「半導体」が2位、「SOX指数」弱気相場入りで錯綜する思惑<注目テーマ>

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 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「半導体」が2位にランクインしている。

 日経平均株価は、きょうは3営業日ぶりに反発。前週後半に大荒れの展開となり、2営業日合計で4600円あまりの暴落に見舞われた。日経平均寄与度の高い半導体関連の値がさ株の下げが全体を押し下げる形となった。きょうは、その半導体セクターの一角が買い戻されたことで、日経平均も下げ止まる状況となっている。ただし、値動きは不安定で予断を許さない。

 AI・半導体関連株人気は、その圧倒的な成長期待を背景にこれまで鉄壁の物色テーマと思われたが、前週を境に風景は一変した。有無を言わさぬ売りの洗礼を浴び、高値から半値以下に叩かれたキオクシアホールディングス<285A.T>をはじめ、アドバンテスト<6857.T>など「勝ち組」の代表格に挙げられていた半導体製造装置・後工程のトップシェア企業も大きく値を下げる状況を余儀なくされた。

 日経平均は韓国KOSPIとの株価連動性の高さが指摘されているが、このKOSPIの時価総額の過半をSKハイニックス<SKHY>とサムスン電子で占有しているため、この両銘柄の値動きが東京市場を振り回す構図ともなっている。また、米国株市場では半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が、前週末17日に3日続落し最高値からの下落率が2割を超え、弱気相場入りを示唆していた。いわば八方塞(ふさ)がりの状態にあったが、週明けになると、行き過ぎて売られた反動もあってSOX指数は小幅ながら反発し下げ止まる動きをみせた。これまでの弱気一辺倒の流れにとりあえず歯止めがかかった。

 これを受けて、3連休明けの東京市場でも半導体関連に買い戻しの動きが観測される。当面は戻り売りとの戦いで上値は重そうだが、きょうは朝方に売り買いを交錯させた後、次第に買い優勢に傾いている。後場もこの流れが継続できるかどうかが注目される。差し当たって、22日のアルファベット<GOOGL>の決算発表で開示される設備投資計画や、その翌日23日に開示されるインテル<INTC>の決算内容にマーケットの耳目が集まることになりそうだ。

 関連銘柄ではキオクシアはもちろんのこと、アドテストや東京エレクトロン<8035.T>、ディスコ<6146.T>、レーザーテック<6920.T>など半導体製造装置の主力銘柄や、SUMCO<3436.T>、信越化学工業<4063.T>など半導体シリコンウエハー大手、フジクラ<5803.T>、古河電気工業<5801.T>など光ファイバー大手、加えてソフトバンクグループ<9984.T>などの値動きが注目される。

出所:MINKABU PRESS

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