話題株ピックアップ【昼刊】:パナHD、キオクシア、富士電機

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■パナHD <6752>  4,284円   +700 円 (+19.5%) ストップ高買い気配   11:30現在  東証プライム 上昇率3位
 パナソニック ホールディングス<6752>がストップ高カイ気配。30日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を修正しており、評価されたようだ。今期の売上高予想を従来の見通しから2000億円増額して7兆8000億円(前期比3.1%減)、最終利益予想は300億円増額して4500億円(同2.4倍)に引き上げた。AI関連需要の拡大による影響を反映した。4~6月期の売上高は2兆189億1400万円(前年同期比6.4%増)、最終利益は1351億7300万円(同89.2%増)となった。

■キオクシア <285A>  46,500円   +7,000 円 (+17.7%) ストップ高買い気配   11:30現在  東証プライム 上昇率4位
 キオクシアホールディングス<285A>に大量の買い注文が集まり、ストップ高の水準でカイ気配のまま張り付いている。KOKUSAI ELECTRIC<6525>や村田製作所<6981>、イビデン<4062>もストップ高カイ気配となった。前日の米株式市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は8%を超す上昇となった。マイクロソフトが通期でフリーキャッシュフローが黒字を維持する見通しを示したことを背景に同社株が急騰したことを受け、AIインフラへの過剰投資や収益性を巡る過度な懸念が後退し、AI・半導体関連株への買い戻しを誘った。日本の関連株についてもSOXの急上昇を受けた売り方の買い戻しが加速。株価のモメンタムに追従する投資マネーも流入した。アドバンテスト<6857>やSUMCO<3436>、ソフトバンクグループ<9984>が一時ストップ高に買われ、ディスコ<6146>が急伸している。キオクシアは31日引け後に決算発表を控えている。

■富士電機 <6504>  14,230円   +1,535 円 (+12.1%)  11:30現在
 富士電機<6504>が続急伸している。30日の取引終了後に、27年3月期の連結業績予想について、売上高を1兆2750億円から1兆3000億円(前期比5.9%増)へ、営業利益を1425億円から1565億円(同14.6%増)へ、純利益を1050億円から1115億円(同13.7%増)へ上方修正したことが好感されている。エネルギー事業、インダストリー事業でプラント・システム、コンポーネントともに需要が増加したことを牽引役に上期業績が計画を上回る見通しであることに加えて、上期における生産増や原価低減の推進などが利益を押し上げる。同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高2732億5900万円(前年同期比10.2%増)、営業利益250億1900万円(同38.3%増)、純利益206億9600万円(同89.4%増)だった。

■FUJI <6134>  7,259円   +762 円 (+11.7%)  11:30現在
 FUJI<6134>が急反発している。30日の取引終了後に、AIサーバー関連機器向けの大型重量部品実装技術を確立したと発表したことが好感されている。今回の取り組みは、AIサーバーやデータセンター関連機器の高性能化加速に伴い、AI半導体パッケージの大型化や消費電力の大幅削減を可能にする光電融合といった新たな先端パッケージング技術の採用が進み、電子基板や実装部品にも大型化・重量化の対応が求められていることに対応するもの。同社の電子部品実装ロボット「NXTR」及び「AIMEXR」の標準構成において、業界初となる200×200ミリメートル・2.0キログラムの大型重量部品に対応する実装技術を確立したとしており、今後は更に対応領域の拡大に取り組むとしている。

■クラシル <299A>  1,184円   +115 円 (+10.8%)  11:30現在
 クラシル<299A>が急反発している。同社は30日取引終了後、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。前年同期は連結財務諸表を作成していないため単純比較はできないが、営業利益は9億500万円となり、通期計画の35億7300万円に対する進捗率は25.3%となった。売上高は47億6700万円で着地。小売企業や食品・飲料メーカーなどのクライアント企業の開拓が進んだことに加え、節約アプリ「レシチャレ」参加ユーザーが増加したことなどから購買事業が大きく伸びた。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。

■日本ライフライン <7575>  1,584円   +132 円 (+9.1%)  11:30現在
 日本ライフライン<7575>は大幅に6日続伸している。30日の取引終了後、27年3月期の年間配当予想の修正を発表した。中間配当で記念配当25円を実施するとしており、これを好感した買いが入っている。年間配当予想は中間25円・期末56円の合計81円(前期は54円)となる。同社は1981年に心臓ペースメーカーの専門商社として創業。2001年から自社製品を取り扱うメーカーとしての活動を始めた。今年は医療機器メーカーとして25周年の節目に当たるという。同時に発表した27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算は売上高が159億400万円(前年同期比8.8%増)、営業利益が29億6500万円(同9.4%減)、最終利益が23億900万円(同0.3%増)だった。営業利益の上期計画(45億円)に対する進捗率が約66%に上った。中核事業であるEP/アブレーションや心血管関連、新領域の脳血管関連や消化器の売り上げが拡大した一方、研究開発費や人件費などが増加したことにより営業減益で着地。なお、経常利益及び最終利益は貸倒引当金戻入額の計上などで増益となった。

■レイズネクスト <6379>  2,926円   +243 円 (+9.1%)  11:30現在
 レイズネクスト<6379>が3連騰し上場来高値を更新している。30日の取引終了後に、9月30日を基準日として1株を3株に株式分割すると発表。また、それに伴い期末配当予想を従来予想の59円から20円に実質増額修正するとしており、これらを好感した買いが入っている。同時に、26年9月末日を基準日とする株主から株主優待制度を拡充すると発表しており、これも好材料視されている。対象となる株主を変更前の400株以上から100株以上(株式分割前)に拡大するとともに、保有株数に応じて付与する株主優待ポイントも変更前の3000~5万ポイントから1000~12万ポイントに増加する。また、継続保有年数に応じて株主優待ポイントが増加する長期保有特典も最大5年以上保有で初年度の1.5倍に拡充し、更に優待商品に電子マネー(Amazonギフトカード)を追加する。なお、株式分割後は対象となる保有株数が300株以上からとなるが、実質的な変更はない。

■マックス <6454>  1,858円   +149 円 (+8.7%)  11:30現在
 マックス<6454>が急反発している。30日の取引終了後に27年3月期の連結業績予想について、売上高を1055億円から1099億円(前期比10.3%増)へ、営業利益を188億円から199億円(同13.3%増)へ、純利益を142億円から150億5000万円(同8.3%増)へ上方修正したことが好感されている。同時に発表した第1四半期(4~6月)決算が、売上高283億3400万円(前年同期比16.9%増)、営業利益58億7900万円(同20.1%増)、純利益43億2300万円(同20.2%増)と好調だったことが要因としている。国内で鉄筋結束機の累計稼働台数の増加により、消耗品の販売が堅調に推移したほか、欧米でも鉄筋結束機とその消耗品の販売が好調に推移した。また、31日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で300万株を上限に自社株を取得すると発表。きょう10時30分に247万1300株を42億2345万円で取得した。

■東京エレクトロン <8035>  56,250円   +4,010 円 (+7.7%)  11:30現在
 30日に決算を発表。「上期経常を6%上方修正・最高益予想を上乗せ、上期配当も23円増額」が好感された。
 東京エレクトロン <8035> [東証P] が7月30日大引け後(16:00)に決算を発表。27年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比46.3%増の2156億円に拡大した。業績好調に伴い、今期の上期配当を従来計画の361円→384円(前年同期は264円)に増額した。下期配当は引き続き未定とした。

■NGK <5333>  5,618円   +373 円 (+7.1%)  11:30現在
 NGK<5333>は大幅続伸。30日取引終了後、第1四半期(4~6月)連結決算を発表。売上高は1841億4700万円(前年同期比10.6%増)、純利益は293億7400万円(同64.1%増)だった。世界的に自動車販売が底堅く推移したことで製品需要が堅調を維持した。AI用途の半導体需要増加を追い風に、半導体製造装置用製品やハイセラムキャリアなどの製品を中心とした需要も拡大した。前年同期に特別損失を計上した反動もあった。好決算を評価した買いを呼び込んでいる。

■オリエンタルランド <4661>  3,092円   +172 円 (+5.9%)  11:30現在
 オリエンタルランド<4661>は反発。30日取引終了後、第1四半期(4~6月)連結決算を発表した。売上高は1807億3400万円(前年同期比10.4%増)、純利益は412億9700万円(同50.3%増)だった。これが買いの手掛かりとなっている。東京ディズニーシー25周年イベントの好調により、入園者数やゲスト1人当たり売上高(客単価)が伸びた。ゲスト1人当たり売上高は過去最高となった。ホテル事業も堅調に推移した。「ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄」に対する出資案件でホテルの売却を行ったことなどにより、営業外収益122億円を計上したことも寄与した。

■建設技術研究所 <9621>  3,170円   +176 円 (+5.9%)  11:30現在
 建設技術研究所<9621>が大幅続伸している。30日の取引終了後に26年12月期の配当予想の増額修正と自社株買いを発表したことが好感されている。配当予想は、期末一括配当78円を110円(前期75円)へ引き上げた。また、自社株買いは上限を120万株(自己株式を除く発行済み株数の4.39%)、または30億円とし、取得期間は8月14日から来年4月30日まで。なお、取得した自社株は消却する予定としている。

■JT <2914>  7,048円   +383 円 (+5.8%)  11:30現在
 JT<2914>は急反発し、上場来高値を更新した。30日の取引終了後、26年12月期第2四半期累計(1~6月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高予想を前回予想の3兆6970億円から3兆8850億円(前期比12.0%増)、最終利益予想を5700億円から6440億円(同26.2%増)に変更。同時に年間期末配当予想を30円増額の272円に引き上げており、これらを好感した買いが集まっている。中間配当、期末配当予想をそれぞれ15円増額。業績修正は主力のたばこ事業における力強いビジネスモメンタムを反映した。なお、9月中間期は売上高が1兆9860億7000万円(前年同期比17.7増)、最終利益が4318億2900万円(同35.0%増)だった。フィリピンやロシア、トルコ、米国を中心にプライシング効果が継続したという。

■積水樹脂 <4212>  2,942円   +159 円 (+5.7%)  11:30現在
 積水樹脂<4212>は高い。約3週間ぶりに上場来高値を更新した。30日取引終了後、27年3月期連結業績予想について純利益を44億円から54億円(前期比35.8%増)へ上方修正すると発表した。政策保有株式の売却益が見込まれるため。配当予想も82円から100円(前期72円)に増額した。これを好感した買いが集まっている。中東情勢をはじめとする地政学リスクが一定水準で継続するとの想定のもと、売上高、営業利益については概ね当初予想通りに進捗する見通し。あわせて、自社株買いの取得枠を拡大すると明らかにした。取得株式数の上限は100万株を据え置いた上で、取得総額の上限を27億円から30億円に引き上げた。期間は従来通り来年3月31日まで。

■日本化学工業 <4092>  5,860円   +310 円 (+5.6%)  11:30現在
 30日に業績修正を発表。「未定だった今期配当は120円増配」が好感された。
 日本化学工業 <4092> [東証P] が7月30日大引け後(16:00)に配当修正を発表。27年3月期の上期配当を従来計画の60円→120円に大幅増額し、従来未定としていた下期配当は120円実施する方針とした。年間配当は前期比120円増の240円に増配となる。
 同時に発表した「1.27%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。
 発行済み株式数(自社株を除く)の1.27%にあたる11万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月12日から27年3月31日まで。

●ストップ高銘柄
 フィーチャ <4052>  342円   +80 円 (+30.5%) ストップ高   11:30現在
 イビデン <4062>  16,650円   +3,000 円 (+22.0%) ストップ高買い気配   11:30現在
 SUMCO <3436>  3,357円   +500.5 円 (+17.5%) ストップ高   11:30現在
 太陽誘電 <6976>  10,225円   +1,502 円 (+17.2%) ストップ高買い気配   11:30現在
 誠建設工業 <8995>  1,037円   +150 円 (+16.9%) ストップ高   11:30現在
 など、14銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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