明日の為替相場見通し=介入を警戒しながらの神経質な展開
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今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、1986年12月以来の高値をつけたことで日本の通貨当局による介入を警戒しながらの神経質な展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=162円40銭~163円50銭。 米軍は21日、イランに対する攻撃を11日連続で実施し、この日の作戦を完了したと発表。中東情勢を巡る緊張の高まりで原油の供給が停滞した状況が続くとの見方が広がるなか、原油高を通じた米インフレ懸念や日本の貿易収支の悪化を警戒したドル買い・円売りが出やすくなっている。 ただ、ドル円相場はいつ円買い介入が入っても不思議ではない水準に位置しており、積極的には上値を追いにくい。22日には片山さつき財務相が「必要があればいつでも適切に断固たる対応をとる」と述べており、市場では通貨当局者による更に強い口調での円安けん制発言があるかどうかが注目されている。 なお、22日夕にブルームバーグ通信が「日銀は利上げペースを半年に1回程度の市場見通しよりも加速させることに柔軟な姿勢だ」と伝えた。報道によると、足もとの円安進行の影響を含めて物価が想定から上振れていくリスクに警戒感を強めているという。 出所:MINKABU PRESS