外為サマリー:162円40銭前後で推移、ドル買い・円売り圧力根強い
投稿:
17日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=162円40銭前後と前日の午後5時時点に比べて30銭強のドル高・円安となっている。 16日に発表された前週分の米新規失業保険申請件数や、7月のフィラデルフィア連銀製造業景気指数で米経済の底堅さが示されたことからドルが買われやすかった。加えて、米中央軍が日本時間17日午前3時に「イランに対する新たな攻撃を開始した」と発表したことで有事のドル買いがみられたほか、米原油先物が高止まりしていることを背景に日本の貿易収支悪化が懸念され円が売られた面もあった。片山さつき財務相は午前の閣議後会見で、為替の円安に関して「必要とあればいつでも果断な措置を取る」と発言したものの相場の反応は限定的。一方、きょうは3連休前の実質ゴトー日(5のつく日と10のつく日)とあって、仲値(午前9時55分頃に決まる金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレート)に向けては国内輸入企業など実需筋のドル買い需要が意識された。ドル円相場は午前10時50分すぎに162円47銭をつけたあとは上げ一服となったが、中東情勢の先行き不透明感などからドル買い・円売り圧力は根強く、午後は162円40銭前後で堅調に推移した。 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1440ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0030ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=185円79銭前後と同10銭程度のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS