移していることが要因。生成AI関連の高性能半導体や最先端メモリーなどの需要増加に向けた更なる投資拡大も追い風となる。 業績好調に伴い、年間配当を従来計画の105円→176円(前期は111.5円)に大幅増額した。配当利回りは7.33%に上昇。 ワークマン <7564> [東証S] ★4-6月期(1Q)経常は35%増益で着地 ◆27年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比34.6%増の124億円に拡大して着地。健康志向の高まりを捉えたリカバリーウエアや暑熱軽減ウエアなど、高機能かつ低価格な独自の「マス化製品」の販売が大きく伸び、既存店売上高は前年比13.3%増と2ケタの伸びを示した。 上期計画の183億円に対する進捗率は67.8%に達しており、業績上振れが期待される。同時に発表した7月の既存店売上高は前年同月比16.3%増だった。 ダイトロン <7609> [東証P] ★今期経常を20%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も25円増額 ◆26年12月期の連結経常利益を従来予想の76.4億円→91.5億円に19.8%上方修正。増益率が6.8%増→27.9%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。今期業績の上方修正は5月に続き、2回目。先端半導体の生産能力増強に向けた設備投資が堅調に推移する中、半導体製造設備向け電子部品や画像関連機器の販売が想定以上に伸びる。 業績好調に伴い、年間配当を従来計画の95円→120円(前期は1→2の株式分割前で190円)に増額修正した。 併せて、発行済み株式数(自己株式を除く)の3.08%にあたる65万株または25億円を上限に自社株買いを実施すると発表。取得した自社株はすべて消却する予定。 商船三井 <9104> [東証P] ★今期経常を一転28%増益に上方修正 ◆27年3月期の連結経常利益を従来予想の1450億円→2250億円に55.2%上方修正。従来の減益予想から一転して28.0%増益見通しとなった。ドライバルク事業、エネルギー事業、ケミカルロジスティクス事業における市況が想定を上回る水準で推移していることが要因。コンテナ船事業を運営する持ち分法適用会社オーシャン・ネットワーク・エクスプレスの業績上振れも上振れに貢献する。 株探ニュース