話題株ピックアップ【夕刊】(2):東リ、渋沢倉、三谷産業

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材料

■東リ <7971>  695円   +33 円 (+5.0%)  本日終値
 東リ<7971>は後場にプラス圏へ浮上。きょう午後2時ごろ、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表した。売上高が256億6000万円(前年同期比2.4%増)、営業利益が6億2500万円(同49.5%増)だったとしており、材料視した買いが集まった。売り上げの大半を占めるインテリア事業で主力製品の販売数量が伸長。中東情勢の緊迫化に伴う不安定な原材料調達環境のなか、接着剤を中心に一時的な品薄状態が続いたものの、調達ルートの拡充など安定供給に努めたという。

■澁澤倉庫 <9304>  1,786円   +80 円 (+4.7%)  本日終値
 澁澤倉庫<9304>が後場急上昇しプラス圏に浮上。午後1時ごろに27年3月期の連結業績予想について、売上高を830億円から900億円(前期比12.9%増)へ、営業利益を50億円から53億円(同29.4%増)へ、純利益を65億円から72億円(同13.7%増)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間・期末各35円の年70円から中間・期末各45円の年90円(前期56円)としたことが好感された。澁澤ワールドトランスポートの全株式を取得し完全子会社化して連結決算へ反映させたことに加えて、既存の物流事業における取扱量の増加や医療機器などの新規業務の獲得、各拠点の稼働率の改善及び価格適正化の推進などが奏功した。

■三谷産業 <8285>  712円   +27 円 (+3.9%)  本日終値
 三谷産業<8285>が後場一段高。午後0時30分ごろに発表した第1四半期連結決算が、売上高273億5600万円(前年同期比6.6%増)、営業利益9億9000万円(同2.5倍)、純利益13億6700万円(同2.3倍)と大幅増益となったことが好感された。空調設備工事で首都圏の大型リニューアル工事が順調に推移したことに加えて、新築工事及びリニューアル工事で案件の高付加価値化に努めたことが寄与した。また、化学品事業で国内・ベトナム化成品販売、機能性素材受託製造、環境ビジネス(有価金属回収事業)が増加したことも売上高・営業利益の押し上げにつながった。27年3月期通期業績予想は、売上高1130億円(前期比3.9%減)、営業利益30億円(同11.2%減)、純利益26億円(同28.3%減)の従来見通しを据え置いている。

■日本化学工業 <4092>  5,550円   +170 円 (+3.2%)  本日終値
 日本化学工業<4092>が続伸。29日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、旧村上ファンド系とされるC&I Holdings(東京都渋谷区)と共同保有者による株式保有割合が7.84%から8.91%に上昇したことが判明しており、これを受けて思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は「株主価値向上に資する、資本政策及びコーポレートガバナンスなどに関する助言及び提案」としており、報告義務発生日は22日となっている。

■キオクシア <285A>  39,500円   +1,120 円 (+2.9%)  本日終値
 キオクシアホールディングス<285A>は急反発。同社株は前日まで5日続急落し3万円台に突入することとなり、200日移動平均線に接近しつつある。こうしたなか、韓国のサムスン電子が30日に26年4~6月期決算を発表。スマートフォン部門が営業赤字に転落した一方、半導体部門の営業利益は四半期ベースで過去最高となり、全社の営業利益は前年同期比19倍となった。サムスン電子の株価は同日のソウル市場で一進一退ながら底堅さを示す動きとなっており、キオクシア株への打診買いを誘う要因となったようだ。ボラタイルな韓国株の動向とともに31日のキオクシア決算の内容を見極めたいとの姿勢が広がるなか、フシ目の4万円を上回ると大口の買いが流入し、上げ幅を拡大した。

■フューチャー <4722>  2,449円   +67 円 (+2.8%)  本日終値
 フューチャー<4722>が続伸。29日の取引終了後に、MBOの一環として金丸恭文会長が代表を務めるキーウェスト・ネットワーク(東京都渋谷区)が、同社株の非公開化を目的にTOBを実施すると発表しており、TOB価格の2451円を意識した動きとなっている。非公開化により、抜本的かつ機動的な意思決定を柔軟・迅速に実践できる体制を構築するのが狙い。買付予定数の下限は2337万6700株で上限の設定はなし。買付期間は7月30日から9月10日までを予定している。TOB成立後、フューチャー株は所定の手続きを経て上場廃止となる予定で、この発表を受けて東京証券取引所は同社株を29日付で監理銘柄(確認中)に指定している。

■山洋電気 <6516>  5,270円   +130 円 (+2.5%)  本日終値
 山洋電気<6516>が上げ幅を拡大。同社は30日、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比33.5%増の322億3700万円、最終利益は同2.8倍の29億9400万円だった。大幅な増収増益で着地し、評価されたようだ。冷却ファンなどクーリングシステムを手掛けるサンエースカンパニーは、生成AI関連機器向けやネットワーク機器向けの需要が好調に推移した。データセンター向けサーバーや社会インフラ関連を手掛けるエレクトロニクスカンパニーや、サーボシステム製品を取り扱うモーションカンパニーも、生成AI関連の設備投資需要が追い風となった。

■バルカー <7995>  6,110円   +150 円 (+2.5%)  本日終値
 バルカー<7995>が大幅高で5日ぶりに反発。29日の取引終了後に27年3月期の連結業績予想について、売上高を650億円から690億円(前期比17.8%増)へ、営業利益を90億円から110億円(同54.9%増)へ、純利益を71億円から87億円(同69.6%増)へ上方修正したことが好感された。同日発表した第1四半期(4~6月)決算で、主に先端産業市場における販売が想定以上の水準となり、これを踏まえて事業動向を精査したことが要因としている。なお、第1四半期決算は、売上高171億9100万円(前年同期比23.2%増)、営業利益29億200万円(同61.1%増)、純利益32億8000万円(同2.6倍)だった。

■TPR <6463>  1,502円   +31 円 (+2.1%)  本日終値
 TPR<6463>が後場終盤に上げ幅を拡大。午後3時ごろに、売上高を1909億円から1941億円(前期比1.9%増)へ、営業利益を106億円から112億円(同9.0%増)へ、純利益を81億円から87億円(同7.4%減)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間・期末各28円の年56円から中間・期末各30円の年60円(前期56円)に引き上げたことが好感された。アジアセグメントで市場全体が安定的に推移したことに加えて、円安効果を反映したという。

■GENDA <9166>  593円   +6 円 (+1.0%)  本日終値
 GENDA<9166>が反発。29日の取引終了後に、SBIホールディングス<8473>と資本・業務提携契約を締結すると発表しており、好材料視された。相互にエンターテイメント関連事業の拡大を図るのが目的という。資本・業務提携により、GENDAは今後、SBIやSBIグループが組成する「SBIネオコンテンツファンド」に3億円を出資するほか、SBIグループが保有するエンタメ・コンテンツと、GENDAが運営するエンタメ・プラットフォームを組み合わせた企画・販促施策の共同展開について協議を進める。また、SBIはGENDA株式の1.00%に相当する株数を上限に市場買い付けにより取得するとしている。

株探ニュース

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