話題株ピックアップ【夕刊】(1):テラドローン、イビデン、富山第一銀
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■令和AH <296A> 901円 +150 円 (+20.0%) ストップ高 本日終値 令和アカウンティング・ホールディングス<296A>は後場急騰。きょう午前11時30分ごろ、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表した。売上高が15億2300万円(前年同期比17.3%増)、営業利益が5億5100万円(同51.2%増)となっており、業況を好感した買いが集まった。主力のコンサルティング事業でAIなどの活用を含む生産性向上の取り組みを継続的に進めた結果、案件の消化スピードが上昇した。なお、通期計画は据え置いた。業績は期初計画を上回っているものの、4~6月における案件の消化スピード向上などの効果は年度を通じて波及するとみており、波及効果が明確になった時点で確度が高い数字を開示するという。そのほか、東京大学発のAIスタートアップ企業ZetaX(東京都渋谷区)と21日付で業務提携すると発表。ZetaXが有するAIに関する知見について提案・企画・教育などのアドバイスを受けるとともに、AIを活用したアプリケーションの開発などにおいて協業する。 ■Terra Drone <278A> 15,370円 +1,600 円 (+11.6%) 本日終値 Terra Drone<278A>が続急騰。持ち前の材料株としての特性を発揮し、全体地合いに関係なく我が道を行く展開に。3連休前の前週末17日は日経平均株価が2700円弱の急落に見舞われ、東証グロース市場もグロース250指数が3.4%安と大きく売り込まれたが、同社株はその間隙を駆け上がり13.6%高と目を見張るパフォーマンスを演じた。きょうも短期資金の攻勢が止まらない状況にある。前週末17日取引終了後、「防衛装備品市場への本格参入」に関する発表会を今月27日に開催することを発表、これが材料視される形で物色人気を後押しした。ドローンの開発や規制において日本は米中や韓国などと比べ大きく出遅れている感は否めないが、精密加工や素材、センサーなどドローンに関連する技術面に関しては世界的にも屈指の実力を有する。防衛利用に関して、これまで極めて慎重な姿勢を維持してきたが、今後デュアルユース(軍民両用)分野で日本が頭角を現す公算は大きいとみられている。テラドローンはその急先鋒としてマーケットでも注目度が高まっている。 ■イビデン <4062> 17,415円 +1,730 円 (+11.0%) 本日終値 東証プライム 上昇率4位 イビデン<4062>が3日ぶりに急反発。SMBC日興証券が前週末17日付でイビデンの投資評価を最上位となる「1」(従来は3段階で真ん中の「2」)に引き上げた。目標株価は6300円から2万1500円に増額修正している。次世代パッケージング技術「EMIB-T」の量産化を前提とすれば、生産可能な企業は一段と限定的になると想定。技術優位性への評価がより高まってしかるべきと判断した。同証券はイビデンの28年3月期営業利益予想を従来の1110億円から1800億円に見直した。 ■富山第一銀行 <7184> 2,897円 +212 円 (+7.9%) 本日終値 富山第一銀行<7184>や宮崎銀行<8393>、百十四銀行<8386>が切り返し急。地銀株の一角が大幅高となっている。前週末17日の東京市場で全体相場は急落し、金融株に対しても売り圧力が強まった。もっとも日銀の利上げ観測がくすぶるなかで国内金利の先高観は崩れておらず、金利上昇メリットの地銀株に関しては3連休明けの東京株式市場において全体相場が下げ止まったことを支えに、PBR(株価純資産倍率)が1倍を下回る銘柄を中心に自律反発狙いの買いが優勢となっている。東邦銀行<8346>や山梨中央銀行<8360>、佐賀銀行<8395>も高い。 ■アドバンテスト <6857> 29,630円 +2,125 円 (+7.7%) 本日終値 アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>、SCREENホールディングス<7735>など半導体製造装置大手は強弱入り乱れる展開。前日の米国株市場では半導体関連株にショートカバーの動きが表面化し、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が小幅ながら4日ぶりに反発、目先下げ止まる動きをみせた。東京市場でも半導体セクターは空売りなど戦略的なショートポジションの積み増しもあって下げが助長された面があるが、目先はそのアンワインド(巻き戻し)が生じている。もっとも上値では戻り売り圧力も拭えない。「買い方も腰が引けた状態で、ショートカバーが一巡すると実需の買いは続きにくい」(中堅証券ストラテジスト)という。 ■三井海洋開発 <6269> 10,180円 +688 円 (+7.3%) 本日終値 三井海洋開発<6269>や東洋エンジニアリング<6330>が後場終盤に急騰。テレビ朝日がこの日、「今年2月に南鳥島沖の海底から回収された泥から、希少なレアアースが確認されたことが分かった」と報じた。近く分析結果が公表される見通しという。これを手掛かりとして、レアアース開発に関連する銘柄として物色人気化したようだ。レアアース関連銘柄では岡本硝子<7746>が一時13%高となった。 ■東洋エンジニアリング <6330> 1,870円 +119 円 (+6.8%) 本日終値 東洋エンジニアリング<6330>が4営業日ぶりに反発。同社はきょう、子会社のToyo Engineering Koreaが、トクヤマ<4043>とロッテケミカル(韓国)の合弁会社である韓徳化学からテトラメチルアンモニウムヒドロキシド(TMAH)の製造プラント建設プロジェクトを受注したと発表。これが買い手掛かりとなったようだ。完工予定は2027年度で、Toyo-Koreaは一部調達、建設工事、および運転支援を担当。TMAHは半導体製造工程で使用されるフォトレジスト用現像液で、先端半導体の需要拡大を背景に一層の需要増加が見込まれている。 ■MTG <7806> 7,910円 +450 円 (+6.0%) 本日終値 MTG<7806>が後場一段高。同社はきょう、美容ブランド「ReFa(リファ)」のヘアケアカテゴリーから8月に新商品を発売すると発表。このほか、7月22日に「ReFa HEART DRYER Aira(リファハート ドライヤー アイラ)」を発売することなども明らかにしており、期待感が高まる形となったようだ。 ■水戸証券 <8622> 753円 +40 円 (+5.6%) 本日終値 水戸証券<8622>が後場一段高。同社は21日午前11時30分、27年3月期第1四半期(4~6月)の決算速報値を発表した。純利益は前年同期比4.5倍の15億800万円と大幅な最終増益となり、好感された。営業収益は同71.3%増の56億8600万円だった。株式関連収益及び投資信託の代行手数料、ファンドラップ報酬が大幅に増加した。 ■精工技研 <6834> 19,990円 +1,060 円 (+5.6%) 本日終値 精工技研<6834>は底堅い。前営業日17日の取引終了後、8月31日を基準日として1株を5株に株式分割すると発表しており、これを好感した買いが下値に入ったようだ。投資単位当たりの金額を引き下げることで投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大を図る。年間配当予想は実質据え置きの中間・期末各12円の合計24円とする。同時に中国子会社の杭州精工技研が、現地企業と合弁会社を8月1日に設立すると開示した。精工技研子会社による出資比率は25%となる。今回の合弁会社設立により、高性能光アイソレーターの量産体制を構築し、生成AIの普及に伴い急増する800G/1.6T光トランシーバーやAIデータセンター向け光モジュールなどの需要に対応する。 株探ニュース