話題株ピックアップ【夕刊】(2):ほくほくFG、ニチアス、藤田観
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■ほくほくFG <8377> 8,005円 +291 円 (+3.8%) 本日終値 ほくほくフィナンシャルグループ<8377>が5日続伸し、年初来高値を更新。同社は前週末24日の取引終了後、9月30日を基準日として10月1日付で1株を10株に分割すると発表。株価の支援材料となったようだ。株式の流動性向上と投資家層の拡大を図る。株主優待制度に関して保有株式数の見直しも行い、変更後は保有株式2500株以上1万株未満の株主を対象に専用カタログ商品5000円相当(分割前の株式数で250株以上1000株未満)、1万株以上の株主を対象に専用カタログ商品1万円相当(同1000株以上)を贈呈する形とする。従来は分割前の株式数で500株以上2000株未満の株主に専用カタログ商品5000円相当、2000株以上の株主に専用カタログ商品1万円相当としており、優待取得条件を実質的に緩和する。継続して1年以上を保有する株主が対象となる。 ■ニチアス <5393> 3,485円 +119 円 (+3.5%) 本日終値 ニチアス<5393>は反発。SBI証券が24日付で投資判断「買い」、目標株価4460円で新規にカバレッジを開始した。証券会社によると、同社を攻めも守りもできるクオリティ銘柄と評価。半導体製造装置向け部材の成長継続や堅牢な収益基盤、株主還元の加速をポイントとして挙げた。これが買い材料視された。 ■藤田観光 <9722> 1,991円 +62 円 (+3.2%) 本日終値 藤田観光<9722>は反発。この日、香港に拠点を置き、インベストメント・マネジメント業務を営むオールド・ピーク・グループと共同保有者による株式保有割合が7.18%から8.24%に上昇したことが明らかとなり、思惑視した買いが入った。関東財務局に提出された変更報告書によると、報告義務発生日は7月17日。保有目的は「長期投資並びに株主価値の向上及び保全のため重要提案行為等を行うことがある」としている。 ■ガリレイ <6420> 3,370円 +95 円 (+2.9%) 本日終値 ガリレイホールディングス<6420>が反発。前週末24日の取引終了後に、インドで冷凍冷蔵プレハブや冷凍冷蔵機器の製造販売を行うアイス・メイク・リフリジェレーション社と業務用冷凍冷蔵庫の製造販売を行う合弁会社を設立すると発表しており、好材料視された。ガリレイは1997年に香港に海外法人を設立して以降、東南アジアを中心に11カ国14拠点で日系企業の海外進出サポートや、現地顧客への製品販売を行ってきたが、インド市場でのシェア獲得とブランドの浸透を図るために新たにグジャラート州に合弁会社を設立する。新会社は同社が60%、アイス・メイク社が40%を出資し9月に設立する予定。なお、同件による業績への影響は軽微としている。 ■三洋貿易 <3176> 863円 +21 円 (+2.5%) 本日終値 三洋貿易<3176>は反発。この日、子会社コスモス商事が鹿島<1812>と、28年6月に秋田県沖で運転開始予定の男鹿・潟上・秋田洋上風力発電所の基礎工事で使用する機器類の販売及びレンタル契約を締結したと発表しており、業績への貢献が期待されている。男鹿・潟上・秋田洋上風力発電所は、日本初の大型商用案件として28年6月の運転開始を目指し、27年に施工が行われる見込み。洋上風力発電所の基礎工事に当たっては大型かつ特殊な専門機材が必要となることから、コスモス商事は基礎工事実施の際には不可欠となる欧州の複数の専門企業の基礎工事機材を提供する。 ■ナガワ <9663> 5,220円 +110 円 (+2.2%) 本日終値 ナガワ<9663>が高い。午後1時ごろに発表した第1四半期(4~6月)単独決算が、売上高85億7600万円(前年同期比7.1%増)、営業利益9億8200万円(同31.9%増)、純利益9億1800万円(同23.6%増)と大幅増益となったことが好感された。引き続き展示場の新規出店の加速によるモジュール建築需要の掘り起こしと販路拡大、レンタル資産への積極的な投資を継続したことで、ユニットハウス事業、モジュール・システム建築事業が順調に拡大。また、モジュール・システム建築事業で工事の常時原価低減の効果が完工時に表れたことも寄与した。なお、27年3月期通期業績予想は、売上高380億円(前期比7.4%増)、営業利益45億円(同2.7%増)、純利益33億円(同25.6%減)の従来見通しを据え置いている。 ■日本瓦斯 <8174> 2,924.5円 +61 円 (+2.1%) 本日終値 日本瓦斯<8174>が3日続伸。岡三証券は24日、同社株のレーティングを3段階で最上位の「強気」で新規カバレッジを開始した。目標株価は3550円とした。「LPガス再編の主役となろう」と指摘している。LPガス業界は需要が減少傾向にもかかわらず、小売事業者数の多さなどから業界集約が今後、更に進展することが見込まれる。そのなかで同社は業界集約を主導できる立ち位置にあるとみており、M&Aなどを通じた「非連続な成長」も期待している。27年3月期の連結営業利益は前期比2%減の209億円(会社計画200億円)を予想。株主還元は1株当たり配当110円(前期比7円増)、自社株買いは30億円を見込んでいる。 ■ニチレイ <2871> 2,195.5円 +45.5 円 (+2.1%) 本日終値 ニチレイ<2871>が3日続伸。前週末24日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、香港を拠点とする投資ファンドのオアシス・マネジメント社による株式保有割合が5.01%から6.07%に上昇したことが判明しており、これを受けて思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は「株主価値を守るため、重要提案行為を行うことがある」としており、報告義務発生日は7月16日となっている。 ■川崎汽船 <9107> 2,850円 +44 円 (+1.6%) 本日終値 川崎汽船<9107>が6日続伸。前週末24日の取引終了後に27年3月期の連結業績予想について、売上高を1兆200億円から1兆700億円(前期比5.1%増)へ、営業利益を830億円から850億円(同1.0%増)へ、純利益を950億円から1350億円(同1.5%増)へ上方修正し、減益予想から一転して増益予想としたことが好感された。主にドライバルク事業で市況が堅調に推移し、想定を上回る見込みであることが要因。また、持ち分法適用関連会社オーシャン・ネットワーク・エクスプレスが運営するコンテナ船事業で貨物需要及び市況が予想を上回ったことも寄与する。 ■綜研化学 <4972> 3,095円 -700 円 (-18.5%) ストップ安 本日終値 綜研化学<4972>はストップ安。前週末24日の取引終了後、綜研化学株式の大量取得行為などに関する対応方針を導入すると発表した。対抗措置として新株予約権の無償割り当てを実施する可能性がある内容となっており、1株利益の潜在的な希薄化リスクを意識した売りが出た。アクティビストとして知られるアクシウム・キャピタルによる綜研化学株式の大量取得行為を踏まえ導入を決めたという。7月21日に関東財務局へ提出された変更報告書によると、アクシウム・キャピタルの株式保有割合は7月13日時点で22.60%に上った。 株探ニュース