前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―
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■東洋エンジ <6330> 2,095円 (+211円、+11.2%) 東証プライムの上昇率2位。東洋エンジニアリング <6330> [東証P]が急反騰。高市早苗政権は経済安全保障の観点から、 レアアースの国産化に伴う中国依存からの脱却、そして同志国との連携によるサプライチェーンの強化などを国策として重視している。そのなか同社は海洋研究開発機構(JAMSTEC)の委託を受け、深海からレアアース泥を回収するシステムの技術開発におけるキーカンパニーに目され、三井海洋開発 <6269> [東証P]と合弁関係にあることも今後の展開力に期待が寄せられる背景となっている。一方、地熱発電分野でも活躍が見込まれ、一部報道によると米地熱開発企業のグリーンファイヤーエナジーと協業で技術の蓄積を進め、今後は次世代型地熱発電での貢献が見込まれている。市場では「AI・半導体関連が調整色を強める一方で、その受け皿として新たな物色テーマをマーケットは求めている。そのなか、同社株は出遅れ感が強く資源・エネルギー関連の側面から新たな投資資金を誘導し始めている」(中堅証券ストラテジスト)という声も聞かれた。 ■サクシード <9256> 2,346円 (+226円、+10.7%) サクシード <9256> [東証G]が7日ぶり急反騰。東京証券取引所が前週末24日の取引終了後に、同社株の信用取引による新規の売り付け及び買い付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする信用取引の臨時措置を27日売買分から解除すると発表。また、日本証券金融も27日から貸借取引自己取引分及び非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分に係る銘柄別増担保金徴収措置を解除すると発表しており、取引負担の減少で短期資金の流入が再び活発化するとの思惑から買いが流入したようだ。 ■ブシロード <7803> 394円 (+27円、+7.4%) ブシロード <7803> [東証G]が続急伸。27日午前10時ごろに、開発中の新作リズムゲーム「BanG Dream! Our Notes」(略称「アワーノーツ」)の事前登録者数がグローバルで90万人を突破したと発表しており、業績への貢献期待が高まったようだ。「BanG Dream! Our Notes」は、キャラクターとリアルライブがリンクする次世代ガールズバンドプロジェクト「BanG Dream!」(バンドリ!)の新作リズムゲーム。「MyGO!!!!!」「Ave Mujica」「夢限大みゅーたいぷ」の3バンドに加えて、新バンド「millsage(ミルサージュ)」「一家Dumb Rock!(いっかだんらん)」が登場する。なお、提供開始は年内としている。 ■霞ヶ関C <3498> 7,380円 (+440円、+6.3%) 霞ヶ関キャピタル <3498> [東証P]が続急伸。投資顧問業の米グランサム、マヨ、ヴァン オッテルロー アンド カンパニーが霞ヶ関Cの株式を買い増していたことが27日に明らかとなり、思惑視した買いが入ったようだ。同日に提出された大量保有報告書によると、保有割合は5.17%から6.30%に上昇した。報告義務発生日は17日。保有目的は「純投資及び状況に応じて重要提案行為などを行うこともありうる」としている。 ■マクニカHD <3132> 3,579円 (+201円、+6.0%) マクニカホールディングス <3132> [東証P]が急反発。同社は27日午後3時、27年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比39.7%増の3934億4300万円、経常利益は同3.2倍の162億4700万円となった。大幅な増収増益で着地したことを評価した買いが集まった。半導体事業では前期に海外において新たな商流を獲得したことを背景に、産業機器や車載市場においてシェアの拡大が進んだ。 サイバーセキュリティ事業では、クライアントの端末を統合的に保護・管理するエンドポイントセキュリティ関連商品が引き続き堅調に推移。アジア太平洋地域におけるサイバーセキュリティ事業も伸長した。 ■サイボウズ <4776> 2,625円 (+140円、+5.6%) サイボウズ <4776> [東証P]が続急伸。前週末24日取引終了後、6月度の月次動向を発表。連結売上高は前年同月比14.1%増とプラス基調を継続した。これが手掛かりとなったようだ。 ■ジェイフロ <2934> 1,805円 (+89円、+5.2%) ジェイフロンティア <2934> [東証G]が急反発。27日午前9時ごろに、地域物流を集約・効率化する新スマート物流「SkyHub」事業や ドローン運航事業を展開するエアロネクスト(東京都渋谷区)と「空から支える地域医療インフラ」の実現に向けて業務提携契約を締結したと発表しており、好材料視された。今年4月の医療法改正を受けて、地域医療DX及び持続可能な医療提供体制の実現に向けた オンライン診療とドローン物流を融合した「メディカル・ドローンデポ」を共同構築するのが狙い。ジェイフロのオンライン診療・オンライン服薬指導サービス「SOKUYAKU」とエアロネクストの「SkyHub」を連携させることで、オンライン診療・オンライン服薬指導・医薬品配送までをシームレスにつなぐ新たな地域医療提供モデルの社会実装を推進する。 ■TISI <3626> 3,665円 (+175円、+5.0%) TISI <3626> [東証P]が続急伸。27日、会員証一体型決済機能を搭載した顧客行動可視化サービス「キャクシル」が、Jクラブ「ファジアーノ岡山」を運営するファジアーノ岡山スポーツクラブ(岡山市東区)が提供する公式アプリの決済機能に採用されたと発表しており、好材料視された。「キャクシル」は、SDK(ソフトウェア開発キット)を既存のスマホアプリに埋め込むだけで顧客購買情報(だれが・いつ・どこで・買ったか)を取得できるサービス。近年、スポーツクラブには試合運営に加え、地域経済の活性化や顧客体験(UX)向上への貢献期待が高まっており、今回の採用により、「キャクシル」がファジアーノ岡山の独自ペイ「ファジアーノペイ」を通じ、UXの向上や街づくりに向けた企画・施策の推進に活用されることになるという。なお、「キャクシル」がJクラブの独自ペイに採用されるのは今回が初となる。 ■GMO-PG <3769> 9,838円 (+457円、+4.9%) GMOペイメントゲートウェイ <3769> [東証P]が4日ぶり大幅反発。同社は24日取引終了後、アマゾンジャパンが運営する法人向け購買サービス「Amazonビジネス」に、新決済手段「請求書の口座振替払い」を提供すると発表。これが買い手掛かりとなったようだ。同社は、口座振替の決済処理及び売上精算、口座振替申請に係る書類受付・入力・事務処理の機能を一体で提供。決済処理と申請業務をあわせて担うことで、申請受付から引き落とし・精算までの業務フローを一貫した品質基準のもとで運用するとしている。 ■四国電 <9507> 1,613円 (+65円、+4.2%) 四国電力 <9507> [東証P]が大幅続伸。SMBC日興証券は24日、目標株価を1930円から1940円に引き上げた。投資評価は3段階で最上位の「1」を継続した。業績面では伊方原発3号機の稼働増や他社販売の増加などから相対的に堅調な見通し。27年3月期の連結経常利益は570億円(会社計画400億円)を予想。今期配当は前期比5円増の55円の計画だが、同証券では60円と更なる増配を見込んでいる。 ■内田洋 <8057> 2,164円 (+84円、+4.0%) 内田洋行 <8057> [東証P]が大幅続伸。同社は27日、Siba Service(神戸市中央区)及びクマヒラ(東京都中央区)と協業し、スマホ学生証とセキュリティーゲートを連携した入退室管理ソリューションを全国の大学に向けて本格展開すると発表。これが買い手掛かりとなったようだ。Siba Serviceが開発し、内田洋が導入企画・運用支援を行っている学生向け統合ポータルサービス「Knowledge Portal」と、クマヒラの入退室管理システム「GG-2」によって制御されるセキュリティーゲート・電気錠を連携。これにより、学生・教職員は日常的に利用するスマートフォンを学生証・職員証として活用し、校舎や研究室、図書館などの施設へ、セキュリティーゲートなどを通じて安全かつスムーズに入退室できる環境が実現できるという。 ■アミューズ <4301> 1,967円 (+74円、+3.9%) アミューズ <4301> [東証P]が大幅続伸。前週末24日の取引終了後に、自社株93万5000株(消却前発行済み株数の5.02%)を7月31日付で消却すると発表したことが好材料視された。なお、消却後の発行済み株数は1768万8520株となる。また、27日にはグローバルファンダムプラットフォーム「b.stage」を運営する韓国企業ビーマイフレンズ社へ出資したと発表しており、これも好材料視された。出資を通じて、ビーマイフレンズの持つ高いファンテック技術やプラットフォーム運営のノウハウに対する理解を深めるとともに、所属アーティスト及びクリエイターの海外進出や海外アーティストの日本進出のサポート、更にグローバルにおける新規IPの発掘などでも協業するとしている。 ■ほくほくFG <8377> 8,005円 (+291円、+3.8%) ほくほくフィナンシャルグループ <8377> [東証P]が大幅高で5日続伸。同社は前週末24日の取引終了後、9月30日を基準日として10月1日付で1株を10株に分割すると発表。株価の支援材料となったようだ。株式の流動性向上と投資家層の拡大を図る。株主優待制度に関して保有株式数の見直しも行い、変更後は保有株式2500株以上1万株未満の株主を対象に専用カタログ商品5000円相当(分割前の株式数で250株以上1000株未満)、1万株以上の株主を対象に専用カタログ商品1万円相当(同1000株以上)を贈呈する形とする。従来は分割前の株式数で500株以上2000株未満の株主に専用カタログ商品5000円相当、2000株以上の株主に専用カタログ商品1万円相当としており、優待取得条件を実質的に緩和する。継続して1年以上を保有する株主が対象となる。 ■ニチアス <5393> 3,485円 (+119円、+3.5%) ニチアス <5393> [東証P]が大幅反発。SBI証券が24日付で投資判断「買い」、目標株価4460円で新規にカバレッジを開始した。証券会社によると、同社を攻めも守りもできるクオリティ銘柄と評価。半導体製造装置向け部材の成長継続や堅牢な収益基盤、株主還元の加速をポイントとして挙げた。これが買い材料視された。 ■藤田観 <9722> 1,991円 (+62円、+3.2%) 藤田観光 <9722> [東証P]が大幅反発。27日、香港に拠点を置き、インベストメント・マネジメント業務を営むオールド・ピーク・グループと共同保有者による株式保有割合が7.18%から8.24%に上昇したことが明らかとなり、思惑視した買いが入った。関東財務局に提出された変更報告書によると、報告義務発生日は7月17日。保有目的は「長期投資並びに株主価値の向上及び保全のため重要提案行為等を行うことがある」としている。 ■ガリレイ <6420> 3,370円 (+95円、+2.9%) ガリレイホールディングス <6420> [東証P]が3日ぶり反発。前週末24日の取引終了後に、インドで冷凍冷蔵プレハブや冷凍冷蔵機器の製造販売を行うアイス・メイク・リフリジェレーション社と業務用冷凍冷蔵庫の製造販売を行う合弁会社を設立すると発表しており、好材料視された。ガリレイは1997年に香港に海外法人を設立して以降、東南アジアを中心に11カ国14拠点で日系企業の海外進出サポートや、現地顧客への製品販売を行ってきたが、インド市場でのシェア獲得とブランドの浸透を図るために新たにグジャラート州に合弁会社を設立する。新会社は同社が60%、アイス・メイク社が40%を出資し9月に設立する予定。なお、同件による業績への影響は軽微としている。 ■三洋貿易 <3176> 863円 (+21円、+2.5%) 三洋貿易 <3176> [東証P]が反発。27日、子会社コスモス商事が鹿島 <1812> [東証P]と、28年6月に秋田県沖で運転開始予定の男鹿・潟上・秋田洋上風力発電所の基礎工事で使用する機器類の販売及びレンタル契約を締結したと発表しており、業績への貢献が期待されている。男鹿・潟上・秋田洋上風力発電所は、日本初の大型商用案件として28年6月の運転開始を目指し、27年に施工が行われる見込み。洋上風力発電所の基礎工事に当たっては大型かつ特殊な専門機材が必要となることから、コスモス商事は基礎工事実施の際には不可欠となる欧州の複数の専門企業の基礎工事機材を提供する。 ■ナガワ <9663> 5,220円 (+110円、+2.2%) ナガワ <9663> [東証P]が反発。27日午後1時ごろに発表した第1四半期(4-6月)単独決算が、売上高85億7600万円(前年同期比7.1%増)、営業利益9億8200万円(同31.9%増)、純利益9億1800万円(同23.6%増)と大幅増益となったことが好感された。引き続き展示場の新規出店の加速によるモジュール建築需要の掘り起こしと販路拡大、レンタル資産への積極的な投資を継続したことで、ユニットハウス事業、モジュール・システム建築事業が順調に拡大。また、モジュール・システム建築事業で工事の常時原価低減の効果が完工時に表れたことも寄与した。なお、27年3月期通期業績予想は、売上高380億円(前期比7.4%増)、営業利益45億円(同2.7%増)、純利益33億円(同25.6%減)の従来見通しを据え置いた。 ■日ガス <8174> 2,924.5円 (+61円、+2.1%) 日本瓦斯 <8174> [東証P]が3日続伸。岡三証券は24日、同社株のレーティングを3段階で最上位の「強気」で新規カバレッジを開始した。目標株価は3550円とした。「LPガス再編の主役となろう」と指摘している。LPガス業界は需要が減少傾向にもかかわらず、小売事業者数の多さなどから業界集約が今後、更に進展することが見込まれる。そのなかで同社は業界集約を主導できる立ち位置にあるとみており、M&Aなどを通じた「非連続な成長」も期待している。27年3月期の連結営業利益は前期比2%減の209億円(会社計画200億円)を予想。株主還元は1株当たり配当110円(前期比7円増)、自社株買いは30億円を見込んでいる。 ■ニチレイ <2871> 2,195.5円 (+45.5円、+2.1%) ニチレイ <2871> [東証P]が3日続伸。前週末24日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、香港を拠点とする投資ファンドのオアシス・マネジメント社による株式保有割合が5.01%から6.07%に上昇したことが判明しており、これを受けて思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は「株主価値を守るため、重要提案行為を行うことがある」としており、報告義務発生日は7月16日となっている。 ■川崎汽 <9107> 2,850円 (+44円、+1.6%) 川崎汽船 <9107> [東証P]が6日続伸。前週末24日の取引終了後に27年3月期の連結業績予想について、売上高を1兆200億円から1兆700億円(前期比5.1%増)へ、営業利益を830億円から850億円(同1.0%増)へ、純利益を950億円から1350億円(同1.5%増)へ上方修正し、減益予想から一転して増益予想としたことが好感された。主にドライバルク事業で市況が堅調に推移し、想定を上回る見込みであることが要因。また、持ち分法適用関連会社オーシャン・ネットワーク・エクスプレスが運営するコンテナ船事業で貨物需要及び市況が予想を上回ったことも寄与する。 ※27日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。 株探ニュース