前日に「買われた株!」総ザライ (2) ―本日につながる期待株は?―
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■太平洋セメ <5233> 4,092円 (+171円、+4.4%) 太平洋セメント <5233> [東証P]が3日ぶり大幅反発。21日午後2時30分ごろ、27年3月期第2四半期(7-9月)に東京都中央区の土地を売却し、固定資産売却益約187億円を計上する見通しになったと発表した。同時に27年3月期の最終利益予想を前回予想の480億円から630億円(前期比2.5倍)に引き上げており、これが株価の支援材料となった。今回の固定資産売却により、経営資源の再分配及び持続的な成長に向けた投資資金の確保を図る。 ■テスHD <5074> 776円 (+30円、+4.0%) テスホールディングス <5074> [東証P]が3日ぶり大幅反発。前営業日17日の取引終了後、子会社が系統用蓄電所の設計・調達・施工(EPC)について、小諸蓄電所から約60億円の大口受注を獲得したと発表しており、材料視した買いが集まった。納期は2028年3月の予定。今回の件による収益は27年6月期から28年6月期にかけて計上する。 ■富士電機 <6504> 12,575円 (+465円、+3.8%) 富士電機 <6504> [東証P]が3日ぶり大幅反発。SMBC日興証券は17日、同社株の目標株価を1万3700円から1万5300円に引き上げた。投資評価は3段階で最上位の「1」を継続した。エネルギー事業の拡大余地に改めて注目している。アジアを中心としたデータセンター関連製品の拡販や国内の長期脱炭素電源オークションなど 脱炭素関連案件や再エネ関連事業が中長期的に同社業績を力強く牽引すると予想。同証券では27年3月期の連結営業利益予想を1387億円から1475億円(会社計画1425億円)に見直している。 ■エクサWiz <4259> 812円 (+29円、+3.7%) エクサウィザーズ <4259> [東証G]が4日ぶり大幅反発。同社は21日、AI対話型ロールプレイングサービス「exaBase ロープレ(エクサベース ロープレ)」が、りそなホールディングス <8308> [東証P]傘下のりそな銀行に導入されたと発表。これが株価を刺激したようだ。同社は今後もAI技術を活用した 人材育成ソリューションを通じて、金融業界をはじめとする多様な産業における顧客本位のサービス提供と人材育成の高度化を支援するとしている。 ■長府製 <5946> 2,062円 (+67円、+3.4%) 長府製作所 <5946> [東証P]が大幅高で4日続伸。前週末17日の取引終了後、Be Brave(東京都港区)が長府製の株式について、新たに5%を超えて保有していることが明らかとなり、思惑視されたようだ。同日に提出された大量保有報告書によると、Be Braveの保有割合は5.58%。報告義務発生日は10日。純投資として長期的に保有することを基本方針としつつ、「株主価値・企業価値の向上に向けた重要提案行為などを行う可能性がある」との姿勢を示している。 ■フリュー <6238> 1,379円 (+39円、+2.9%) フリュー <6238> [東証P]が3日ぶり反発。前週末17日の取引終了後、6月度の月次概況(速報)を発表した。売上高は前年同月比28.6%増と大幅な増収となっており、好感されたようだ。国内のクレーンゲーム景品が好調に推移した。 ■スクリン <7735> 16,980円 (+470円、+2.9%) SCREENホールディングス <7735> [東証P]が3日ぶり反発。大和証券は17日、同社株の目標株価を6000円から2万2000円に引き上げた。レーティングは5段階で2番目の「2(アウトパフォーム)」を継続した。株価には依然割安感があるとみている。同証券では27年3月期連結業績の売上高は7554億円(会社計画7250億円)、営業利益は1650億円(同1500億円)と予想した。中国向けとDRAM向けを増額。新規顧客獲得の背景として、中国もAI開発を進めHBMなど高性能メモリーの製造を目指すなかで、一部工程では同社の枚葉式洗浄装置が必要とみている。 ■SRAHD <3817> 4,640円 (+120円、+2.7%) SRAホールディングス <3817> [東証P]が反発。前週末17日取引終了後、取得上限96万株(自己株式を除く発行済み株式総数の6.29%)、または43億円とする自社株買いの実施を発表した。期間は7月21日~来年3月31日。これが好感されたようだ。なお、このうち30万株を21日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で取得した。 ■三井不 <8801> 1,574.5円 (+37.5円、+2.4%) 三井不動産 <8801> [東証P]が3日ぶり反発。同社は21日、グローバル・ブレイン(東京都渋谷区)が運営するコーポレートベンチャーキャピタルファンドを通じ、自動運転トラックによる幹線輸送サービス事業を展開するT2(同千代田区)への出資を実施したと発表。これを手掛かりとした買いが入った。T2が2027年度以降の開始を目指すレベル4自動運転トラックによる幹線輸送などに関する知見と、三井不が蓄積した物流施設開発・運営の知見を掛け合わせ、高速道路のインターチェンジ近接地に立地する物流施設における自動運転トラックの対応の可能性について検討を深めていく。 ■岩井コスモ <8707> 4,305円 (+100円、+2.4%) 岩井コスモホールディングス <8707> [東証P]が3日ぶり反発。前週末17日取引終了後、第1四半期(4-6月)連結決算の速報値を発表。売上高にあたる営業収益は94億9600万円(前年同期67億5800万円)、純利益は33億9800万円(同21億8500万円)とした。米国株式収益の増加が寄与した。これが好感された。なお、正式発表日は24日を予定している。 ■UNEXT <9418> 1,718円 (+40円、+2.4%) U-NEXT HOLDINGS <9418> [東証P]が3日ぶり反発。SBI証券が17日付で投資判断を「中立」から「買い」へ、目標株価を1830円から1970円へ引き上げており、これが材料視された。証券会社によると、株価は足もとのJEPX価格高騰によるエネルギー事業の利益悪化を織り込んでいると推定される一方、エネルギー以外の既存事業は堅調に推移していると評価。特にコンテンツ配信が利益率改善局面に入りつつあるとみている。 ■エクセディ <7278> 5,960円 (+100円、+1.7%) エクセディ <7278> [東証P]が3日ぶり反発。前週末17日取引終了後、モリタホールディングス <6455> [東証P]が推進する総務省消防庁「令和8年度消防防災科学技術研究推進制度」における研究開発に研究協力者として参画すると発表した。消火用ドローンの開発を行うという。これが手掛かりとなった。 ■多木化 <4025> 4,915円 (+60円、+1.2%) 多木化学 <4025> [東証P]が3日ぶり反発。同社は21日午後1時30分ごろ、環境配慮型製品「超高塩基度ポリ塩化アルミニウム」の製造設備を増強すると発表。投資額は約30億円で、28年7月の完成を予定。今回の投資は単なる生産能力の増強にとどまらず、拡大する需要を着実に取り込み、市場シェアを更に高めるための戦略的な成長投資だとしている。 ■インテージH <4326> 1,907円 (+18円、+1.0%) インテージホールディングス <4326> [東証P]が続伸。前週末17日の取引終了後、英ロンドンに拠点を置くニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドが関東財務局に提出した大量保有報告書において、同ファンドとその共同保有者によるインテージH株の保有割合が新たに5.00%に上ったことが明らかとなり、思惑視した買いを誘ったようだ。報告義務発生日は10日。保有目的の項目では「投資及び経営陣に対する経営の助言並びに状況に応じて重要提案行為などを行うこと」と記載している。 ※21日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。 株探ニュース