<動意株・30日>(大引け)=AIRMAN、渋沢倉、一工薬など

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 AIRMAN<6364.T>=後場急伸しストップ高。午後1時ごろに27年3月期の連結業績予想について、売上高を585億円から602億円(前期比8.3%増)へ、営業利益を56億3000万円から83億円(同15.5%増)へ、純利益を39億6000万円から60億円(同7.2%増)へ上方修正し、減益予想から一転して増益予想とした。国内建設機械や北米以外の海外地域で出荷が低迷する一方、北米市場向けの出荷が想定を大きく上回る水準で推移していることに加えて、為替相場が想定レートを上回る円安水準で推移していることが要因としている。なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高137億4300万円(前年同期比3.7%増)、営業利益24億3700万円(同50.9%増)、純利益17億8100万円(同63.3%増)だった。同時に、上限を45万株(自己株式を除く発行済み株数の1.63%)、または8億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。

 澁澤倉庫<9304.T>=後場切り返し7日ぶり反発。午後1時ごろに27年3月期の連結業績予想について、売上高を830億円から900億円(前期比12.9%増)へ、営業利益を50億円から53億円(同29.4%増)へ、純利益を65億円から72億円(同13.7%増)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間・期末各35円の年70円から中間・期末各45円の年90円(前期56円)としたことが好感されている。澁澤ワールドトランスポートの全株式を取得し完全子会社化して連結決算へ反映させたことに加えて、既存の物流事業における取扱量の増加や医療機器などの新規業務の獲得、各拠点の稼働率の改善及び価格適正化の推進などが奏功した。

 第一工業製薬<4461.T>=ストップ高人気。同社は29日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。今期の最終利益予想を従来の見通しから10億円増額して77億円(前期比24.8%増)に引き上げており、これを好感した買いが入ったようだ。今期の売上高予想は130億円増額して970億円(同17.0%増)に修正した。ハイエンドサーバー向け低誘電樹脂材料や、リチウムイオン電池向け負極用水系複合接着剤といった高付加価値品が大きく伸びる。価格改定効果もあって中間期の業績予想を見直し、通期予想に反映した。4~6月期の売上高は275億100万円(前年同期比44.4%増)、最終利益は31億1600万円(同3.2倍)となった。なお、同社は低誘電樹脂材料の供給体制強化に向け、国内外の生産拠点で設備投資を実施すると公表。投資額は約100億円で、27年度以降の稼働を予定する。

 タムロン<7740.T>=物色の矛先向かいストップ高。きょう寄り前、ダイヤモンド・オンラインの報道を巡り、ソニーグループ<6758.T>のソニーから、タムロンをソニーGの完全子会社にするための法的拘束力がない提案を受領していることは事実と発表しており、材料視した買いが集まっている。今回の件について、ダイヤモンド・オンラインが29日の取引終了後に「ソニーグループがレンズメーカーのタムロンに買収を提案していることがダイヤモンド編集部の取材で分かった」と伝えていた。買収額は2000億円規模になる見通しだという。

 小森コーポレーション<6349.T>=マド開け急伸。同社は29日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算発表にあわせ、配当予想の増額修正を発表した。中間配当と期末配当の見通しをそれぞれ50円(従来予想は中間35円、期末40円)に見直した。半導体製造分野での企業買収も発表し、これらを好感した買いが集まった。年間配当予想は前期比30円増配の100円となる。4~6月期の売上高は230億9800万円(前年同期比2.5%増)、最終利益は5億2600万円(同23.2%増)となった。欧州市場での紙器印刷機の販売が順調だったほか、印刷後加工機の欧州圏からの輸出が伸長。中華圏市場ではパッケージ分野での大手顧客に向けたオフセット枚葉印刷機の販売が堅調に推移した。同時に小森は半導体製造装置向けチラー(恒温循環装置)の開発・製造などを手掛ける丸山チラー(東京都八王子市)の株式を取得し、完全子会社化すると発表した。取得価額はアドバイザリー費用などを除き260億円。

 湖北工業<6524.T>=6日ぶり大幅反発。29日の取引終了後に集計中の6月中間期連結業績について、売上高が従来予想の92億7500万円から100億2300万円(前年同期比27.3%増)へ、営業利益が24億6600万円から29億4900万円(同62.7%増)へ、純利益が15億7100万円から21億2300万円(同3.5倍)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。リード端子事業で自動車市場の回復が弱い状況が続いたものの、AIサーバーやデータセンター市場が好調に推移し、また材料価格の上昇に伴う価格上昇や生産効率改善が進んだことが貢献。また、光部品・デバイス事業も新しい海底ケーブルプロジェクトの増加を背景に新製品の採用が進んだことが寄与した。更に、為替レートで想定を上回る円安が続いたこともプラスに働いた。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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